公認会計士短答式試験に不合格だった方へ
勉強お疲れ様です。もんどです。
この「社会人がゼロから公認会計士になるまで」は、私の社会人受験生時代の経験をあれこれ語っていく記事です。少しでも受験勉強のヒントになれば嬉しいです。
本日10時ごろに短答式試験の合格発表がありました。合格された方は本当におめでとうございます!まだまだ勉強は続きますが、この調子で予備校のカリキュラムに食らいついていけば論文式試験の合格もすぐ目の前にあると思うので頑張ってください。一方で、残念ながら不合格だった方、まずはお疲れ様でした。試験に真剣に挑めば挑むほど本番前のプレッシャーや試験中のストレスが大きく、心身共にとても負担がかかっていたと思います。そもそも公認会計士になることを目指さなければ、こういったストレスは生まれないのに関わらず、あえて挑戦することを選んだことを本当に尊敬しますし、誇らしいことだと思います。一旦試験勉強から離れて、休んでリフレッシュをするのも全然良いと思います。
残念ながら不合格だった方へ
ここからは不合格だった方に少しでも何かお伝え出来ればと思います。
①人それぞれペースというものがある
人間誰しも完璧な人はおらず、大きな挑戦であればあるほど失敗は付きものです。それがたまたま今回起きただけで、人生長い目で見れば大した影響はないと思います。実際に監査法人で多くの人と関わってきましたが、監査法人で働いている人も不合格を経験している方がほとんどで、かくいう私も論文式試験の不合格を経験しています。試験の特性上、つい他人と比較したり、上を見過ぎてしまいますが、人それぞれ生まれも育った環境も違うので、結果が違って当たり前で人それぞれペースがあるだけです。まずは、そんな自分を受け入れることが大事なのではないかと思います(書きながら、私自身これが出来ておらず自分にも言い聞かせています笑)。
②前に進んでいる
短答式試験の勉強をまたしないといけないという事実だけに目を向けると人生が停滞しているように感じますが、確実に合格に向けて前進していますし、他の観点ではもっと前進していると思います。結果に対して「悔しさ」や「焦り」の感情が生まれたこともプラスで、人の痛みがよりわかる様になっていることもプラスで、人間的に大きく成長できるチャンスを得ているのもプラスです。どんな人もいずれは試験勉強は終わります。それが終わると、次は社会人としてコミュニケーション力や人間力など様々な能力が求められ、資格や会計知識はそれらのほんの一部に過ぎないです。むしろ、不合格を経験することで、様々な自分の能力が磨かれ、結果として将来の自分をより大きなものにするのではないかと思います。目標に向かって、真剣に挑戦していること自体がかっこいいんですから、背筋を伸ばして堂々と行きましょう!
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