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秋の気配を感じると、思い出すこと
あのノロノロ台風が過ぎ去って、秋の気配を感じてきました。
外気のにおい、肌にあたるカラッとした空気、青い空に浮かぶちょっと細めの雲…
言葉にしようと思うと、すっごく難しいんですけど。わたしの五感が「もう秋ですって」と言っている。
秋の気配を感じると、連動して呼び起こされる記憶があります。
それは、青春まっただ中の高校時代のことなんですけど。
「部活の引退」という記憶です。
わたしにとって、秋といえば、文化祭での演奏会を節目に、部活を引退する季節。
自分が引退したときや、憧れの先輩が引退したとき。
その頃に五感で受け取った情報と引退とを結びつけて、脳が記憶したんだと思います。
なので、毎年、秋の気配とともに、あの頃の思い出がフラッシュバック。「あー、この季節か」って思うんです。
ただ、今年はいつもと違いました。
それは、わたしがずっと応援しているひとの、引退発表が重なったから。
引退を知った次の日、外の空気に触れて「秋の気配だ」って強く思ったんです。
寂しい!という気持ちから、秋の気配を感じたような…アタマで処理する順番が逆転したというか。
いつもとは違った、不思議な感覚。
もしかしたら、自分が引退した時の記憶と重なったからなのかもしれません。それか、憧れの先輩が引退しちゃう寂しさのようなものが重なったのか…
偶然のできごとですが、どんどん「秋の気配」と「引退」の結びつきが、強くなっていきます。
わたしにとって、秋はちょっとした寂しさを感じる季節になりそうです。
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