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運動会の集団行動を3時間でマスターする方法
私は小学校で教員をしています。小学校の運動会といえば、大きな行事です。保護者や来賓の方もみえるので、より見栄えのするものをとすると過度な練習になりがちです。
私は、本来であれば運動会は子どもたちが通常の体育の日程で学んだものを表現する場であり、スポーツフェスティバル的な感じでもいいのにと思っています。また、教師が考えたダンスなどを一生懸命覚えて表現する運動ではなく、子どもたちが考え出したものを表現する運動がよいなと思っています。
しかし、力のない私は今年も高学年の演技の一つを作ってしまいました。今回担当したのは集団行動。これは、人生初の指導でしたが、4分の曲に合わせた集団行動を比較的短時間で行うことができたので、もし来年指導される方がいたらと思い、このnoteに書かせて頂きました。
1.パワポで集団行動の演技を作る
よくエクセルで動きを作る方がいますが、子どもたちに図を見せながら説明するには断然パワポがよいです。意識することは一人一人の動きが分かりやすいようにすることです。言葉の指示で動くより、目で見ながら自分の動きを確認することができます。
私の学校は教室にプロジェクターがあるので体育の時間以外の隙間時間に見せてある程度イメージを共有しておきました。
2.最初は体育館で練習する
動きをマスターするための3時間は、体育館で練習しました。体育館を選択したのは、プロジェクターでパワポを映しながら練習できるからです。
場面を分けて、パワポで確認しながら、拍で動く、曲で動くを繰り返しました。パワポがある事で動きの説明に時間がかかりにくいため、比較的短時間ですすめることができました。
今回はケツメイシさんの「友よ〜この先もずっと…」の曲を一曲分使わせていただきましたが、3回、つまり、3時間の練習で動き自体はマスターすることができました。
3.運動場でする
体育館で動きがマスターできたので、あとは運動場の幅で確認するだけです。細かい手の振りなどを詰めようと思えば、時間はプラスされますが、運動場で動きが混乱することはありませんでした。
4.おわりに
動きを考え、パワポを作るところは夏休みにしました。パワポ作成には3時間ほど使いましたが、運動会期間中にこのデータがあることで、子どもに「こら!ちゃんと動けー!」なんて怒ることは全くありませんでした。
また、自分がこの動きと曲のタイミングを覚えるためにした事は、1日1回4分を1人集団行動で練習することでした。1日4分ならどんなに忙しくても作りだせるので負担感なしでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。運動会にお困りの方の助けになればと思います。もし、パワポデータが欲しい方みえましたら、コメントやプロフィールのTwitterを通じてご連絡頂ければ差し上げたいと思います。お気軽ににどうぞ。