【全文無料!】チラチーノ不採用のレガシールギアについて、福ちゃんの備忘録
1.ご挨拶
お世話になっております。
千葉県・福島県を中心にポケモンカードをプレイしている「もなか」と申します。
先日参加した第1回福ちゃん24にて、BEST8という戦績を残せたので、備忘録としてnoteを執筆することにいたしました。
X(Twitter)もフォローいただけると嬉しいです。
本記事は全文無料(投げ銭式)となります。
ご協力いただいた分は、毎月の福島遠征費用に活用いたします。
早速ですが、今回使用したデッキレシピはこちらとなります。(X・Twitterにも投稿済み)
従来の構築と大きく異なることは、「チラチーノが採用されていない」ことだと思います。
何故チラチーノを不採用としたのか、チラチーノを不採用にして勝てるのか、この辺りを深掘りいたします。
2.構築の経緯
2-1 チラチーノの評価
現環境においてのチラチーノのメリット評価は、以下の通りです。
①相手の主力ポケモンをワンパンできる。
②非ルールポケモンのため、サイドを取られる枚数を1枚以下に抑えられる。
長年ルギアの課題であった打点の低さをカバーできるようになりました。且つ、非ルールポケモンでサイドを1枚しか取られないため、守備面も同時に強化されていると考えます。そのため、直近の構築では非常に高い採用率を誇っております。
強いチラチーノを採用しつつ、福ちゃんに向けたデッキを考えている時、1つの問題に直面します。それは、採用したいカードが複数枚あり、デッキの枠が足りないことです。具体的には、かがやくリザードン+ルミナスエネルギーと、ジャミングタワーの枠が圧迫しておりました。最初に考えた取れる選択肢は、次の2つでした。
①チラーミィ+チラチーノの枠とボール枠を削り、全てを両立させること。
②従来の構築を持ち入り、採用したいカードを見送ること。
①については安定感や盤面の再現性が下がるため、勝てる対面でも負ける可能性が高くなると感じました。私の感覚では、ボール11枚、チラーミィ3枚、チラチーノ3枚が最低ラインであるため、ここを削ることに抵抗がありました。
②については、良案が浮かばなかった時の最終案として考えておりました。そのままでも十分に強いですが、いくつか不安な点もあり、当時の構築で踏み切れませんでした。
1点目は、サーナイトへの勝ち筋がほぼ無いこと。
2点目は、ロストバレットが重いと感じたこと。
3点目は、後攻時orチラチーノを展開できなかった時のタケルライコに勝ちにくさを感じたこと。
これら3つに対して何かしら解答を持たないと、福ちゃんで上位の戦績を納めることは難しいと感じてました。
そこで、第3の選択として上がったのは、チラチーノを不採用にし、空いた枠に採用したいカードを投入する新たなプランです。
以前より、チラチーノ不採用構築を考えていた
「のんあるさん@Nonal_pokeca 」が自主大会で高戦績を収めていたことを存じ上げていたため、チラチーノ不採用でも戦えるのではないか?と考えるようになりました。
チラチーノの強さは紛れもない事実ですが、同時にチラチーノの弱さにも気づき始めました。
①進化要求
現状の構築でチラチーノへ確実にアクセスできるカードは、ハイパーボールとジニアの2枚しかありません。前者はVSTAR前に複数枚使用することが多く、後者は1枚採用のサポートなのでベストなタイミングで使用することを狙えません。
キャプチャーアロマで表が出れば良いですが、そう上手くいきません。裏が出て進化できず、相手にチラーミィを取られる展開は、ルギアあるあるだと思います。私の中では、使いたい時に使えない不安定さが引っかかってました。
②HPの低さ
進化前のチラーミィはHP60〜70なので、ドラパルトのファントムダイブ(+かがやくフーディンorルチャブル)のダメカン6つで簡単に気絶してしまいます。事前に防ぐためには、予めミストエネルギーを付ける必要があります。ドラパルトexからの攻撃2回でサイドを3枚以上取られる可能性があるため、進化できないことは負けに直結するなと感じました。①に記載した進化要求の重さが、ここでも響くと考えます。
