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「運転者」から学ぶ人生を好転させる方法

 私の趣味の一つに読書があります。本は、人が長い年月をかけて得た知識を学ぶことができますし、まだ経験したことのないことを疑似体験させてくれます。
 つまり、自分の人生を生きている以上のものを、比較的短時間で、しかもあまりお金をかけなくても与えてくれるのです。私は、本を読むことで、人生はさらに豊かになのではと思っています。
 このnoteでは、喜多川奏さんの「運転者」を読んで学んだ事を書いていきたいと思います。

1.運はポイントカード制

運は〈いい〉か〈悪い〉で表現するものじゃないんですよ。〈使う〉〈貯める〉で表現するものなわゆです。 
『運転者』本文より

 運はポイントカード制。日頃の行動によって運が貯まる。貯まった分は使う事ができる。どんなに努力していても報われないときは運を貯めていると思ったらいい。そして、「報われない努力はない」。本当にないの?って思う方は、一度この小説を読んでいただけたらと思います。なるほどってなります。

2.上機嫌でいる事

 そういえば、芸人のみやぞんさんも言っていました。「自分の機嫌は自分で取る」って。
 この本を読んで、周りの環境、起こった出来事で気分が悪くなりそうな時も、損得感情なしで上機嫌でいるってとても大切なんだと思わされました。
 世の中いろんな人がいます。あなたが今日道ですれ違った人が自分の人生を良い方向に転じてくれる人かもしれません。だけど、不機嫌な人には、近づこう、話しかけてみようって思わないですもん。やっぱり上機嫌な人の近くにいたいって思ってしまいますもん。
 そしたらやっぱりいろんなチャンスは上機嫌な人に来ますよね。それはきっといろんな繋がりを生むんですよ。だから、いつも上機嫌に。

3.とりあえずやってみる

 気になったらとりあえずやってみる。やってみないと分からない事があるし、やってみたけどあんまりだったが、実はどこかで何かに繋がる可能性を秘めているんです。
 何もしなかったより、やってみる、行動してみるって大事。多少お金や時間がかかっても自分への投資だと思って行動にしていく事の大切さを改めて感じました。

4.おわりに

 人の影響で手にとった本でしたが、とても読みやすく、あっという間に読んでしまいました。次の日から自分の中で少し行動が変わりました。朝のあいさつの仕方、些細な声かけ、きっと何かに繋がるという意識。この小説は、私の読んでよかった本リストにノミネートされる作品になりました。
 皆さんも興味があれば是非読んでください。あなたの人生が好転するかもしれません。

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