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(続)子ども園発表会。子どもの主体性よりも優先されたのは…②

4人の子どものママ
現役保育士 kacono です。
数ある記事がある中、来てくださって
ありがとうございます😊

前回の記事の続きの記事になります✨
前回の記事はコチラ↓

いよいよ発表会週間を来週に控えて、
急な変更も乗り越えた子ども達。
「来週、頑張ろうね‼️」
と話していた金曜日。

週明け、いざ発表会週間の初日の月曜日
子ども達も全員登園しました❗️
「頑張ろう!」と言って臨んだのは
地域の役員の方々や学校長先生や
幼稚園の先生、前職員の先生などを
迎えての発表会公開

劇は大成功でした😆
すごく自信をもって出来ていました!
褒めてくださったりして、子ども達も
喜んでいました。しかし…
その後、保育室で製作活動をしていた時、
「先生、しんどい」と涙目で訴えて来た子が…
熱を計ると38.2度‼️
すぐに保護者に連絡し、迎えに来てもらい
ました。


そして月曜日夜から熱が出たという子も1人
昨日発熱で早退した子と2人が欠席。
えっと……これまずいんじゃないか?!

そう思いつつ、次の日の火曜日
また1人、欠席の子が増えました💦
計3名欠席。明日は写真・ビデオ撮りだけど
大丈夫なのか?!と不安になってきました。

写真・ビデオ撮り本番の水曜日
朝イチから練習して、いざホールへ移動する
その時に、ある女の子が
「先生、しんどい…」
と言いに来ました。38.0度の発熱🥵
えー!!うそ?!なんでー??

クラスの中でその女の子は
しっかり者の子のうちの1人で
劇中でもポイントとなる箇所では
リーダー的な役割を任せていました。

「ビデオを撮るけど、劇するのは無理そう?」
って聞いてみました。
余程しんどかったのでしょう。
目に涙を溜めながら、小さな声で
「無理……」
とのこと。その子をベッドに休ませて
親にすぐ連絡を入れました。

劇の方は、4人が抜けた状態なのと
その中の1人はリーダー的な役割を
していたこともあって、急に不在となり
子ども達も戸惑ったのでしょう。
なのでうまくいきませんでした。
月曜日に撮っておいたら良かったと
思うほどでした。

そしてその日のお残り保育の時間に
しっかり者の子のうちのもう1人が
突然嘔吐したとのこと。
残業していて、その知らせを聞いた私は
目の前が真っ白になりました💦
月曜日に発熱した子2人も
インフルエンザAということが判明し、
本番は出られないことが確定。

そして木曜日
結局、計5人が欠席。
仕方なく、インフルエンザ罹患の2人が
担当していた役は人数が減ったまま、
残っている子に頑張ってもらうことに。
物を運ぶなどの役割は他の子に任せ、
その動きをとにかく練習しました。

ツートップの2人は感染症等は陰性でしたが
熱が下がりきらない状態で、
金曜日の発表会本番に出られるかが
分からない状態でした。

私も、もう1人のクラス保育士も
もうダメだ…と絶望感を感じていました。
何よりも子ども達が、ここまで頑張ってきて
保護者に見てもらえるのを、子ども達自身も
楽しみにしていたのに…と
残念でなりませんでした。
「何とか熱が下がって、来てくれますように」
かすかな望みにかけて、願うばかりでした。

本番当日の朝。
ドキドキしながら準備していたところに
何とか熱が下がったとのことで
ツートップの女の子2人が登園しました‼️
熱が下がったけど、体調は万全ではないので
ママさんが
「どうする?発表会出る?」
とたずねると、
「うん、出る‼️」
と力強く言ったそう…

もう1人の子も
「先生〜、熱下がったよー❗️」
と来てくれました😊
休んでいたもう1人の男の子も
無事に登園。

休んでいた5人のうち、
インフルエンザで出席停止の2人以外の
3人は登園出来ました😃
ただ、今まで来ていたのに
嘔吐で1人がお休みに。

結局、欠席3名での本番となりました。
欠席せざるを得ない3人…私自身も
頑張って来た姿を知っているだけに
とても残念な気持ちでした。

でも、ツートップの2人が来て
クラスの子ども達の安堵する雰囲気が
伝わってきました。
欠席者カバーの為に
急遽変更も入ったりしたので、ちょっと
間違ったところや、やり直した箇所も
それなりにあったのですが…
間違えても、セリフとばしても
責める子はおらず。
「◯◯やで」と教えたり、思い出して
正しい動きをする子を待っててあげるような
余裕もあったり……お客さんにウケたのも
嬉しかったようで、子ども達自身も
発表会を楽しんでくれました。

台本の変更が度々あったり
色んなハプニングがあったり
ギリギリまで欠席するか来てくれるか
ヒヤヒヤしていたりもあったけれど
それを全部糧にして、成長してくれた
子ども達のこと、本当に誇りに思います。
思わず目が潤みました。

また月曜日…
インフルエンザだった子も、嘔吐だった子も
復活して登園。
「先生、発表会、出られなかった…」
子どもからそう言いにきました。
楽しみだっただろうし、悔しい気持ちを
4歳児なりにもってるんですよね。

でも次の日に、他の全クラスの子が
お客さんに来てくれる発表会をすることに。
休んでいた子3人は全員、
出ることができました😃

保護者の方には見てもらえなかったけど
本人達は劇が出来たので、少しは気持ちも
満足したようでした。

ですが、私はやはり、大人の事情で
劇の内容ややり方を変更させられ
子ども達の主体性が蔑ろにされたことに
怒りを感じています。
これは次年度の活動において
訴えていかなければと思うところですね。

ここまで、長文だったのに読んでくださって 
ありがとうございました😊


またぜひ来てくださいね☆

kacono

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