【子宮頸がん高度異形成】レーザー蒸散手術をしたお話
2023年1月25日(水)に子宮頸がん高度異形成のレーザー蒸散手術を行いました。
ちなみに、私は現在30歳。結婚や出産を諦めているわけではなく、近い将来にどちらも叶えたいと思っているようなごくごく普通の働く独身女性。
では、手術の時の記録をここに記したいと思います。
これからレーザー蒸散手術を受けられる方、子宮頸がんの検診で異形成と診断された方、どなたかのお役に立てれば幸いです。
レーザー蒸散手術を受けるまでの経緯
2020年。私が27歳の時。
性交渉時に不正出血することがよくあり、婦人科を受診。
その際にHPVに感染していることが発覚。
さらに、私は、その中でも特に前がん病変や子宮頸がんへ進行する頻度が高く、スピードも速いと言われる16型に感染していました。
子宮頸がんの検診でで精密検査になる人なんて、2%の確率とかいうのにね。
「なんで私?」とも思いました。
それにHPV自体は性交渉の経験のある女性であれば、5割から8割は感染していると言われています。しかし、私が不特定多数の方と性交渉をしているから感染したんだ、と心無い人は言ってきたりしましたね。
そんな人の言葉なんてどうでもいいくらい、当時は怖かった。
もちろん、HPVのワクチンを接種していれば、感染リスクも下がるとは思います。が、20歳の時に子宮頸がんの検診を受けてなんの問題もなかったこともあり、特にこの時まで気にすることはありませんでした。
そして、次に精密検査。
コルポスコープを使って、病気があると疑われる部分の組織を一部採取して顕微鏡で診断してもらいます。
2020年4月の検査結果は、軽度異形成でした。
異形成=前がん病変です。軽度といってもやっぱり怖いですよね。
HPV16型ということもあり、3ヶ月後に検診に来てくださいということになりました。
2020年9月の検査結果は、NILM(異常なし)でした。
次は、半年後に検診とのことでした。
どうしようもなく不安だったのがやわらぎました。
2021年4月の検査結果は、NILM(異常なし)でした。
今回も、異常なし。次は、1年後に検査とのことでした。
これが続けば、一安心だなと思っていました。
2021年12月の検査結果は、中等度異形成でした。
愕然としました。マジかよ、と。
「あれ?」という感じ。
次は3ヶ月後に来てくれとのことでした。
治らないし、検査もしんどいし、行きたくないなと思って少し放置・・・
2022年5月の検査結果は、中等度異形成でした。
どんどん気持ちが落ちていきました。治らない。。。
それに、そろそろ結婚や出産を考え始めてました。
このまま放置して、出産なんてできるのかしら。と不安に思いながらも、後回しにしていました。
2022年10月、手術も含め検討する為、大きな病院に紹介状を書いてもらいました。
2022年の11月。紹介状を持って、レーザー蒸散手術に対応した病院を受診。
そこで、現在の状況を確認してもらいました。
2022年11月の検査結果は、高度異形成でした。
病理検査の結果はすぐ出るわけでもなく、正式な回答は2週間後と言われたものの、先生の見た感じでは「高度異形成になっている」とのこと。
もう、マジかよ。全然自覚ないよ。という感じでした。
ただ、手術を検討し始めていたこともあり、タイミング的にはちょうど良かったのかもという感じ。
正式回答でも、高度異形成という診断は変わりませんでした。
そこで、手術に向けて本格的に動き始めることに。
2022年12月、手術に向けた各種検査を行いました。
私が紹介してもらった病院では、全身麻酔でレーザー蒸散手術を行うというところでした。
そのため、日帰りではなく、1泊2日〜2泊3日の入院が必要でした。
まずは、手術の日を1/25に決め、その前後で入院することにしました。
「生理日を避けて」と言われたものの、生理不順でさらに先月の生理の日付を記録していなかった私。なんとなくで、この日に決めました。
後述しますが、ガッツリ生理の日と重なりました。
4日目に手術、という結果になりました。
さて、手術の日程が決まれば、あとは全身麻酔をするにあたり問題ないか、諸々チェックを行いました。
万が一に備えるための感染症のチェックなど。
私の場合、心臓のエコーに異常があり、一度の検査だけではOKがでず、心臓の精密検査も行いました。
精密検査の結果、特に問題ないため、あとは手術の日を待つのみとなりました。
では、ちょっと長くなったので、手術のお話はまた次回に。
ここまでご覧頂きありがとうございました。
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