スウェーデンの大ヒットTVドラマシリーズ 「Vi på Saltkråkan」全13話を公開❣️ スウェーデン語学習者必見‼️お見逃しなく🤗
『Vi på Saltkråkan』(邦題:わたしたちの島で)とは?
『Vi på Saltkråkan( ヴィー ポー サルトクローカン)』(邦題:わたしたちの島で)は、アストリッド・リンドグレーンの児童文学作品です。
日本では、尾崎 義(おざき よし)さんの翻訳で、岩波少年文庫より出版され大好評を得ています。
リンドグレーンが脚本を書いたテレビドラマシリーズが1964年にスウェーデンで放映され、のちに小説としてまとめられました。映画化もされています。つまり、テレビドラマシリーズの脚本が元で小説『Vi på Saltkråkan
( ヴィー ポー サルトクローカン)』(邦題:わたしたちの島で)が生まれたのです。
テレビドラマシリーズは、1968年に映画にリメイクされましたが、オリジナルはスウェーデンのテレビでほぼ毎年再放送されております。このシリーズはドイツ語に翻訳され、ドイツで20回以上放送されるほど人気がありました。
ストーリー
ストックホルムに住むメルケルソン一家は、夏のバカンスでバルト海の美しい自然に囲まれた島『ウミガラス島』で古い別荘を借ります。一家は島のおてんばな少女・チョルベンと愛犬「水夫さん」をはじめとする島の人々や動物達との交流を通し、かけがえのない時間を過ごします。
感想
一口で言うと「幸せな時代、幸せな島の極上ホームドラマ」だ。北欧の小さなウミガラス島が舞台。ちょっと子どもっぽいパパのメルケル、母親代わりの長女マーリン、元気いっぱいの少年のユーハンとニクラス、まだ幼い動物好きのペッレ。隣に住むテディとフレディ、そしてユーハンとニクラスは、ボート・釣り・秘密基地と冒険の夏をおくる。そのテディとフレディの妹のチョルベンと大きなセントバーナード犬の「水夫さん」が、ペッレと動物にかかわる大騒動を起こす。一家の楽しい夏を描くだけでなく、家族愛に満ち溢れたおはなし。特に、ドジなパパと生意気な女の子チョルベンのやりとりは、アメリカのシチュエーションコメディを彷彿とさせる。
北欧の美しい島の風景と動物、のびやかなこどもたち、それぞれの人物も、すべてがいきいきと輝いていて幸福感でいっぱいになった。メルケルソン一家と一緒にウミガラス島に滞在しているかのような気分も味わった。あえて言うならば、至福の読書体験を味わうことができた。また、この本を開くたびにひんやりとした気持ちのいい風にあたり、海や森のにおいをかぎ、深呼吸したくなる。ゆっくりとそしてのびのびと過ごしてみたい、ウミガラス島で。傍らに“水夫さん”という名前のセントバーナード犬を連れて。
「わたしたちの島で」のスウェーデン語版(原書)を購入する方法
日本では購入できなかったので、よく使っていたドイツにある某書店で、
それを見つけて通販で購入しましたが、今はもう販売していないようです。
調べてみるとアメリカのアマゾンで購入できることを知りました。ログインと支払い方法が若干面倒ですが、それを厭わない方は利用してみてください。
TVドラマシリーズを語学教材として使う
私は、このテレビドラマシリーズの全13話をインターネットで見つけてダウンロードしました。おかげで、楽しくスウェーデン語の学習をさせていただいています。といっても、まだ意味が分からないので、映像とスウェーデン語の美しい発音、それにスウェーデンの美しい風景を楽しんでいるだけですが…
このスウェーデン語によるテレビドラマシリーズを私だけでなく、より多くのスウェーデン語学習者に学習教材としてお役立ていただけたらと思い、リンクすることにしました。以下、ご覧ください。
『Vi på Saltkråkan』 Part 1~13
Part 1
Part 2
Part 3
Part 4
Part 5
Part 6
Part 7
Part 8
Part 9
Part 10
Part 11
Part 12
Part 13
以上