検査入院①
最寄りの大学病院へ検査入院した記録。
入院期間は当初2週間の予定だったが、外泊・外出が許可されていないことを後から知った旨を伝えると、急遽2泊3日に変更された。
必要最低限の検査を入院中に行い、一旦退院してから通院で検査を追加する予定らしい。
主治医は助教、担当医は1年だけこの病院にいるらしい若い医員と研修医の2名。
1日目の検査
・腱反射、力比べ
・水平眼球運動
・目をぎゅっと閉じて開ける
・歩く姿の観察 など
・採血1回目
・心電図
2日目の検査
・言語聴覚士による舌の動きの観察(リハビリ名目)
・採血2回目
・四肢のエコー検査(ピクつきの観察)
・呼吸機能検査
・胸部X線
3日目の検査
・神経伝導速度検査
・筋電図検査
(左半身の僧帽筋、三角筋、太もも前面、ふくらはぎ背面、手の親指と人差し指の間背面)
退院時の結果
神経伝導速度検査、筋電図ともに所見なし
血液検査の項目は一部結果待ち
それ以外の結果はフィードバックされず
主治医の話
現時点では筋電図には異常が見られないためなんとも言えない。
年齢などを考慮しても、重症筋無力症やALSなどに当てはまる典型的な経過ではない。
(神経内科は病名がつかないことも多く、対症療法で様子を見るしかないケースもよくあるとのこと)
腱反射が亢進していて、噛みにくさや指先の使いにくさなど協調運動障害系の症状が出ていることについてもはっきりした説明はなし。
眼球水平運動の異常については今回の検査ではじめて自覚したため、文字の読みにくさ(ピントが合いにくい)や眼球の奥の痛みなども含めて脳の障害の可能性はないか?と質問したところ、通院で脳と脊髄のMRI検査を受けることになった。
主治医は病名診断に対する積極的な姿勢がなく、進行を甘んじて受けるのが当たり前といった印象を受ける。
私の今の症状は改善されない前提で話を進められており、進行を待たれているような態度に不安と悲しみを感じた。
また、今回担当医に対して不信感を抱くような出来事が複数あり、本人に直接私の検査や外来担当を行わないよう依頼したが、すべての検査結果が担当医を通して主治医に共有されている点にも不安が残る。
現時点では入院によるメリットを感じられていないため、MRIなどの検査を受けてからセカンドオピニオンを受けたい。