大人だって、遊んでいいじゃない
昔から好きで、大人になっても続けてることって、ありますか?
わたしは、楽器演奏がそう。
10代の頃から続けているので、「まだやってるの?」なんて言われることもあります。
悪気はないのかもしれないけど、正直、言われるたびに思ってる。「ハァ〜〜!?」って。
たしかに、楽器演奏は生活の役には立たない、遊びなのかもしれない。
遊びだから、大人になったら自然とやらなくなるもの…そういうふうに考えてる人には「まだ」やってるって映るんだと思います。
でも、わたしにとっては、遊びを通り越して、もはやライフワークになってて。それに対して「まだ」という感覚がないんですよね。
楽器には、だいたい毎日触ってるし。
時には気分が乗らなくて、触らない日だってあります。でも、それをきっかけに、パタっと途絶えることは絶対になくて。
ちょっと日をあけて、またいつものように、触っている。そういう関係性。
それこそ、長年連れ添っているパートナー同然なのかも?ケンカして口をきかなくなっても、時間を置くと、またいつも通り会話してる…みたいな。
「あなたたち、まだ一緒にいたの?」とか、ないでしょ?
まだ楽器をやってるわたしは、インストラクターもするようになったわけですが…
大人になってから楽器を始めた人が、できるようになって嬉しそうにしている姿をたくさん見てきました。
本当にキラキラしてて、いいなーって思います。見ていて気持ちがいい。
そういうのもあって、これは、ずっと思ってることなのですが…
大人だって、遊んでいいじゃんねぇ。って。
その遊びが、一ミリも生活の役に立たなくたって、人生を彩ってくれるかもしれない。それが「気づいたら一緒にあるもの」になったら、最高じゃないですか。
もし、これを読んで「そういえば遊んでないなー」と思ったら、昔好きだったこと、掘り起こしてみませんか?