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月曜日の図書館61-70

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#お仕事

月曜日の図書館 笑顔でしかない

月曜日の図書館 笑顔でしかない

地元の雑誌が図書館を紹介してくれるというのでインタビューを受ける。今よく読まれてる本は何ですかと聞かれて絶句してしまったことに絶句した。普段扱うものが江戸時代の古文書だったり、明治の地図だったりの白黒世界だから、すっかり現代の事情に疎くなってしまっている。

まるで下々の民の気持ちが分からない天上人のようではないか。

げかいではあたらしいういるすがおおはやりして、みんなてんてこまいらしいよ。

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月曜日の図書館 スタイル

月曜日の図書館 スタイル

小学生のときぶりに縄跳びをしたら感覚をすっかり忘れていて焦った。どのタイミングで自分の体を浮かせたらいいのかよく分からない。まるで飛び方を忘れた鳥のようだ。

2、3度跳ねると、内臓がゆさゆさ大げさに揺れた。

書庫の本を取りにいくとき、エレベータを使わないルールを自分に課してみる。階段も小走りで駆け上がる。取ってきた本を貸し出し、次の人の本をまた取りに行く、を何セットか繰り返していくと、ほどよい

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月曜日の図書館 リーダーがはじまる

月曜日の図書館 リーダーがはじまる

本を読むとわからないことがたくさんある。
なぜ主人公はあんなことを言ったのか?
この作品で作者は何を伝えたいのか?
どうして自分はこの本をこんなに好きなのか?

わからない。
わからないし、きっとはっきりとした答えもない。
世の中には、わからないままのことがこんなにもある。
それを知りたくて、本を読むのだと思う。

ベテランの先輩たちが異動することになり、繰り上げ当選でわたしが春からレファレンスリ

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月曜日の図書館 世界の股

月曜日の図書館 世界の股

データの整理を終えた洋書が続々と棚に並びはじめた。整理したといっても、アルファベット以外で書かれた本のデータは検索画面では変換できずにしばしば文字化けを起こす。タイトルも著者もすべて????????/????だった本もある。ミステリーが好きな利用者が多いといっても、ここまで謎だらけだと棚から探し出すことすら困難だ。

中国語に訳された最果タヒの本は、著者名に「夕日」という感じが当てられていて、原文

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