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自分に合った転職エージェントの選び方
お疲れ様です。もなきです。
転職エージェントをしたり、スタートアップ企業の採用のお手伝いをしたり、採用動画のプロデュースをしたり、YouTubeをしたりしています。
今日は「転職エージェントの正しい選び方」について書こうと思います。
大前提として、必ずしも転職エージェントを使って転職活動をする必要はないと思います。まして、僕(もなき)に相談した方がいいよなんて言うつもりは全くありません。
ただ、転職エージェントを使った方がメリットが多そうと考えた人は、転職エージェントを使うことも一つの手段として考えてもいいのかなとは思います。例えば、
【転職エージェントを使うメリットがある人】
・求人を自分で探すのが大変だと思っている人
・面接の日程調整や年収の交渉ごとをアウトソースしたい人
・自己分析や転職軸の整理を誰かに壁打ちしてもらいたい人
のような人です。
では、そんな時にどうやって転職エージェントを選べばいいのかという話です。
そもそも転職エージェントとの出会い方は大きく分けて4パターンです。
【転職エージェントとの出会い方】
・転職エージェント会社のホームページから問い合わせる
・転職エージェントからスカウトを受ける
・知り合いに転職エージェントを紹介してもらう
・転職エージェントのSNSに連絡する
大きくはこの4パターンです。正直、どのような形で転職エージェントと出会うかは、好きに選んでもらってよいと思います。
尚、
「転職エージェント 選び方」
「転職エージェント おすすめ」
とかで出てくる記事を参考にすることはありだと思うのですが、あくまでその記事はアフィリエイト記事です。その記事を経由してサイトを覗くもしくは問い合わせることで、その記事を運営している人が儲かる構造になっています。
つまり、そこの記事にその記事を書いている人にとっては転職エージェントの会社がクライアントなので、基本的にはよいことしか書かれていません。参考情報の一つにすることはありですが、鵜呑みにするのはやめましょう。
じゃあ、どうやって利用する転職エージェントを選べばいいかですが、ポイントは大きく分けて4つあります。
【転職エージェント選びのポイント】
①気が合うか
②コミュニケーションのストレスがないか
③求人へのリーチ力があるか
④転職活動後も友人でいたいか
以下、順を追って説明します。
①気が合うか
転職エージェントの選び方①は「気が合うかどうか」です。
なんだそんなの当たり前じゃないかって思うかもですが、僕が色んな転職相談者の方や、過去に転職エージェントを使ったことがある友人の話を聞くと、「気が合わないけれども仕方ないからその転職エージェントを使っていた」という人がたくさんいます。
結局はヒト対ヒトなので、相性があります。ましてや、転職エージェントとの会話って、自分のこれまでのキャリアや今後の人生をどうしていきたいか、なんていうとても生々しいし、青臭い話をするので、相性が悪い人と話すとなると苦痛でしかないですよね。
ただ、相性というのは、人それぞれなので、優しく話を聞いてもらいたい人もいますし、ちょっと厳しい言葉をかけられたいという人もいると思います。エージェントとの面談の前に、自分はそもそも「どんな人と相性がいいのか」は考えておきましょう。
②コミュニケーションのストレスがないか
コミュニケーションのストレスがないかというのも大事です。
例えば「その話前にも伝えましたよね」なんて言葉、言う方もストレスですよね。「え、カスタマーサクセスとカスタマーサポートをごっちゃにしてません?」とかがあると、正直イラッとして、ただでさえストレスがかかる転職活動に、さらなるストレスを与えてしまいますよね。
普段仕事をしていても、ストレスなく対話ができる人と、そうではない人がいると思います。
ストレスなくコミュニケーションできる状態というのは、お互いへの理解と、共通言語、共通の目的があることだと思います。先ほどの①とも重なりますが、こればかりは人それぞれなので、やはり転職エージェントと実際に話した上で確認してください。
③求人へのリーチ力があるか
いくらあなたとの相性がよくても、求人はA社しか取引がありません、だとさすがに困っちゃいますよね。
大丈夫です。その転職エージェントが、あなたが認める力のあるかたであれば、必要な求人は開拓してきてくれるはずです。
よく知られている話ですが、実は転職エージェントの新規開拓は、そこまで難易度は高くありません。契約するだけであれば特にお金はかからず、成功報酬でお金が発生するからです。ただ、企業の人事も暇ではないので、全ての転職エージェントからの営業を受け付けているわけではありません。
なので、その転職エージェントの方が、あなたの転職軸に沿った求人案件を既に保有しているか、もし保有していなかったら、新たにリーチすることはできるかどうかを確認するようにしましょう。
④転職活動後も友人でいたいか
最後の4つ目は、転職活動後も友人でいたいか、です。
自分よりも転職エージェントがかなり歳上だった場合は、友人というと違和感があるかもしれませんが、要は転職活動が落ち着いた後も、定期的に連絡を取ったり、仕事での付き合いがあったり、食事に行ったりしたいかどうかです。
転職という出来事を切り取ると、人生のなかでそう何度もある話ではありませんが、自分のキャリアを考えるとなると、ビジネスパーソンとして引退するまで関係する話です。自分の色んなキャリアの節目に、もしくは友人がキャリアについて考えた際にお薦めしたい転職エージェントの1人として、その人とは末永く関係性を保ちたいと思える人を探しましょう。
おまけ:転ばぬ先の転職エージェント
はい、ということで、今回は「転職エージェントの正しい選び方」というテーマで書きました。おさらいすると
①気が合うか
②コミュニケーションのストレスがないか
③求人へのリーチ力があるか
④転職活動後も友人でいたいか
です。
この①~④を聞いて「求人を探す前に、自分の転職エージェントを探す方が大変じゃん!」って思った人も多いと思います。
正直、転職エージェントをただの求人探しの「機能」、日程調整の「機能」として使いたいのであれば、そこまで気にする必要はないかもしれません。
ですが、折角の転職活動という人生の中でそう何度もあるわけでは無い機会で、転職エージェントを使うという選択を取ったのであれば、よい方と巡り会いたいですよね。
なので、お薦めとしては、今すぐに転職をするわけではないタイミングで、色々な転職エージェントの人と話してみましょう。その上で、今回の①~④に当てはまりそうな人かを、あなたなりにチェックしてみてください。
そして、自分が転職活動をするタイミングで利用するエージェントを2人~3人ほど、作っておいてください。
そうすれば、いざ転職を考えたタイミングで、自分の経験や志向性について理解をしてくれている転職エージェントがいる状態で、スタートを切ることができます。転ばぬ先の杖ならぬ、転ばぬ先の転職エージェントです。
ちなみに、逆に「オススメしない転職エージェント」については、以前にこんなnoteも書いたので、気が向いたらこちらもお読み下さい。
今後もこのnote(名もなき転職マガジン)では、転職やキャリアにまつわる話を発信していきたいと思います。尚、今回の内容は動画でも見ることができますので、よろしければぜひ高評価とチャンネル登録お願いしますm(_ _)m
▼今回のnoteの内容について話した動画
それでは、よい一日を。お疲れ様でした。
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