【併願戦略】宮城の私立中学校&宮教大附属中について考える
こんにちは。もねです。
現在進行形の中学受験母として、日々の奮闘を記録しつつ、情報の乏しい宮城県公立中高一貫校受検の記録が、後々どなたかのお役に立てばと思って書いていきます。
個人が特定されうる情報については、有料設定で限定公開にさせていただいていますが、ある程度記事数がたまったら、テーマ別のマガジン制に移行予定です。
ウルスラの2025年度入試ページがオープンしていました。
学校説明会・オープンキャンパスなど、早めに予定が分かるのは有難い…
https://st-ursula.ac.jp/lp-junior/
秀光中学校の入試要項や説明会日程も出ました。
1月7日(火)が入試日になるそうです。
例年より、公立中高一貫入試日程(11日)との間が長くなる日程ですね。
https://www.sendaiikuei.ed.jp/shukoh/admission/summary/
東北学院はまだ情報公開されてないようです。
今回は、宮城の私立中学についてまとめたり考えたりします。
宮城県の私立中学校
首都圏だと、「中学受験」とはすなわち「私立中学受験」のことを指す、というのが一般的ですが、宮城で最初から私立に照準を当てることはほとんどないと思われます。
そもそも中学受験をする人が少数派なわけですが、受験生の多くが目指す公立中高一貫校(二華または青陵)は、例年2~4倍の倍率で、宮城の中学受験は第一志望か、それ以外か、という世界なので、二華・青陵に不合格だった場合、地元の公立校に行くのか、私立に行くのか、という選択に迫られます。
そして、二華を目指したものの残念な結果に終わってしまったほとんどの子は、公立中学校に進んで、そこから公立のトップ高校を目指すというルートに切り替えます。
とはいえ、宮城県私立中学高等学校連合会のHPによると、宮城には19校の私立中学校があるようです。
https://www.miyagi-chukouren.com/post/
この中で、高校~大学との接続を考えた場合、公立中高一貫校の代替?補完?になるのは…どうだろう…
仙台育英系列でバカロレアコースがある秀光中学校、最近共学になった東北学院中学校、私立高校では偏差値的に最高位のコースを持つウルスラ、あたりでしょうか。
ちゃんとした各校の印象・分析は、学校説明会などに出てから改めて書きたいと思いますが、今の時点で分かっていることやイメージなどをばーっと書きます。
【秀光中学校】
高校のコース設定
秀光コース(バカロレア)
中学入学者のみ選択可→ 高校からの外部入学もできるようでした
特別進学コース(難関大学を目指す)
情報科学コース
外国語コース(女子のみ)
英進進学コース
フレックスコース
技能開発コース
高校からの指定校推薦枠 約250大学
中学入試では、適性検査型入試と教科型入試を行っている(後期入試を除く)
適性検査型入試は、公立中高一貫入試と同形式 倍率は1.08
教科型入試は、国語、算数、社会・理科 の倍率は1.14
【東北学院中学校】
2022年4月に男子校→共学となり、途端に倍率が跳ね上がった
前期1.38 後期1.67
カトリック
私服(制服なし)
高校のコース設定
中入者
特別選抜コース(6年間)
総合コース
高入者
特別進学コース
総合進学コース
指定校推薦あり(GMARCHを含み、同志社が強い)
TG総進コース
9割が東北学院大学に進学
中学入試では、2教科型と総合問題型の2種類を実施(後期入試を除く)
【ウルスラ】
中学入試の倍率非公開
保護者面接あり
カトリック
高校のコース設定
特別志学Type1
9時間授業・土曜授業あり、部活なしで国公立大学を目指す
特別志学Type2
尚志コース
Type2、尚志コースのみ指定校推薦あり(140大学以上)
私立中学選びにあたっては、高校がどうなっているかをよく知ることが肝だなぁと思います。
また、難関大学を目指すコースでは指定校使えないとか…かといって大学附属の中高に入ってしまうとそれ以上頑張らなくなってしまうんじゃないかとか…難しいですね。
私立中併願するか問題
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