せっかく進化してもHP110しかないので、ロストバレットが用いるウッウで簡単に処理をされてしまいます。ロストバレットに対しては、「チラチーノが盤面にいない=たねexで攻めるチャンス」となるため、相手目線ではチラチーノ狩りを優先して行うはずです。ルール持ちポケモンに対しては無類の強さを誇りますが、非エクに対して強いと言い難い点が気になっておりました。
③エネルギーリソース
対非ルールポケモンとのバトルを考えた際、進化をした上でエネルギー2枚を用いて攻撃し、返しで取られる点も弱く感じました。一度だけなら良いですが、ロストバレットや古代バレットを想定すると、リソース面の効率が悪いと感じます。博士の研究による巻き込みで特殊エネルギーがトラッシュされることも考慮すると、終盤に攻撃するためのエネルギーが無くなることもあります。
加えて、相手に対して少ないエネルギー消費でサイドを献上することも弱く感じております。具体的には、パオジアンexのヘイルブレードや、タケルライコexのきょくらいごうです。エネルギーリソースにフォーカスすると、このようなデメリットも生まれると考えております。
2-2 結論
ここまでチラチーノに対する強みと弱みを説明しました。まとめると、私の中の結論としては以下の通りです。
・チラチーノはとても強い
・しかし、無きゃ勝てない訳でもなさそう
・代打ポケモンと専用のプラン次第では、十分に戦える。
・特定対面ではチラーミィが負け筋になることがあるが、不採用にすることで守備面が強化され、従来の構築より戦いやすくなる
こうして不採用にすることで、デッキ枠の確保を実現しました。
代打ポケモンとなったのは、カビゴン、アヤシシV、かがやくリザードンの3体です。補助カードとしてジャミングタワー3枚も組み込むことができました。
次項では、これらのカードを用いた戦い方を簡単に説明いたします。
3.各対面の戦い方
タケルライコex+オーガポンex
狙うプラン
タケルライコexを3体の2-2-2プランを目指す。
使用するアタッカー
・かがやくリザードン+レガシーエネルギー
・ガチグマex
・アヤシシV(ダブタ3枚+他3枚)
・カビゴン
・ネジキ→かがやくリザードン+ルミナスエネルギー
・ネジキ→ガチグマex
以上6つの中から3つ使用することを考えます。
中でもかがやくリザードン+レガシーエネルギーは非常に強力で、相手が無視できないアタッカーであり、倒されてもサイドを取られません。先にサイドを2枚取られていても、捲れる可能性すらあります。このカードを強く使うことで、勝率を大きく伸ばすことが可能です。
●カビゴンとチラチーノの比較
カビゴンの評価
・ネストボールから呼び出せる非エクアタッカー
・2エネ160打点の省エネ性能
2回の攻撃で、HP320まで見れる
(ブーストエナジーでのリーサルずらしができない)
・HP150なので、きょくらいごうの3エネトラッシュを要求できる
・倒すのに2ターンかけてしまう
●チラチーノの評価
・4エネでタケルライコexをワンパンできる
・進化が必要
・勇気のおまもりを付けられると、要求エネルギーが5枚になる
・HP110なので、きょくらいごうは2エネトラッシュしか要求できない
チラチーノは、一度の攻撃でタケルライコexをワンパンできる強さはありますが、他のマイナス点が大きいと感じております。カビゴンと比較しても使用エネルギーは変わらないことが多い割に、相手のリソースを削ることができません。エネルギーを6枚消費してもサイドを2枚しか取れないが、カビゴンを無視したら倒される状況を作ることで、戦況を優位に運べると考えております。自分のエネルギーリソースと、相手のエネルギーリソースの両面から、カビゴンは優秀なアタッカーと言えると考えます。
かがやくリザードンを筆頭に、タケルライコexをワンパンする術を用意しているため、必ずしもチラチーノでワンパンを狙う必要はないと感じております。
●タケルライコex以外の取り方について
