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気持ちが弾むお椀に出会う、お茶会最高!

茶和楽会のお友達に誘われてお茶会に行ってきました。
茶席は三席、お濃茶一席にお薄が二席。

10月初旬、お庭の紅葉は青々としていました。
風にそよぐ葉っぱがそよそよと可愛らしかったです。

私たちは7名のグループで参加したのだけれど、私以外は皆さんお着物姿。
素敵でした。

私は当日とっても忙しかったのと、肩を痛めていて帯が結べないという理由で洋装で参加しました。
と言い訳を書きましたが、一人で着付けして出かけるには未熟な私。
例え肩を痛めていなくても一人で着るのは非常に心許ないので、きっと友達に助けを求めたでしょう。

一人で美しく着られるようになりたいです。
そのためには肩を治さねば、自分の身体と向き合う日々です。

お茶会のお話しに戻ります。

どのお席も趣向が凝らされ、お菓子もお茶も美味しく、お道具も素晴らしく、とても書ききれません。

そんな中で私が一番「うわーーーーー」と思ったのが、フランス在住歴が長いとおっしゃる陶芸作家さん(と書いていいのか分かりませんが)の作られたお椀。

見ているだけで私の心が弾むのです。

こんな気持ちになるお椀に出会ったのは初めてのこと。
お持ち帰りしたいほどに気に入ってしまいました。

そこにあるだけで心が弾む。

そんなお椀に出会えた事が嬉しい。
そういう気持ちを持つ事が私にもあるんだな、それが分かった事が嬉しい。

日々の暮らしがあっという間に過ぎていきます、流れていきます。
感じる余裕もないままに。

だから、時々、たまにでも、お茶会のような日常を離れた時間が私には必要なのです。

じっと座ってお点前を拝見する時間は、自分がセンターにいるのを、感じるともなく感じます。
頭の中が静かで、心が穏やかです。

私の頭の中は忙しすぎるので、そういう状態をいつでも自分で創りだせるようになったら、日常が変化するのだろうと思います。

そうなれるよう、数分だけれど、センタリングを日課に取り入れて一月と半が経ちました。

日常に変化が表れるでしょうか?
まずはやってみる、続けてみる、今の静けさと、その先にあるものを楽しみに。


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