他人の作った料理

他人の作った料理を食べるのが好きなんです。今まで自分が作ったことない料理も「こういう料理(食材の組み合わせ、調理方法、切り方、味付け)があるんだ」って新しい発見があって好きだけど、自分が作ったことあるなしに関係なくその人の人となりが滲み出てるから好きなんだなぁと。

先日のきっかけ食堂で以前出した料理を今回も出しました。違うのは料理を担当する人のみ。いざ食べてみたら味が違った。もちろん美味しかったし味もその料理として成立してました。ほんの少しの差。その差の中にその人の感性というか内側を垣間見えるようで、そこが好きなんだと気づきました。いや、本当は無意識的に既に気づいてたのかもしれないけどやっと言語化できました、が合っているかも知れません。

差の中に一体何が入ってるのか他人が作った料理を食べる度に考える。レシピの言葉の捉え方、仕上げたい味。そのすぐ後ろにはその人がどんなものに触れたり食べたりしてきたか、人生がまるっと関わってる気がしてます。聞いた音楽も読んだ本も関わってきた人も、無関係じゃない気がしているんです。

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