オーガポンexやイキリンコexを倒せば、より楽に勝ち切ることが可能です。これは紛れもない事実ではありますが、相手の下振れ展開を想定したサイドプランを組むことは危険であると考えているため、メインプランとしてカウントしておりません。ボスの指令を素引きしている時など、他のexを攻撃して倒せる状況なら積極的に狙うことは良いと思います。
ドラパルトex
狙うプラン
ごっつあんプリファイを2回通し、ドラパルトexを2回の攻撃で倒す2-2-2プランを目指します。
ごっつあんプリファイを1回しか通せない場合は、アヤシシVを用いて、ドラパルトexを3回の攻撃で倒す2-2-2プランを目指します。
使用するアタッカー
・テツノカイナex
・アヤシシV
・カビゴン
・ルギアVSTAR
まずは、2ターン目にごっつあんプリファイを狙います。ボスの指令を用いて2回通したい所ですが、1回当てるだけでも良いです。
次のターンは概ね、返しにドラパルトexで攻撃し、テツノカイナexの攻撃を受ける動きをされます。手札にもよりますが、ここで「アヤシシV+ジェットエネルギー」からテツノカイナexのエネルギーを有効活用し、ドラパルトexのワンパンを狙う動きも強いです。
本体面でもカビゴンは優秀です。ファントムダイブのダメカン6つを特性で防いでくれるため、チラーミィと比較して追加でサイドを取られることがほぼありません。
前述と内容が被りますが、2エネ160打点というコスパの良さも優秀です。2回の攻撃を要しますが、バトル場のカビゴンは無視しにくい存在です。
ロトムVは取れたらラッキーと考えた方がいいです。ガチグマexやかがやくリザードン+ルミナスエネルギーの省エネ高火力も念頭に置くと、より戦いやすいです。
●ジャミングタワーについて
初手にジャミングタワーを引けていても、ドラパルトの型によって先貼りしません。ロスト型、リザードンex型、ピジョット型では、エヴォリューションを狙わないことが多いので、盤面に並んだたねポケモンを見て判断します。
もし、型が分からない場合は迷わず貼りましょう。ロトムV+森の封印石やシャリタツ+緊急ボードを止められるメリットは共通している部分があるためです。3枚採用なので強気にプレイすることは大切と考えます。
サーナイトex
狙うプラン
1ターン目に、ジャミングタワーを先貼り
2ターン目に、ごっつあんプリファイ
3ターン目は、ごっつあんプリファイ or アヤシシV
それ以降は、サーナイトexを2回攻撃してサイドを取る2-2-2プランを目指す。
使用するアタッカー
・テツノカイナex
・アヤシシV
・ルギアVSTAR
・カビゴン
・ガチグマex
●ジャミングタワーについて
1ターン目に貼ることで、相手のエヴォリューションを無効化できます。これにより、相手の展開をおくらせることが可能です。2ターン目にキルリアが1体しか進化できなかった状況になれば、2ターン分の遅れを得ることができます。そのまま殴り勝つことも可能です。
重要なのは、ルギアの遅れをジャミングタワーで相殺できることです。ジャミングタワーがあれば、2ターン目に風読みをしても殴り勝つことができます。
勇気のおまもりが無効化されるため、ルギアVSTARやテツノカイナexがワンパンされない点も大きいです。生存すれば、それだけサイドを取れるため、相手の捲りスピードも遅くすることができます。
フワンテ+勇気のおまもりに対してジャミングタワーをプレイし、サイドを1枚取る動きに着目されがちですが、先述した使い方の方が強いと感じます。この点はロストスイーパーにできない芸当です。
サーナイトは縦引きのデッキではありますが、それはキルリアが複数体並んだ時の話です。キルリアが立たなければ縦引きされず、縦引きできなければジャミングタワーを処理できない。そう考えると、ルギアのジャミングタワーはとても強いと思います。この点はドラパルトにも有効的です。
間接的にルギアの安定感向上を担っていると言っても、過言ではないと思います。
●テツノカイナexについて
