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ラブネバ

2月8日、日生劇場でミュージカル ラブ・ネバー・ダイを初観劇してきました。

U25を使わせていただき、座席は、2階の最後列。
詳しくは、上手サイド左ブロックの一番右端です。(ややこしい)

素敵な舞台が見切れず、良く見えて満足度の高い席でした!

ここ!


ちなみにオペラ座の怪人は去年観劇、ファントムは見たことがないです。


オペラ座の怪人の続編ということで去年からチケットを用意し、気持ちを募らせていた本作。
見終わって1番の感触は、“これは世に存在していいか…”って感じです。
でも、私の世界には、確かに存在し続けて欲しいくらいに、大好きです!

だって本当に、世界観と音楽が素晴らしいんですもの。
3時間の間、夢見心地でした。

キャスト表


ひたすら音楽とサーカスの世界観が好き

これ尽きます。音楽は流石はロイド・ウェバー卿ですね!
今回はジャンルも幅広くて、オペラ座のイメージでいると驚くナンバーがありました。
(特に怪人が歌うロック調のナンバー)

舞台がアメリカに移ったからなんでしょうか。雑多に音が聞けて楽しかったです。
そして、観劇後に、ずっと頭から音が離れません。初めてオペラ座の怪人を観劇したあともこうでした。
やっぱ卿の作る音楽のパワーは凄まじいです。

世界観では、なんと言ってもサーカスの雰囲気がたまらなかったです。
ずっとドキドキワクワクしました。幻想的で、煌びやかで、本っ当に素敵です。
わたしを楽しませた上で、掴んで、帰してくれないような恐ろしさも共存していて、ヤバいです。最高です。

こういう美術をなんというジャンルで呼べばいいんでしょうか?
アンティークでちょっと怖い童話の絵本?ハンプティダンプティみたいな絵柄なんです!
わたし的には、劇団イヌカレーみたいだ〜ってヲタクな連想をしました。本当にたまりません。

そして!言うまでもなく、舞台装置がどれも、とっても綺麗なんですよね!!あーもう、
ず〜〜っと見ていたかった!!
ネットの情報ですが、世界に一つしかないと見かけました。確かにメリーゴーランド複数作るのは大変ですよね。一点物!
幻想的と不気味が共存したデザイン、サイコーで見とれちゃいます…
今回見に行けてほんと良かった!

ちなみに、とんがったガラスの人が入ってる装置を見て、
ディズニーランドのミッキーのマジカルミュージックワールドを思い出しました。
こっちは怖くないけど。
話を戻して、この装置はサーカスの見世物で、人魚や化け物?が入っていたんですが、
そのデザインも気になりました。
もっと近くで見てみたいです。
あと、

全員閉じ込めたい!

このグッズ、最高すぎる。発想がいいですね〜本編再現熱い〜!!
他にも色々なグッズあるんですが、全体的にセンスが良くって買いそうになりました…
発売前ですが写真集かなり欲しい、どうしよう…


愛は死なずで、全部どうでも良くなった

笹本玲奈さん、素晴らしかったです。圧巻でした。
この歌のためだけにもう一度見に行きたいと思うくらいです。

会場全体を包み込む歌声。母になって、クリスティーヌの包容力とたくましさに磨きがかかっていると捉えたら、納得感もあります。オペラ座時代のクリスティーヌとは違う、成長した女性の魅力で歌うナンバーだと捉えたら…

正直、ストーリーが衝撃的過ぎて困惑しっぱなしだったんですが、愛は死なずで全て吹き飛ばされました。
この舞台を世に生み出してくれてありがとうロイド・ウェバー卿、、、
でも、これ……


オペラ座ファン、解釈違いで憤死しない?

ちなみに私は、そこまで熱心なオペラ座ファンでは無いです。悪しからず。
だからこれは私の想像です。そのくらいヤバかったです。
(ガチ勢にはむしろ良かったりするのかしら…)

簡単に言うと、
悪い意味でファントムが変わってない+悪い意味で他キャラが変わりすぎている。ですかね。

だって…
ファントムお前さァ!10年前に改心したんじゃないんか…
あんなに、美しい、切ない離別があったのに…

もうこんなの、オペラ座の怪人をあのまま終わらせたくない人が作ったとしか思えないですよw
そうだとしても、みんなの現状が酷すぎるって…
特にメグ。可哀想過ぎる…
どうして、、

ラウルの悪化は、ウワ〜と思いつつ、そこまでの違和感を感じなかったんですが、一時メグとの距離感にはヒヤヒヤしました。
なんなんだよォ!!お前はクリスティーヌだろォォ!!

そっして、なんと言っても、クリスティーヌがファントムの子供を身ごもってたって何ですか!2人はそういう関係だったんですか?!
2人の関係は、才能の深いところで繋がりがある神秘的な印象を持っていたので、ビビりましたよ…それに、オペラ座でクリスティーヌは父を亡くして父性を求めているのかな、その空いてしまったところにファントムの存在があるのかなとか。
そんな感じにも、解釈していたので…(自信なくなってきた)

まぁ、ファントムならやりかねない気がする。クリスティーヌは恋愛的?性愛的?に愛していたんだ。そうなんだ…

ラストは流石にベタベタのベタァ…クリスティーヌが亡くなるくらいじゃないとファントムは前に進めないのかしら

迷いましたが、整理できていないので、これ以上書くのをやめました…


、、で、私はラブネバを二次創作として受け止めることにしようと思うんです。
そう思えばめちゃくちゃ楽しめますね。
ってか、もう、原作小説から広がった“オペラ座の怪人ユニバース”のうちの一つと捉えるのが正解かもしれない…


ファントムの脳内説?

ラブネバはファントムの脳内妄想で、“オペラ座の怪人時空”の出来事ではない説。
これ、ある気がしたんですよね〜。同じようなことも考えていました。内容にファントム救済編感がすごくあるし、ファントムなら考えかねない笑


総括

舞台と音楽の素晴らしさに本当に感動し、とても充実しました。
1番見識が広がったと思うのは演目の世界って広いなぁ〜ってことです。ミュージカル作品って救いのない話が多くありますが、それらとは違うベクトルでやばい作品も世に存在し、愛されているものなんですね。やはり、原作が古くて権利関係の認識が甘いから好き勝手に作られているんでしょうか。おかげでこんな素晴らしい芸術が生まれたのだと思うと、悪いことでもない気がしてしまいますね…

あーチケットがあればまた行きたいです!
ウズウズしてます!!

評価︎ ✦︎ 脚本に目を瞑れば最高
音楽 ︎✦︎ 文句なしに完璧
美術 ︎✦︎ 豪華。そして好み
脚本 ︎✦︎ (前作と関係を切り離せば)ふつうに昼ドラ
時間 ︎✦︎ ちょうど良かった
また見たい? ︎✦︎ YES!(装置的に再演がいつになるか予想がつかないし!)



おまけ

いい天気でした!

お初!
イリュージョニストのチケット取りました︎!


やっと見つけた!

豪華

舞台好きの聖地的な案内看板です!
見ているだけでニヤけちゃいますね。。。


日比谷シャンテ

ついでに!
先月9日、レミゼでmy帝劇千秋楽を迎えてきたんですけど、シャンテ行くの忘れてたんですよね。

地下鉄の駅からシャンテに入る通路で発見
ちなみに、近くに固定展示物で有名人の手形がありました

レミゼ・パネル展示
この頃の映像見たいなー
わたしの初見は2021かな…
海宝マリウスの回(身内の推しのため)
同じ階に宝塚の展示もあったんですが内容が豪華で
詳しくなくても楽しめました


おしまい!

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