好きなホラーコンテンツを並べていく
ホラー好きは探究家だと思う。
ホラーマニアたちは、展開が予想できる怪談や、ワンパターンの心霊写真には退屈している。
ホラー好きは、常に新たな恐怖体験を求めているのだ!
真の恐怖は、これまでに見たことも聞いたこともないような衝撃的なものでなければならないと思っている。
自分の話をすると、社会人になってから、本格的なホラー作品に興味を持つようになった。
初めての社会人生活で、毎日同じルーチンな生活に疲れ、何か刺激を求めていた自分にとって、ホラーは救いの一つだったと思う。
自分の内に眠る恐怖心が刺激され、感情がリフレッシュされていく感覚にはまってしまったのだ。
今回は自分の好きなホラー作品を紹介したい。
ホラー映画
グレイヴ・エンカウンターズ
POVホラーの醍醐味をすべて詰め込んだ傑作であり、POVホラーを見たことがない人はぜひ見ていただきたい一品。
POVの代表作としてはブレアウィッチプロジェクトなどあるが、自分的にはこちらをおすすめしたい。
ジェーン・ドゥの解剖
解剖が進むにつれて、次々と発覚する恐怖の演出が恐ろしい。
派手なビックリ演出を抑え、淡々と進んでいく構成も見事。
私的には、「怖さ」の面で1位に躍り出る魅力的なホラー映画。
NOPE
この映画は、とても「奇妙」な映画だと思う。
序盤から展開される不気味なシーンの数々や、予想もしなかったストーリー展開など、今までにない体験が魅力的だ。
監督がコメディアンであることもあり、彼の作品には強い社会風刺や随所に笑える箇所がちりばめられているのが面白い。
彼の作品は、ホラー映画という枠にとどまらない力を持っていると思う。
私はゴースト
同じ時間を繰り返す、ループもののホラー映画。
全体的にとてもおしゃれな雰囲気が漂うが、終盤になると非常にエグい展開が待ち受けている。
穏やかな前半と怒涛の恐怖の後半とのギャップが魅力的な一品。
ミッドサマー
この映画は、人間が不快に感じるものをすべて詰め込み、爽やかに描き切った傑作だと思う。
こんなにも嫌なストーリーなのに、こんなにも爽快感を感じるのはなぜだろう・・・。
そもそも、これはホラー映画というジャンルに収めてしまっていいのだろううか。監督自身も、これはホラー映画ではないと言っているように、ホラーとはまったく別の何かがここにはある気がする。
ホラーyoutubeチャンネル
ホラー映像コンテンツは映画ばかりではない。
テレビ番組の心霊特集の数は減ったが、現在youtubeの方で活発に心霊ものの良質な企画が数多く存在する。
ゾゾゾ 捨てられた心霊写真
心霊ドキュメンタリーの最高峰の一品。
ゾゾゾのキャストが魅力的で、随所に笑えるパートも挟みながらテンポ良く進んでいく。
しかし、多くの不可解な謎が残り、非常に不気味な後味を残してくれる。
フェイクドキュメンタリーQ The Portrait
非常に不気味なモキュメンタリーに仕上がっている。
フェイクドキュメンタリーQは、多くの謎を含む動画を多数公開しており、真相についての議論が活発に行われています。
ネオホラーラジオ
ネオホラーラジオの中でもこの回が特に怖い。
とある視聴者のエピソードを深堀していくうちに驚愕の事実が次々と発覚していくこの感覚は恐ろしい。
ゲーム
ゲームとは、体験のエンターテイメントであり、ホラーと非常に相性が良い。
プレイヤーはゲームの世界に没入し、最高のホラー体験を味わうことができる。
いわゆる「ホラーゲーム」というくくりではないが、とても好きな演出をしている作品を紹介する。
INSIDE
言葉が一切語られない非常に美しいゲーム。
ゲーム全体として、陰鬱な景色が美しく描かれており、恐怖と謎解きが絶妙に組み合わされている。
この究極的に完成された一品をぜひ体験していただきたい。
メトロイド ドレッド
任天堂のメトロイドシリーズ最新作。
メトロイドというと難易度の高いSFアドベンチャーゲームをイメージするが、今作はそれに「恐怖」という演出を追加している。
主人公のサムスを襲ってくる謎のロボット「E.M.M.I」に追われるシーンが非常に怖く、追う・追われるというホラーゲームの基本要素が究極の形で表現されている。
ぜひ、この恐怖体験を味わっていただきたい。
怪談
巧みな話術で聞き手を恐怖の世界に引き込む怪談師。
プロによる恐怖の演出テクニックをじっくりと堪能いただきたい。
夜馬裕「水神の祠」
怪談は、10分超えのもの結構多い。
長いなと感じるかもしれないが、完成度の高い怪談は時間を忘れさせてくれるほど素晴らしい。
怪談家の夜馬裕は、後味の悪い奇妙な話を多く持っている。
中山功太 沖縄の話
怪談は心霊系の話だけではない。
「ヒトコワ」と呼ばれる人間の怖い話も、怪談で人気なジャンルの一つである。
中でも自分が一番好きな、奇妙で怖い話が、この中山功太の話だ。
まとめ
どの作品も共通なのが、如何に今までにない演出で人を恐怖に落とし込むことができるか、というところに全力を尽くしている点だ。
ホラーコンテンツを作る人はみな素晴らしいクリエイターであり、探求家であるのだ
これからも人々の恐怖への探求心が尽きることなく、傑作がうまれますように!
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