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羽生さんのショートプログラム
今日のショートプログラムは心臓に悪かった。
初めの4回転サルコーが抜けて1回転になってしまったのだ。
こんなの、久しぶりだ。
なんか、ふわーと真っ白になってしまって、その後の演技が落ち着いて見れなかった。
しかし…実は…
始まる直前に、何となく、2017年の世界選手権のことが頭をよぎっていた
それは、私が初めて生観戦した試合で、しかも1人でフィンランドまで行った時のこと
同じようにショートでミスがあり5位発進だった、
そして、フリープログラムではあの伝説のノーミス・完全に会場中がゾーンに入ったHope&Legacyの神演技で他を圧倒し優勝した。
今回のオリンピックでは、どうなるか?もちろん解らない。
しかし、彼はもう五輪の金メダルを欲しいとは思っていなかったし、それよりも4回転半を成功させることが望みだった。
でも、オリンピックに出るにはもちろん勝ちに行くということになる、
必ず勝つには4回転半の挑戦はやめたほうが確率が高い
だけどそれで勝っても意味がない
この失敗で、ある意味、メダル争いの僅差のところから外れたので、思い切って4回転半をチャレンジしやすくなったのでは無いだろうか
彼は今日のインタビューの最後に「もう何も怖いもの無くなりました」と言ったのだ。
ほんとにそうだろう、失敗してメダルを逃すことは無く、成功したらメダルを獲得すり可能性が高いのだから
そして、羽生選手が8位になって、予想外の展開になった他の選手達のメンタルがフリープログラムでどう動いてくるか、、、
守りに入ってしまったり、堅くなってしまったり、、何がどう作用するか、明後日蓋を開けてみないとわからない。
だけど、久しぶりにこんな感覚になったなー(笑)
後から落ち着いて見ると今日も凄く良い演技だった。
明後日は4回転半が成功することを祈るだけ、、メダルは後からついてこい。
写真は2017ヘルシンキワールドのスモールメダルセレモニーで、私がスマホ撮ったもの