結構歪んだ愛情だなと思ったこと

久々に自分の気持ちを文面に起こしてみたくなったので書いてみる。

1月にラスールが引退した。
このことがきっかけで今まで毎日競馬のこと、ラスールのことばかり考えていた人生がガラリと変わってしまった。
心に大きな穴が開いてしまって半年、その穴はかさぶたのようになっている。
決して埋まってはいない、でもそれによって毎日落ち込んでいるわけでもないような状態。
それでもラスールのことは忘れる日はない。

5月から独立して収入は増えた。
それでもやはり満たされていないのはどうやら僕の心はお金では満たされないらしい。

今年に入って色々カメラグッズを買った。
割と結構いいお値段のレンズや三脚、フィルターなど。
現像ソフトにライトルームをサブスクした。
今なら綺麗に撮ってあげられるのに肝心のラスールに会えない。

もうこのままシルクホースクラブを退会しようとも考えていた。

だけど、どうしても自分の中で描いていた夢というのが心半ばで終わることが出来ないという想いがふつふつ湧いてきた。
この気持ちをどうしたら良いか、その答えは同じ一族で、いやラスールの子で夢を見るしかないと結論が出た。

ではどうするのか考える。

現状恐らくラスールは繁殖牝馬になっている。
あれだけの馬だからなっていないわけがない。なっていないとしたら世の中狂ってる。

ラスールの子がもしもクラブに来るなら一番可能性が高いのはおそらくシルクホースクラブだろう。

出資をするということでお金がどうこうよりも、僕はただラスールとの繋がりを少しでも持ちたいという気持ち。
正直配当金が僕だけなくても別に良いかなとも思ってしまうくらい。
それくらい彼女との繋がりが僕にはなくてはならない。

シルクホースクラブは1/500口のクラブだが、現状は直近過去3年の実績(使ったお金)が300口、残りの200口は抽選となっている。
ラスールの子に確実に出資する為にはやはり実績枠というものが必要だと思う。
早ければ2年後にシルクに来ると仮定をしよう。

そうなった時にいくらあれば実績があればいいのか。
今年の出資を眺めてると人気のウィクトーリアの23は1400万程の実績がないと実績枠では通らないようだった。

1400万とか年収超えてるわ…解散!解散!!!!


しかし、今現在はシルクは頭数が10頭までとあるが以前はそれがなかったのでお金持ちであればあるほど出資し放題だったようだ。
確か今年までの過去3年にギリギリそのシステムが含まれてるようだった。

実際2年後にならないと実績がいくら必要かわからないけど、今年から積み立てようと思った。
そこで今年はこの馬を申し込んだ

2019年から1頭しか申し込んでこなかった男が突然のご乱心。
狂ってる。

しかし取れたのは



おおおいっ!!!!!
実績を積もうにも心細すぎる。

1次はこんな感じでフィニッシュしたので2次募集の先着で満口にならなかった馬に申し込んでみることにした。
朝10時から先着だったのだが、どこから申し込めばいいか分からずあたふたしていたら狙っていた馬がどんどん埋まってしまった。
僕は焦った。プチパニックだった。
なのでもう目に入った馬、片っ端から申し込む。

1回申し込んで、やっぱりもうちょっと追加しよう!と申し込み。
最終的には2次募集で3回も申し込みしてしまった。

そして最終的にはこちら


……ん????ウィキッドアイズ2口?????

同じ馬を2回申し込んでいたようだった。
そして見事に7頭全部牝馬/(^o^)\wwww
何このエロゲみたいなハーレム。

2019年から2023年までラスール1頭だった男はいきなり7頭も取れてしまったのだ。

正直、モシーン以外は誰の産駒で兄弟にだれがいて…とか一切調べずに申し込んでしまった。

申し訳ない…
実績の為…ごめん。

こうなってくると一撃で大きかったアーモンドアイに取れていて欲しかった。なんで抽優使わなかったんだ。

今年は52万円程でした。
この数字を見た時に僕のメインギター以上(35万円)、カメラ未満(本体60万円)か~って考えたけど、52万って結構な金額だからね。暢気すぎるだろ。

漠然とした数字だけど、僕は去年の分がないので2年分の実績しか詰めないのでこの2年でいくら詰めるかというのが大変そう。
札束の殴り合いなんかしたくないけど、しないとラスールの子と繋がれないなら戦うしかない。
歪んだ狂気のような愛情だ。

来年出来るなら100~150万くらいは積んで、出来れば実績200万円くらいは欲しい。
そして2026年募集には抽優ラスールの子10口。ってなにも考えずに行きたい。
仕方ないじゃない。歪んだ愛なんだもん。
そうなると来年はキタサンブラックとアーモンドアイの子が牝馬なので30~35万円と仮定して、5口くらい申し込んでおけばいいかな。


っていうけど、きっと僕の性格上、そうは言ってもこうして縁があったんだからどの子も全力で応援したいし、出来るだけ綺麗に撮ってあげたいなと思う。
被りとかあったらどうしようもないけど、極力現地まで足を運びたい。

今は何も実感はないけどきっと皆の事を好きになって、きっと現地で泣きながら応援しているんだろうなと思う。

今思うとなんでもっと早くいいカメラやレンズを買わなかったんだろう。
なんでもっと写真を勉強しなかったんだろう。
どうしてRAWで撮影しなかったんだろう。
自分がカメラの勉強をすればする程、自分にまだまだ出来た事が浮き彫りになって苦しくなる。
今ならしてあげられるという時に肝心の君がいない。
物凄く悲しいよ。

この後悔、悔しさは一生消えないと思う。

ラスールから始まった物語のせいで僕はまだまだ競馬は辞められそうにない。
今年来年は君の子供ではないけど、7頭の子たちは別の物語として僕の中で描いて行きたい。
カメラを持って、写真を沢山撮影しながらその物語の行く末を、馬の数だけの物語を一緒に楽しんでいこう。

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