第7回
noteをご覧のみなさん。水野モナです。
夏休み、暇で暇で仕方ありません。
noteでも書いて、頭を動かすようにしておかないと、脳が溶けた大学生になってしまいそうです。
来る8月21日。米津玄師の6thアルバム『LOST CORNER』がリリースされました。
4年ぶりのアルバムであり、よねけん(呼び方気にしないでください)が新曲を出すたびに「今年こそアルバム出るんじゃないか!?」
と言われていて、気付けば4年経った感じ
ですかね。
収録曲数はなんと20曲。さらに20曲のうち
12曲が何かしらのタイアップ曲。20分の12、約分して5分の3がタイアップ曲ということになります。
何もこれはよねけんに限った話ではなく、最近のアーティストのアルバムの傾向を見ていると、タイアップ曲を溜めに溜めてリリースしているように思います。例えば昨年リリースされたKing Gnuの4thアルバム『THE GREATEST UNKNOWN』は21曲入りで、21曲のうち12曲がタイアップ曲でしたし、こちらも昨年リリースされたVaundyの2ndアルバム『replica』に至っては驚異の35曲入りで、35曲のうち19曲がタイアップ曲でした(しかも
1曲1CMということではなくて、1曲が複数のCMに使われていることもある)
このように「このアルバムを聴いとけば今の
J-POP押さえれんじゃねえの?」と思うようなアルバムが出ています。ファンはアルバムの
リリースというのを待ち侘びているため、この商法(?)はもともと好きだった人には
もちろん、タイアップ曲が多いということは
単純に「なんかこの曲聴いたことある!」
という曲が多くなるため大衆にも刺さるように作られているとも取れます。
話をよねけんに戻します。
『LOST CORNER』ね、少し前にまとまった時間を取って1曲目から通して聴きましたが、いやこれが実に素晴らしいアルバムでした。
アルバムの曲順やライブでのセトリって本当に計算され尽くして作られているし、ある意味
アーティストの腕の見せ所だと常々思っているのですが、さすがよねけん!と何回も思わされました。
ある程度ブロック分けというか系統分けの
ようなものがされていて、この曲の次はこの
曲がいいなと思ってたらほんとにその曲が
来るんですよ。「死神」からの「毎日」や、「M87」から「YELLOW GHOST」の流れはどこか似通った曲が集められていて、聴き手のニーズを理解しているように感じました。
また、個人的には「おはよう」という
タイトルの曲がアルバムの最後の曲なのが
不思議で、でもそこが魅力的だなと思いました。
RADWIMPSが冬に夏の曲ばっかり入った「FOREVER DAZE」というアルバムを出したように(冬に夏の曲を聴くことで過ぎ去った夏への懐古、もしくは来年の夏への期待や思いを馳せるためなのかなと考察)
最後の曲なのだから、それこそ「さよーなら
またいつか!」で終わってもいいのに、あえて1日の始めの挨拶で終わったのかな、
憎いぜ、よねけん。
P.S.よねけんのように新曲を出すたびに「今年こそアルバム出るんじゃないか!?」と言われ続けている男がいます。
その男の名は星野源───
2018年に5thアルバム『POP VIRUS』を
リリースして以降、一向にアルバムの情報が
ありません。
おげんさんが6thアルバムをリリースした暁にはどんちゃん騒ぎになるんじゃないかとすら思っています、そしてもしも今年リリース
されたら言及した私に金一封ください(何で)
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