ばたばた どたばた 2024年と美奈との出会い
皆さま、めたるぐること山口 敦です。ばたばた どたばたしているうちに2024年もあと僅かになってしまいました。相変わらず不器用ながらも、ロー活を送っております。2023年の10件に対し、2024年は絞って8件の演奏会に参加させていただきました。「楽器をばたばやっていると、楽器が寄ってくるものだよ」、スーパーギタリストの福田進一先生に言われたことがありますが、まさに今年はその1年。8件の演奏会で4器の個性の違うローネ達との出会いがありました。尚、本年はロー活に必要な資金を稼ぐ、株屋の仕事がリオープニングもあり、劇列に忙しくなり、(某鉄鋼メーカーの某米国メーカーの買収案件など)、地球の回転が早まった感じでありました。
(1)アンサンブル・アメデオ 第40回定期演奏会
この演奏会では、WMGの先輩に自分のローネ(1922年の野口、通称野口君)を貸し、自分はWMGから1963年の渡辺を借りて出演。あほなOBが表面版に下手な文字でWMGと彫った楽器。甘い音色で、その昔はWMGで最も鳴る楽器でしたが、20年近く、学生が使用しない間に壊れてしまい、OB会有志によって、2022年に復活させた楽器です。弾き込んでほしい。絶対、戻るはず。もう一台は加藤隊長の白ヴィナでした。https://note.com/mone1213/n/na39e4444a4a0?sub_rt=share_pw
(2)2024年4月14日 OST第64回定期演奏会
ヴィナッチャ2台を保有する老舗オケに賛助出演。有名なライオンヘッドローネともう一台のヴィナ(通称メスライオン)。ライオンの世界でも餌とって、子育てがんばるのはメスライオンということで、この2台もメスライオンが演奏用、ライオンヘッドは「威嚇用または鑑賞用動物」として機能。加藤隊長がこの「難楽器」である獅子頭を演奏。小生がメスライオンでした。メスライオン、いい音してます。来年は団員のローネ奏者が獅子頭を弾きます。一人、関東にローネ弾きが増えています。
(3)コンコルディアの第52回定期演奏会 6月15日
本年、最難関の演奏。2年前は消化不良で不完全燃焼でしたが、1月から譜読みし、難解なリズムもおトイレ行くときやお風呂の中で歌って体に入れて。本番も心技体があわさった感じなのと、一緒に演奏したお二人がめちゃくちゃ上手いので、プレッシャーなかったです。石村先生の演奏素晴らしかったのですが、自分の中のベストは、「劫」でした。テンポ一定なのに、音の細かさで速度感出すなど素晴らしい作品。ローネも前面で出ていて、心底唄える。楽器はOSTの承諾をいただいてメスライオンヴィナで参戦。今年は自分の調子ここでピークアウトしてしまいます。加藤隊長白ヴィナと得能さんの野口の三台。
(4)浦和ギターマンドリンクラブの第44回定期演奏会 7月15日
徹底的に聴衆サービスに徹するオケで、本年もレイボックホールはほぼ満席。大編成なのにベースとローネがメンバーにいないため、賛助となる楽団です。打楽器、管楽器の大音響の中で、隙間に顔出せたかな。吹奏楽のための風之舞が面白かった。
楽器は野口君(ようやくMY楽器)。パートナーは平石さん(楽器は嶋田楽器)。エンドピンがCelloのもの。
(5)オルフェイスマンドリンアンサンブル31回定期演奏会 8月3日
自分が96年から(途中、中断16年)属している楽団。ここでも平石さんとのコンビで。和気あいあいと演奏しました。しかし、演奏会の前日に、日本の株価が大暴落してしまい、その対応で(自分が何かしても株価の下落は止まりませんが)、初のリハーサルの前半を遅刻しました(最後に、演奏できない曲を通してくれた(涙))。楽器はOSTの許可をもらってメスライオン。
(6)マンドリン・アンサンブル・モニカ第18回定期演奏会 8月11日
アメデオのメンバー主体で、誰も知らないクラシックの編曲物を演奏するマニア演奏団です。学生時代の同期の友人や低音パートが仲良しで、2年前から賛助で参加。ベース2台、ローネ1台(孤ロー)。いつも加藤隊長や平石さんに頼っているので、しっかりしなければ。セロ、ローネのソロがありましたが、固い音。まだまだです。野口君で出演。