2ターン目にごっつあんプリファイを決めれば、概ねサーナイトexで攻撃してきます。HP230のため、マシマシラがいても処理されない点は心強いです。
サイコエンブレイス3回で、HP250。
そこからアドレナブレインを使い、30回復。
盤面にチラーミィがいないこと、テツノカイナexの打点が低いこと、この2つにより相手目線はHP280のサーナイトexで強気に攻撃してきます。ドラパルトの時と同じですが、ここでもアヤシシVをプレイする絶好の機会です。ダブルターボエネルギー2枚+他のエネルギー4枚で280打点になるため、一気に攻め込むことができます。
ジャミングタワーがあれば、アドレナブレイン+サーナイトex以外にアヤシシVを倒す術はありません。エヴォリューションを使わずサーナイトexを立てて攻撃しているため、盤面も強くないことが多いです。万が一倒されても、レガシーエネルギーを引き継いでいればサイドを1枚しか取られません。ここでもジャミングタワーが強く刺さると考えております。
●最後2枚のサイドの取り方について
サイドレースが4-0や4-1と大きく突き放している時は、非エクを2回攻撃して2-2-1-1とサイドを取ることは好ましくない場合があります。理由としては、シンオウ神殿+ナンジャモを重く受けすぎるからです。
ドロー込み手札1枚となれば、ハイパーボール→ネオラントV→ボスの指令の勝ち筋を絶たれます。確実にターンスキップとなり、捲りの隙を与えてしまうからです。
サイドレースに余裕がある場合は、サーナイトexにダメージを刻んでターンを返すことが望ましいです。ここでシンオウ神殿+ナンジャモを貰っても、ドロー込みの手札にハイパーボールがあれば勝ちに繋がります。相手目線、サーナイトexへのボスの指令をケアしながら、捲りプランを準備しなければならないため、要求が重くなります。無闇にサイドを1枚取らないことを念頭に置くと、戦術の幅が広がると思います。
リザードンex
狙うプラン(先攻の場合)
2ターン目に、ごっつあんプリファイ
3ターン目に、ルギアVSTARでリザードンexにダメージを与える。
4ターン目は、アヤシシVでピジョットexを取る
5ターン目に、手負いのリザードンexを攻撃してサイドを取る2-2-2プランを目指す。
使用するアタッカー
・テツノカイナex
・ルギアVSTAR
・アヤシシV
・カビゴン
・ガチグマex
私の体感では、チラチーノがいない場合に唯一面倒と感じる対面です。リザードンexをワンパンできるポケモンがアヤシシVしかいないため、ボスの指令やカウンターキャッチャーでアーケオスを呼ばれて取られる隙を与えてしまいます。ピジョットexが潤滑油になっているので、3ターン目に倒せるように狙いましょう。ピジョットexを早々に倒すことができたら、試合展開がかなり楽になります。
●テツノカイナexについて
先攻2ターン目にごっつあんプリファイを決めて、サイドを2枚取れる状況なら、積極的に狙います。この場合、後攻2ターン目でリザードンexに倒されても良しと考えます。
マッハサーチでシンオウ神殿をサーチしながら、リザードンexとピジョットexを成立させるのは要求が多いので、ここでのシンオウ神殿は割り切ります。もし、シンオウ神殿をプレイされても、負けていません。3ターン目はルギアVSTARで攻撃予定なので、ストームダイブの効果でトラッシュしましょう。現行の構築ではシマボシやシンオウ神殿2枚目の採用は見られないため、これ以降のジェットエネルギーやギフトエネルギーを強く使うことができます。
●ルギアVSTARについて
3ターン目は次のターンにアヤシシVを動かすことを念頭に置いた準備ターンとします。アーケオス2体+手貼りで5枚のエネルギーを盤面に残し、ルギアVSTARで攻撃します。
ポイントは、次のターンのアヤシシVのため、ジェットエネルギーはなるべく温存することです。
●アヤシシVについて
4ターン目にボスの指令を用いてピジョットexを倒します。一番楽なのは、ジェットエネルギーで入れ替えをし、アーケオス2体でエネルギーを付けることです。しかし、ジェットエネルギーが無かったり、アーケオスが1体取られていたり、要求が重くなる時もあります。
