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2024年 読んでよかった本 Part13

 私は、読書が大好きです。自分にとって興味がある分野の本を読むことで知識を深められますし、体験していない事を疑似体験することで、物事を見るときの新たな視点を得ることができるからです。今回のnoteは、「2024年に読んでよかった本 Part13」という事で、2024年に読んだ本の中でよかったと思うものを紹介したいと思います。この4冊で2024年は52冊の本を読んだことになります。たくさんの書籍と出会えた良い一年でした。


1.訂正する力

 批評家の東浩紀さんの本。印象に残ったのは、本というコンテンツを書うときに、自分の好きなジャンルのものをネットで買うだけでなく本屋へ足を運ぶことにより新たなジャンルの本に出会い、「じつは・・・が好きだったのかも」という場面が生まれる可能性があるということです。本というコンテンツを楽しむにはそれを探す楽しみも忘れずにということを学びました。

2.目的への抵抗

哲学者の國分巧一朗さんの本。目的を超えたところに贅沢があり、それが人生を豊かにする。来年は「贅沢」を意識して生活したいと思えた一冊。暇と退屈の倫理学を読んでから読むとされに深まります。

3.バカの壁

 解剖学者の養老孟司さんの本。もう20年前の本。父親の本棚にあったのを見つけて読み始めました。20年前の父親が引いたアンダーラインに、教師は「でもしか」になっているというところがあった。今私は、教師をしている。あのときの父親が自分を見たらなんて思うのかな?って考えながら読んだ一冊でした。

4.人生学ことはじめ

 心理学者の河合隼雄さんの本。人生学ってはじめて聞いたので読んでみました。もう30年ほど前の本。自立と依存は反対概念ではないというところなど、「そうそう!」と納得しながら読みました。人生学んでます。


 今年はこれで52冊の本を読みました。たくさんの本に出会えて感謝!!

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