(7)川越マンドリンクラブ第25回定期線総会 9月29日
川越で活動する小編成のオケ。毎週土曜日に「猛練習」しています。よく弾き込んでいるので、大ホールでも皆さまの音が響きます。特にマエストロS田さんは、最後まであきらめない。一日前練習もしごきにしごき、本番もまもなく開場という時間までリハ。それについていくメンバーもすごい。今回もお客様は大入りでした。一人当たりの集客力は自分参加のオケでトップです。加藤隊長のヴィナ、OSTの了解得てメスライオンで参戦。ローネの活躍はなかったですが、自分的にはこの演奏が今回の演奏会では一番良かった鴨
美奈との出会い
10月上旬、絃楽器のイグチの井口さんからメールと写真が!! 購入を希望していたヴィナッチャが流れてきたとのこと。ここで予約を入れないと千載一遇のチャンスを逃すと思いながらも、その時、自分は中東のバーレンにおり。イグチさんでは、ちょうど、古楽器フェアがスタート。帰国後、直行でお店に行き、速攻で購入を決定しました。音だしは、翌日のロマンツァの合宿で。加藤隊長の黒ヴィナや石村先生の楽器のタイプ。D線が深い音でなります。弾き込んでいけば、いい音色になりそう。ただ、A線が打ち込むとびちってしまうのと、ローネ棒がゆるくてポロポロ落ちるので、現在、「魔改造」中。今回のロマンツァで初乗りとなりましたが、どうも上手く乗りこなせない。2025年の課題はこの子を乗りこなすこと。月並みですが「美奈」と名付けました。当面、もんち君を入れて3台所有+OSTヴィナの4台と添い寝の毎日です。
(8)ロマンツァ マンドリーノ アンサンブル 第23回定期演奏会 11月3日
ふなっしーの里(主に船橋)で活動するオケ。昨年から賛助で参加しています。代表のO川さんのご自宅で収穫されるイチジクや柿ほしさに埼玉から2-3時間かけて稽古に行きました(嘘)。大曲揃いで身震い。美奈のローネ棒が抜けてしまうので、加藤隊長に養生テープとぷちぷちで落下音が出ないようにして参加。方向変えたりすると落ちるので、どきどきでしたが、無事に。二橋先生の「組曲」はリハはうまくいったのに、本番はかみ合わなくて、ピック音しか出ていなかったと思われ、本年で一番の出来の悪さ。でもタプカラーラとミケーリの海の組曲はうまくいったと思います。二人の指揮者が素晴らしかった。WMG後輩のOさんは、おそらく、自分の後輩の中で、最も素晴らしい指揮者だと思いました。これからも応援します。久保さんは誰もが認めるマエストロ。あと、ミケーリの海の組曲は、初体験。音源に某石川さんの演奏で音とりました。ローネ聞こえすぎ(笑)
(9)ローネベースサミット2024 11月23日
初参加。しかし、トラブル続き。前日のうちに天王寺入りのはずが、用事があり、名古屋で一泊。翌日は早朝からホテルで仕事して、11時の新幹線で新大阪行く予定が、新幹線は大幅に遅延。到着が開始時間の14時頃となってしまい、更に、帰りの新幹線のダイヤ乱れており、断腸の思いで、打ち上げ30分で東京に帰ることに。SNSで知り合った方々が多く、もっとお友達になりたかったのですが、新幹線の遅延に涙です。主催してくれた石川さんはじめスタッフの皆様に感謝です。また、機会があれば、行きますので、仲良くしてください。
アンコール 12月18日
石川さんとの出会いは2019年の6月。しかし、私は酔っぱらっていて何も覚えていなかった。そして、12月18日の飲み会。某鉄鋼メーカーの飲み会で意識不明のまま向かい、居酒屋の外まで迎えにきてくれたことは覚えているのですが、その後は全く記憶がない。。。。。。 ホテルではちゃんと洋服たたんで、歯磨きやシャワーをしていたみたいですが。。。。 翌日は午前中。無能力者でした。
来年は、もっと精進して、研鑽を積みたいです。最近、またカベにあたっている感じ。音楽の輪を広げていければと思います。また、WMGの現役学生にローネパートを復活させるなどの課題も。もっと多数のローネ弾きを。
来年の演奏会のうち50%を一緒に演奏する予定の加藤隊長や、石川さんに感謝です。皆さま、良いお年を