ピジョットexのHP280を効率良く倒すためには、以下のエネルギーを用いることが理想となります。
①ダブルターボエネルギー×4+他1枚
②ダブルターボエネルギー×2+他4枚
③ダブルターボエネルギー以外を7枚
前のターンにテツノカイナexで攻撃しているなら、ダブルターボエネルギーを1枚使用していることが多いので、現実的には②の組み合わせになることが多いでしょう。それを想定したエネルギー配分を説明いたします。
まず、アヤシシVを動かすまでに使用するアタッカーとエネルギーは以下の通りとなります。
・テツノカイナex
ダブルターボ、レガシー、ギフト
→気絶している想定なので、引き継げない
・ルギアVSTAR
ダブルターボ、ミスト、セラピー
ルギアVSTARがミストとセラピーを切って逃げ、アヤシシVをバトル場へ出せば、ルギアVSTARのダブルターボは引き継げます。その後、手貼りとプライマルターボを使って、ダブルターボ+ギフト+その他1枚を付けます。残りは3エネ分です。1〜3ターンできちんと手貼りが出来ていたり、プライマルターボで必ず2枚付けたりすれば、十分補える枚数と考えます。
このように、ジェットエネルギーでの入れ替えが出来ず、アーケオスが1体しか居ない場合でも、アヤシシVでピジョットexを狙うことは可能です。
例えば、3ターン目に攻撃するルギアVSTARへ余分なエネルギーを付けても、効率良く使用することができるため、プライマルターボを強気に使いましょう。
●5ターン目について
相手目線では、280打点以上を出せるアヤシシVは無視できないため、ほぼ確実に倒されます。加えて、自身の残りサイドが2枚のため、リザードンexではなく、かがやくリザードンを出される可能性も高いです。
マッハサーチ無しで、かがやくリザードン、アンフェアスタンプ、フトゥー博士のシナリオ、シンオウ神殿の4コンボを決められたら相当キツイですが、ここまでの展開は割り切って良いと考えてます。
これまでテツノカイナexに3枚、アヤシシVに6枚とエネルギーを9枚しか使用していないため、残りのエネルギーは十分です。ネオラントVを用いて手負いのリザードンexを呼び出し、そのまま倒すことは難しくありません。この展開に持ち込めば、チラチーノがいなくとも優位に戦えると考えます。
●後攻の場合は?
今まで先攻前提で話を進めておりましたが、後攻の場合は話が大きく異なります。後攻1ターン目に手貼りをし、後攻2ターン目にアヤシシV+ジェットエネルギー+ボスの指令を狙えるなら、ピジョットexを取りに行きますが、要求が重いため狙うのは至難です。
相手の先攻3ターン目にマッハサーチからボスの指令でアーケオスを1体取られる展開になると、途端に厳しくなります。ここで遂にチラチーノ不採用のデメリットが出ると思います。
相手が出遅れる、ロトムVを取れる、手貼りが間に合うなど、僅かな勝ち筋はありますので、諦めずに戦いましょう。
ロストバレット
狙うプラン
2ターン目にごっつあんプリファイが狙えるなら狙い、難しいならカビゴンで非エクを取り進めます。
HP230以下のV,exが前にいる時は、ガチグマexを出して倒しましょう。
バトル場にHP220以下のV,exがいるなら、ルギアVSTARで処理します。
相手のガチグマexはアヤシシVで返しましょう。
概ね1-1-2-2のプランで進めることとなります。
使用するアタッカー
・カビゴン
・テツノカイナex
・ガチグマex
・ルギアVSTAR
・アヤシシV
序盤のカビゴンは1:2交換を狙いやすいため、強気に使いましょう。
かがやくリザードン+レガシーエネルギーも強力で、ライコウVやテツノカイナexと0:2交換も狙えます。これはごっつあんプリファイの1:3交換と同等なので、状況に応じてどちらを通しに行くか考えましょう。
●ミストエネルギーについて
1枚採用のため、使うタイミングが重要になります。先に付けることより、ダメージを負ったポケモンがロストマインで回収されないようにするため、後から蓋をする使い方が多いです。ロストマインによる2面取りを防ぎつつ、1:2交換以上を成立させれば、勝率が上がると考えます。
