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自分の知っている言葉に変換する
説明の時には、自分で理解してから、自分の言葉にしてから、相手に伝えるように・・きっとどこかで聞いたことのあるノウハウかも知れません。
幼い子どもが、言い間違えたり、言い換えたりすると、そんなことを思い出します。意味のない聞いたことがないような言葉になることもありますが、洗練された言葉になったり、全く異なる言葉の組み合わせにハッとしたりします。
それを”言い間違い”と捉えてしまうと、つい訂正してあげたくなってしまいますが、”名言”のように捉え直すことで、新しい価値というか、どこかで修正されるまでの”かわいい”ポイントになるように思います。
子の言い間違いは、ふとした拍子に正しい言葉に直ってしまうので、なかなか記憶に留めておくのが難しい・・それもまた価値を高めている気がします。
3ヶ月ほど前、上の子の小学校で運動会がありました。
運動会といえば、競技中のBGM・・上の子が徒競走の順番を待っている時に聞こえてきたのは、嵐のhappinessでした。躍動感のある歌詞で徒競走にピッタリ!と思っていたら、懐かしい記憶を妻が話してくれました。
正 : ♪走り出せ 走り出せ
誤 : ♪おしり出せ おしり出せ
僕の毎日更新も含めた毎日のnote生活について、妻は「noteに住民票がある」という表現をします。パソコンを開いてパチパチと何かを打っていると、最近では上の子も「note書いてるの?」と聞いてくることがあります。それを見ていた下の子も「のおと?」と真似をしたりします。
そんなわけで、僕がパソコンを見ていると、おおかた「note見てるんでしょ」という発想になっているのでした。子どもたちが起きている時間帯には、あまりパソコンを触ることがないので、年末年始でパソコンを見ている姿が多かったというのもあります。
今年に入って、下の子が「のおと」という単語を忘れてしまったようで、でも何か書くもの・・というのが記憶にあったのか、パソコンを見ている僕に歩み寄ってきて、聞いたのです。
「パパ、・・・れんらくちょう、書いた?」
連絡帳・・保育園に登園する際に、検温の数値を書いたり、体調や就寝時刻を書いている小さなノートがありました。しかし、数日間は「ほーくえん(保育園)やすみ」というのを話していたこともあり、すでにお昼ご飯を食べたあとだったので、保育園に行く準備ということではなさそうでした。
こんなふうに、数秒間考える時間があって、気がついたのは「のおと」が「れんらくちょう」になっているということでした。
僕が書いていること、そして誰かに読んでもらっていること、そういう意味では、連絡帳に書いているような感じもするのでした。下の子なりに、noteという”書くもの”の存在はイメージしているけれど、自分に身近な”書くもの”として連絡帳に結びついたのだと知って、言葉のすごさを改めて知るのでした。
嬉しくて、そしてとても面白くて、ついつい「今年から、僕のnoteは、連絡帳です」なんてTwitterでつぶやいてみたりしました。言い間違い・・深いですね。
#言い間違い #子どもの成長記録 #書くもの #変換 #記憶
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