夢を叶えるゾウ0
私の趣味の一つに読書があります。本は、人が長い年月をかけて得た知識を学ぶことができますし、まだ経験したことのないことを疑似体験させてくれます。
つまり、自分の人生を生きている以上のものを、比較的短時間で、しかもあまりお金をかけなくても与えてくれるのです。私は、本を読むことで、人生はさらに豊かになのではと思っています。
このnoteでは、私が読んでみてよかったなと感じた本を紹介していきたいなと思います。
今回読んだ本は、水野敬也さんの「夢を叶えるゾウ0〜ガネーシャと夢を食べるバク〜」です。
1.この本を手に取った理由
このシリーズは過去に5冊ほど出ていて、全て読んでいます。自己啓発本になりますが、とても面白くどんどん読み進めることができるため、新刊として出てたこの本も、本屋で見かけてすぐに心躍り、ソクコウニューでした。
この本の面白さの1つに、ガネーシャという神様から課題を与えられ、それを実践していくことで夢を叶えるというところがあります。しかも、その課題は読者も実践していけるものです。
自分の毎日を振り返るきっかけを与えてくれます。
2.この本から学んだこと
①本当に心から好きなものは何か
ご飯を食べるときに、早く済ませたいからとさっと食べられる場所を選ぶことがある。本当に食べたいものより、それ以外の要素で決めることが増えると本当に食べたいものって何なのかなって分からなくなる。毎回は難しいけれど外的要因を考えずに本当に好きなものを、自分の心に従うっていうことも大切なんだと思う。
人の評価を気にせずに、自分がワクワクすることって何なのか。自分の中の感覚を研ぎ澄ませていくことってすごく大事なことなんだろうなって思えました。
今自分が心からワクワクすること。顔が自然とニヤってなってしまうことはありますか?それは周りからの評価はどうであれ、大切にしたいものです。
②起こる出来事はすべて伏線
今あなたに起こっている出来事はすべ自分の人生を最高のものにしてくれるための伏線で、いずれ回収する日がくるということです。
「人間万事塞翁が馬」。明日を、いや今を上機嫌で過ごすためにはどうしたらいいか考えて過ごすことが大切です。って言っても、落ち込む出来事があれば気持ちは沈んでしまいますが、心のどこかに「伏線」って言葉があれば、ハッピーなゴールが待ち受けているって思えば、良い事も悪い事も受け入れて、「今」を大切にしていけるのではないでしょうか。いや、大切にしていきたいです。
③インターネットは目の前のマシュマロ
マシュマロ実験といって、目の前のマシュマロを一定時間我慢したら、もう一つマシュマロが貰えるという条件で、食べるのを我慢できるかという実験があります。これは、教育の世界でもよく言われるのですが、短期的な喜びではなく、長期的な喜びを見据えて行動できるかというものです。小さな子どもに行った実験で、マシュマロを我慢できた子の方が社会的・経済的に成功していることが多いそうです。
スマホは便利さの反面、スマホが人間に与える悪影響って大きいです。
スマホは見たくなる仕組みが詰め込まれているので、ついつい見てしまいます。つまり、目の前に置かれたマシュマロです。
スマホではなく、現実世界の中に身を投じ、その空間を楽しむ。スマホではなく、読書で本の世界へ身を投じる。そんな時間を過ごしたあとの方がなんだか心身がよい状態にあるように感じます。
スマホから得られる情報量は多く、要領の少ない私の頭ではすぐにパンクしてなんだかスッキリせず、疲れてしまう経験があります。でも、私もついついスマホを見てしまいます。
少しずつ見ない習慣をつけ、今、目の前の世界を楽しめるようにしていきたいです。
④いつもと違うを大切にする
私自身、決まった行動パターンからずれるのを苦手とします。いつもと同じであることで大きな失敗は少ないように感じるし、安定して得られるであろう喜びがあるからです。でも、いつもと「同じ」はそれ以上の発見や気づきが少ないというのはどこかで感じていることでした。新しい場所に行ってみたら、今までと違うテイストのものを買ってみたらなど、いろんな「初めて」を生活に入れてみて、新しい気づきを得ていきたいなと思います。
難しく考えず、ほんの些細なな変化を取り入れ、意識して取り入れたからこそ、そこから感じる感覚を大切にしていきたいです。
3.おわりに
今回の本も読みやすく、3日ほどで読んでしまいました。ガネーシャの課題をすべてとは言えませんが、書かれていることはとても大切だと感じることなので、自分の中に取り入れていきたいです。
私の人生をよりよく生きるためのバイブルにノミネート!
私なりに今の自分の心に引っかかったところを書かせていただきました。本って「今の自分に」ってところが大事だと思っていて、また何年後か読むともっと違うところに引っかかったりするのが面白いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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