4. 福ちゃん対戦レポート
ここからは5/26(日)に開催された、第1回福ちゃん'24の対戦レポートとなります。
1回戦:ロストドラパルト 勝ち
お相手は、カントクさん。
じゃんけんは勝ち。
手札を見ると、アーケオス、ハイパーボール、キャプチャーアロマ、カビゴン、ネストボール、他。
キャプチャーアロマで表を出し、ハイパーアーケアーケを決めます。
先攻2ターン目にVSTARをし、テツノカイナexへレガシー込み4エネを付けてごっつあんプリファイを宣言。2ターン目からサイドの2枚取りに成功します。
終盤にシンオウ神殿+ボスの指令でテツノカイナexがバトル場で縛られ、ファントムダイブを被弾します。手札にはスタジアムがありませんでしたが、ネジキ対象テツノカイナex→ルギアVへ変換→ルギアVSTARへ進化のコンボを決め、ストームダイブでシンオウ神殿のトラッシュに成功します。ネジキを入れて良かった…
最後はボスの指令で手負いのドラパルトexを呼び出し、攻撃して勝ちました。
2回戦:ディアルガVSTAR 勝ち
お相手は、ぶーぶーさん。
じゃんけんに勝つも手札が弱く、先攻2ターン目は、かぜよみでターンを返すことに。相手の後攻2ターン目にスタークロノスを貰うとゲームエンドになりかねないと思いつつお祈りをしたら、メタルブラストの180ダメージでターンが返ってきます。祈りが通じました。
先攻3ターン目にVSTAR。ここでディアルガVSTARを取らないと負けになると考えます。
かがやくリザードンにジェットエネルギーを付けてバトル場へ送り、レガシーエネルギー等を付けてワンパンに成功します。炎弱点の強みが出ました。
相手の後攻2ターン目は、かがやくリザードンを突破して終了。返しのターン、アヤシシVにダブルターボエネルギー2枚を含めた6エネで、ディアルガVSTARをワンパンします。
最終盤に残サイド1ナンジャモを貰うも、ボスを引き込み、ガチグマで攻撃して勝ち。
チラーミィ無しの盤面から意表を突くディアルガVSTARのワンパンで、相手のペースを大きく狂わせたと感じましま。
3回戦:ライコポン 勝ち
お相手は、りんごさん。
着席した時に、「(対戦相手が)女の子かと思いました〜笑」と言われる。紛らわしいことをして申し訳ないです…。試合前から1本取られてしまいました。
談笑している所にH2さんが登場。話を聞くと、今回が初参加らしい。初参加で2-0ならアグロかな…ミライドンだったら嫌だな…と考えていたところ、
H2さんが「初参加で凄いねー!この人を倒したら、大金星だから頑張って!」と、目の前でエールが送られる。いや、試合前に緊張させないで…。
じゃんけんは勝つも、テツノカイナexスタート。お相手はタケルライコexと、負け筋になるカードでスタートしてしまいます。更に、ハイパーボールでアーケオスをサーチするところ、ルギアVをサーチしてしまうミスをしてしまうミスを犯す…。
幸運なことに、お相手も事故で、ドローゴーが続きました。手貼り4回でテツノカイナexを取らせた返しに、ガチグマexでタケルライコexを取ることに成功。
ガチグマexを取られた後は、かがやくリザードン+レガシーエネルギーでタケルライコexを取りました。かがやくリザードンが本当に強い…。最後は、ルギアVSTARでオーガポンexを倒して勝ち。
午前中3連勝でお昼休憩へ。ここまでの3戦で今日は戦える日の予感がしたので、仮眠へ。
せめてトナメは行きたい…!そう思って午後を迎えました。
4回戦:古代バレット 勝ち
お相手は、ウランさん。
元々都内で活動されており、仕事の都合で地元福島へ戻ってきたらしい。私同様に3-0で午後を迎えており、シティ入賞経験もあるとのことで、強者のオーラが出ていました。
じゃんけんは負け。
ジニアからアーケオスを2体サーチし、かぜよみをプレイします。相手の先攻2ターン目にコライドンからダメージを受けるも、後攻2ターン目VSTARに成功。
