私は明治生まれのおばあちゃん!? 言葉が通じない。。。
子どもとの会話。
「○○ってバンカラなイメージがあるよね、それで言うと△△はハイカラだよね。」
「えっ、何それ? 聞いた事ないんだけど、どう言う意味?」
「えっ、言わない? ハイカラは言うでしょ?」
「マジで聞いた事ない、ジェネレーションギャップ? 調べてみる。」
「『ハイカラって言いますか?』って質問に、『明治生まれのおばあちゃんが言ってました』とか『言う人もいるかもしれませんが白い目で見られるかもしれません』って書いてあるよ。」
とな!
私だって日常的に使うわけではないけれど(だから子どもも聞いた事がないと言うのだろう)、ハイカラは使った事があると思います。
言葉は時代とともに移り変わってゆきますね。
でもそうか〜、知らないか。
大和和紀さんの「はいからさんが通る」は知ってるかな?
まあ 自分がよく関わる人と言葉によるコミュニケーションがとれたらそれで良く、困ることもないのですが、知っている語彙が多いと話題も広がり深まるし、言葉は想いを表現する一つだから相互理解も深まりやすいので、使える言葉が多いに越したことはないなと感じています。
もちろん言葉なくして伝わるものもありますし、言葉を介さないからこそ伝わることもあり、また言葉の定義づけは人それぞれだから、同じ言葉を使っても微妙なニュアンスが違うこともあります。
映画、本、人との交流 など、新しい言葉に触れる機会は意外と多いけれど、嗜好は偏りがちになるので、たまには誰かのお勧めの本を手にとったり、普段は行かない場所に顔を出してみたり、自分の知らない世界を覗いてみるのが良いなと思います。
そんな事を思っていたら、音読体験(基礎講座)のお問い合わせが来たり、「紹介したい方々がいるのだけれど」と連絡をいただいたりと、新しい人(・言葉・思い)との出会いがやってきました。
とにかく声に出して読む事が好きなので、来月から早朝に音読する会にも参加することにしました。
今はハムレットを読んでいるそうです。
私はまだハムレットを読んだ事がなく、舞台を観たこともありません。
何となくのあらすじしか知らないので、時代背景を考えると、どんな言葉や言い回しが出てくるのか、ワクワクします。
新しいものと出会いは、単にそのものとの出会いだけではなく、言葉や価値観、考え方との出会いでもあります。
緊張と喜びの中、新しい出会いを楽しんできます。