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入眠するために必要だったのものが、ハレンチだった件。
先週、またアラフォー女子会をオンラインでやった。相手は今年の「元旦女子会」メンバー、腐れ縁仲間3人組。悩み相談はもちろん、下ネタから下品ネタまでなんでも語れる、私にとっては貴重な友人達なのだ。
アラフォー女子会の始まりは、もちろんお互いの健康状況の確認から始まる。その途中、友人の子どもが泣きながら画面を横切った。どうやら、パパにに叱られたようだ。
「何やらかしたの?」と聞く私。
友人が答える「わかんない。でも泣くと、お気に入りのブランケット探しいくの。だから今走ってそれ取りにいった。それ持つと安心するみたい。」と微笑んでいた。
そういえば私にもそんな時代があった。実は、私はアラサーまでブランケット症候群だった。仕事から帰ると、真っ先に臭っさいヨレヨレのブランケットに顔をうずめて大きく息を吸い、ほっと一息するのが日課だった。っとまあ、私の気持ち悪い話は置いておいて。その後の話の中心は、子どもが寝るときの必需品や、寝る時の癖なんかについてだった。そして、この内容についての会話は、ほっこりと、そして穏やかな気持ちで終わるはずだった。
のに!
それなのに!
友人①がとんでもない話を繰り広げ始めた。
友人①「そういえば私は、お母さんの乳首を触ってないと眠れなかったんだ。」と言った。
私は驚いて、オウム返し調で尋ねる「乳首を触るの?お母さんの?寝る時?」
友人①「そう。」
笑いをこらえている様子の友人②が言う「ちょっと待って、服の上からだよね。」
友人①「違うの、直接。」
友人②「つまむの?」笑いをこらえながら聞いている。
友人①「手のひらに乳首を当てるかんじ。っていうか、誰にも言わないでよ」と話を終わらせようとする友人①。
友人②「まだ乳首の話終わってないよ。」友人②は結構なドエスなのである。
なぜ乳首なのか。
彼女曰く、手のひらに乳首を感じると安心するらしい。そこで私と友人②は、ビー玉とかピンポン玉とか、とにかく何かで代替えできなかったのかと尋ねる。友人①によると、もちろんも色々な突起物でも試してみたらしいが、結局乳首にかなうものはなかったらしい。
そして最後に友人①がまたもや爆弾発言をした。
友人①「そういえば保育園のお昼寝の時はね、保育園の先生のやつを触ってた。」
私と友人②がすかさずに言う。「それ保育料に含まれないやつだから、別途料金発生するやつじゃん。」と。やはり私たちには品がない。
乳首を触られるお母さんだって、絶対苦痛だったはずだが、そこは母性だ。娘が可愛かったからこそできた我慢。凄いのは保育園の先生だ。なぜ許せていたのか、別途料金が目的ではなさそうだったし、とにかくいつか謝りに行くべきだと説教をしておいた。すると友人①が続ける。
「実は中学生になった時、その先生に会ったの。私はもちろん、そのこと忘れてたんだけど。先生がそういえば友人①ちゃん、むかしお昼寝の時私の胸さわって寝てたよね。って。」先生はとても幸せそうに、その思い出を話したそうだ。なんと心の広い先生なんだろう。母親代表としてお礼が言いたいくらいだ。
ここで話が終われば、今度こそ、ほっこりと穏やかに会話が終わるはずだったのに、今度は友人②が言った。
友人②「私もさ、実は恥骨当たりの柔らかい肉?皮?毛のある当たりね、そこを手でガッとつかんで寝ててる。」え?今の話?まさかの現在進行形。しかもまたもや̪シモ系。
その後もハレンチな内容が続いた。詳しく書くと気分が悪くなるお方もいるかもしれないので、ざっくりと書くと「そういえば、旦那はちん〇ん触りながら寝てる。」とか「たまに自分の胸を触りながら・・・」とか結構卑猥な内容の話が続いた。若干そんな発言を引きながら聞いている私に、2人が聞く。「まっ子は何もなくて寝れるの?」
私が答える「もうブランケット症候群は卒業したし、乳首とか小股とか触らないよ。」
するとその会話を聞いていた夫が割り込んできた。
夫「え?でもよくパンツの中に手を入れて寝てるよね。」
私「・・・。」そうかもしれない。私は寝る時パンツの中に手を入れて寝ている。・・・かもしれない。でもパンツの中にいれるというより、パンツを通過して、手は太ももあたりを触っている。友人①の乳首入眠法のインパクトが強すぎて、すっかり自分の入眠時のことが頭から消えてしまっていた。友人達よりはマシな癖だと思うが、結局私はこの下品な人達と同類だったと再確認して電話は終わった。
何はともあれ、どこを触ろうが、心地よく眠れるだけで幸せではないか!人間十人十色、どんな部分を触って寝ようが、汚いタオルを抱きしめて寝ようが、言えるのは一つ。誰にも迷惑はかけてはいない!(他人様の乳首はNG)
こうして私は今日も、おパンツトンネルに手を通過させてながら、ぐっすりと眠るのだ。
それよりも、いったいこの記事で何回乳首と書いたのだろう・・・とそこが少し気になる私だった。