相手の先攻3ターン目で、トドロクツキによってルギアVSTARが飛ばされます。キツい展開ですが、想定通り。後攻3ターン目にかがやくリザードン+レガシーエネルギーでサイドを取る。お相手はこれの処理は成功するも、サイドを取れない強みを押し付ける。
その後、ジャミングタワーでブーストエナジー古代を無効化してサイドを取り進め、アタッカーが間に合わない段階で投了をいただきました。
5回戦:ライコポン 負け
お相手は、ろっくんさん。
ご厚意いただいている総帥さんの同級生で、最近復帰したらしい。和気藹々とした雰囲気でスタートできました。
じゃんけんは負けたが、後攻を選択される。
何か嫌な予感が…今度こそミライドンか!?と思ったら、タケルライコがバトル場へ。私はカビゴンスタートで特に回せずターンを返す。
先攻2ターン目、バトル場にオーガポンexという状況。キャプチャーアロマ裏→ネオラントV→博士の研究をプレイするも、アーケオスは1体のみ。早々にボスの指令は飛んでこないだろうと慢心し、VSTARを選択。オーガポンexにダメージを刻んで、ターンを返します。
相手の後攻2ターン目、まさかのポケモンキャッチャー表でアーケオスが倒される。そのまま捲れず負け。
コンセプト的に先にサイドを2枚取られても追いつける構築になっているので、無理してVSTARをしなくても良かったと猛省。更に、ポケストップからプライムキャッチャーでアーケオスを取られる可能性もあったので、どう考えてもあり得ないプレイでした。
6回戦:パオジアンex 勝ち
お相手は、むくさん。
隣卓のTENMAさんとお知り合いのようでした。お互い4連勝から5回戦目で負けという状況で、ここで負けてもオポネントが高いため、最終戦にしては緊張せずに挑めました。と言っても、上位8名はトーナメント1回戦のシード権が与えられるので、ここを勝つことはかなり大きいです。先ほどはミスで落としていたので、気を引き締めて臨みました。
じゃんけんは勝つも、が手札が悪く、先攻2ターン目にかぜよみをプレイ。しかし、お相手も盤面が弱く、後攻2ターン目は攻撃されずにターンが返ってきました。
先攻3ターン目にVSTARし、パオジアンexを倒すことに成功。当然のように後攻3ターン目でルギアVSTARを取られるも、先攻4ターン目にかがやくリザードン+レガシーエネルギーで、パオジアンexを取ります。今日1日でこいつが無双しすぎてる。圧倒的感謝。
カビゴンでかがやくゲッコウガを取り、返しに取られる。ここでサイド5-3へ。バトル場のアーケオスを逃して、ガチグマexを投げて勝ちを確信したが、エネルギーがないことに気付きます。残りのサイドに1枚、序盤の博士の研究で巻き込みが数枚と、数を数え間違えていました。
ガチグマexを取らせて、サイド5-5。お相手の脳裏に勝ちがチラついたと思います。しかし、バトル場のカビゴンを対象にネジキを使い、唐突にエネ無しブラッドムーンを炸裂、サイドを取り切って勝ちました。
ここは、プレイミスを構築でカバーした瞬間でした。
順位発表の時間。
予選5-1は複数いるはずだが、5回戦負けなのでオポは決して弱くないと考えておりまきた。
H2さんの「4位は、千葉から来た…」の一言で上位8名を確信、初めて参加した第4回福ちゃん'23以来のトナメ進出を果たしました。
予選で戦ったりんごさん、ウランさん、ろっくんさん、むくさんの4名もトナメ進出へ。誰かしらと再戦しそうだなと思いながらトーナメント表を見ると、次のようになっていました。
順当に行けば、準々決勝でウランさんと再戦か…。戦績次第では同じルギア使いのじかんくんと対戦する可能性や、前日練習したさっちゃん(さつき)と対戦する可能性まであるな…。決勝トーナメント1回戦は仮眠を取って休憩へ。
決勝トナメ2回戦:サーナイトex 勝ち
サーナイトミラーを制したさっちゃんと対戦することに。どちらが勝ってもサーナイトと対戦することは決まっていたため、覚悟はできていました。
前日の練習では2戦2勝でしたが、大会で対戦するさっちゃんとは2戦2敗。お互い負けたビジョンがチラつきながら、魂のじゃんけん。勝って先攻を取ります。
