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自分探しじゃなくて、「自分づくり」。その第一歩。
お詫び
ずっとvol.0で止まっている「台湾旅行記」。
私はどうもシリーズ化するとしんどくなってしまうようで、書かなきゃという使命感から逃れたくてずっと放棄しています。すみません。
年内には、書き終えたい。
(まだ書き終えていないのに次の台湾旅行を決めてしまった。)
新しい出会い
12月に入ってからの私の人生は空気感が変わった心地がする。
新しい人、居場所に出会って自分の価値観が広がっていくような経験をずっとしている。
そのうちの一つがとあるシェアハウスとその管理人、隼(はやぶさ)さんとの出会いだ。
シェアハウスは大学の近くにあるのだが最近私はそこに出入りしている。面白い人となんとも言えない心地よさが私に足を運ばせる理由になっている。
最近入ったサークルの友達がそこに住んでいて、住民以外にも家を開放する「住み開き」をしている日に行ったのが始まりだ。
(なんだそれ、という方はぜひ管理人のnoteを。)
このサークルとの出会いも私にとっては大きなものだったのでまた別の機会に書きたい。
その日はサークルの活動で終わったがなんともいえぬ空間の心地よさで絶対また来ようと決めた。
そう決めた次の日にはもうワインを飲んで深夜まで入り浸っていた。
少し話が逸れるが、高校のあたりから新しい空間に馴染むのがなかなか得意でない性質があると自覚していたが、これは性質の問題ではなさそうだと最近気づいた。
すぐに馴染める空間と時間が経ってから馴染める(愛着が湧く)空間がある。
この場所は前者だった。
どんな小さなことでも背中を押してくれる人がいる、その空間があることは私にとって大きな出会いだった。
「私」を受け入れてくれる人・場所
前提として私はずっと「自分で何かしたい」という気持ちがあった(このnoteを始めたのもその一部)。
「私ってこういう人です。」を表現したかったからだ。
ただそのやり方が分からず自分からすることはなかった。
何かプログラムに参加していてもなんともいえない無力感。脱却したくてまたチャレンジするけど結局誰かの作った枠組みの中でやるから同じことの繰り返しでさらになくなる自信。
一応動いてはいるけどなんかしっくりこない、がしばらく続いていた。
そんな状態でどうにか自分の殻を破りたくても踏み出せなかったのは、心の底から本当にやりたいと言えることじゃなかったからだ。
私は、社会問題に興味があって誰かを助けられるようなことをしたいとずっと語っていた。
でもこれって本当に私がやりたいことなのだろうか?
何かをする原動力にもなっているけどなんかしっくりこない。あまりにも綺麗すぎて。
多分、これまで言っていたのは外面を意識していた。
この道を変える、というわけではないけど
「なんかすごい人」になりたくてカッコつけていた部分があったと思う。
その結果、口だけの何もできない自分が完成。
「『周りと違う存在になりたい』とか言っておきながら全然変わらないじゃん。同じ大学生だよ。」
ある先輩からのこの言葉がずっとのしかかっていた。
でも、そういう「何者でもない」自分を受け入れてくれる場所があった。
自分づくりをする
私がモヤモヤしていたのは何者でもない「自分」は価値がないと思っていたからだ。
今もそう思っている節はある。
私にとって馴染める空間と馴染みにくい空間の違いって多分、何者でもないこの「私」を受け入れてくれる余地があるかないか。
「自分探しじゃなくて、自分づくりだよ」
この「私」を肯定してくれたような気持ちがした隼さんの言葉だ。
ずっと何者かになりたくてもがいていたけどそういう肩書きって後からついてくるもの。
心の底から湧いてくる興味・好奇心をもとに行動して生まれた結果が「その人らしさ」になるんだって気付いた。
だとすると、今の私ってちゃんと心からやりたいと思えたことできていない。
まだ全然「伊藤百音」という存在を作れていない。
じゃあこれからつくっていこうじゃないか。やってみたかったこと全部やろう。
私がこれからするのは「自分づくり」だ。
自分づくりの第一歩
こうして、吹っ切れた私はチャレンジを始める。
完全に勢いで決めたのだが「ワイン会」を開催してみることにした。
11月末に決めてわずかその2週間後くらいにやるという暴挙だったがやりたいな〜と思っているうちに「できそう」だと思えてきたのだ(こういうときの自分の行動力大好き)。
やっぱり本心でやりたいと思ったことって自分からつい手を動かしてしまうものだ。
タイトスケジュールにも関わらずどうにかやり切った私を褒めたい。
またこの振り返りは別の回で。
終わりに
本当はこの記事でワイン会の話をしたかったのにその経緯を説明しようとしたら違う終着点に辿り着いてしまった。
ただ、ものすごくいい発見だ。
言葉にするのってたまに怖くて逃げちゃう時もあるけどその時に感じた感情は丁寧に掘り起こして留めておきたいなと強く感じた。
またワイン会の話もしよう。
おかげでnoteもエンジンかかりそうです。
(長いしたまにいろんなところに飛んでいたかもしれませんが最後まで読んでくれたあなた、本当にありがとう。)