テツノカイナexスタートで、ネストボール、アーケオス、キャプチャーアロマ×3、博士の研究という手札。ナンジャモをされなければ高確率でごっつあんプリファイをプレイできる手札でした。
後攻1ターン目はエヴォリューションで、キルリアが2体出てきます。ナンジャモは無い、耐えたぞ。内心ガッツポーズをしていました。
先攻2ターン目、ドロー。その後、キャプチャーアロマをプレイ。しかし、コイントスは裏が3回。いや、聞いてない。アーケオスは疎か、ルギアVSTARにすらなれないのはまずい。取り敢えず博士の研究でアーケオス1体をトラッシュする。引いたカードは、アーケオス無し、ハイパーボール、スーパーボール。ここで1アーケ展開からごっつあんプリファイまで確定していましたが、アーケオスを取られた瞬間にキツくなることは明白。祈りながら、魂のスーパーボールをプレイします。なんと、その中にはアーケオスの姿があり、無事に2アーケ展開からサイドを2枚取ることに成功します。
後攻3ターン目はナンジャモを使いながら、サーナイトexの攻撃をテツノカイナexで受けます。
先攻4ターン目、ボスの指令がなければサイドを取れない状況でしたが、しっかり引けており、キルリアを倒してサイド4枚目を取ることに成功。
後攻4ターン目にテツノカイナexが取られ、サイド4-1。手札にはジェットエネルギーがあり、キャプチャーアロマで裏が出れば、アヤシシVによるワンパンが可能でした。魂のコイントスは表。は?なんでや…欲しい時に裏が出ないコイントスに絶望。このターンはサーナイトexを攻撃し、次のターンにボスの指令で勝ちを目論みます。
その後はフトゥー博士のシナリオでサーナイトexが戻されたり、サーナイトex 2体目が出てきたり、なかなかサイドを取れないターンが続きます。
終盤、2体のサーナイトexのHPが半分を下回っている状況で、マシマシラがワザ宣言。サイコトリップの効果で混乱させ、ターンをもらう算段だったのか?と思うも、カビゴンの特性で混乱せず。時間も迫る中でミスをしてしまったらしい。カビゴンで倒し、サイド5枚目を取る。そのまま攻撃を緩めず、なんとか勝ち切れました。
決勝トナメ3回戦:古代バレット 負け
さっちゃんとの熱い戦いを制した後にホワイトボードを見ると、ウランさんも勝ち進んでおりました。再戦か…しかも、こちらの手の内がバレている状況。この勢いでリベンジは果たさせない!と気合を入れて臨みました。
じゃんけん勝ちで先攻を取る。バトル場はカビゴンなので、後1攻撃でも耐えられるだろうと思っていました。
ウランさんの手札が強く、シークレットボックス→オーリム博士の気迫→手貼りでチヲハウハネが動く。カビゴンは闘弱点の為、なんと後1からサイドを取られる展開に。
ルギアVSTARもサイドを1枚しか取れずに倒されてしまったので、かがやくリザードン+レガシーエネルギーでも捲ることが叶わず。更にジャミングタワーも引けなかったため、HP200のトドロクツキも倒せず。見事にリベンジを果たされてしまいました。
BEST8という結果で終了です。今までの自主大会戦績で言えば、100人規模の金ポケCLのBEST8が最高だったため、。記録は同じですが、今回は150名参加なので、自己記録を更新したと言えるでしょう。
デッキのプランや構築に多少の自信があったので、結果を出せて大変嬉しく思います。今後も福ちゃんには参加し続ける予定なので、対戦する機会がありましたら、お手柔らかにお願いいたします。
5.まとめ
本noteの説明は以上となります。ご質問がございましたら、X(Twitter)のDMにてお気軽にご質問ください。
来年1月のレギュレーション変更までルギアを使い続けます。今後も試行錯誤しながら、その環境に合ったルギアの構築を考えますので、応援いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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