自己紹介詳細版(自己分析編
今回の記事では自分自身の特徴というのを自己分析した内容を述べていきます。
1.HSP
俺はHSPの性質を持っています。
HSPというのは最近日本でも広まってきた概念で、
"Highly Sensitive Person"の略。或いは『繊細さん』とも呼ばれています。
簡単に言えば色んな刺激や情報に敏感で感受性が強い反面、うたれ弱い性質の人達の事を指します。
詳しくはこちらのページが詳しいです。
俺もメルマガを読んでお世話になっているアドバイザーの方のサイトです。
https://cocoyowa.com/hsp/hsp-toha/
ともかく、人の機微や言葉にしづらい趨勢などを感覚で感じ取れる半面、
うたれ弱いのは勿論、普段のなんでもない生活で消耗します。
その為、家で自分の部屋で、一人の時間というのが必要になります。
これはHSPの方でないとイマイチイメージ出来ない感覚かもしれません。
例えれば皆さんがパーティーに行ったとしましょう。
そこでは沢山の人が居て、食べ物や音楽が溢れています。
皆さんはパーティーを楽しみ帰宅しました。
きっと興奮が冷めると同時に疲れが出てくるでしょう。
その疲れが日々の何気ない生活の中で毎日溜まっていく感じです。
人ごみ、町中に溢れる看板の文字、道路を走る車のエンジン音、パチンコ屋のドアが開いた瞬間一気に漏れ出るBGM、電話に怒鳴るおっさんの怒鳴り声、駄々をこねる子供、階段をゆっくり昇るおばあちゃん、スマホと看板を交互にキョロキョロしている外国人、グループの後ろを曖昧な笑顔で歩く高校生、時計を見ながら人ごみをかき分けるサラリーマン。
世の中には情報が溢れています。
街を歩けば至る所に広告という情報が貼りだされていますし、すれ違う人々にはそれぞれの感情や状況があります。
そんな情報、いらないならば無視してしまえばいいだけでしょう。
ただ残念ながら俺たちは極端に言えば、
「それらの情報を一度強制的に受け取ってから、選んで一つずつ捨てる」
というのを常日頃からやっているのです。
それらは勿論気配りが出来るとか、空気が読めるとかそういういい面もあります。
ただそういう人たちも裏では同僚の舌打ちにビクッとしたり、断ったらどう思うのだろうと深読みしたり、そういう気苦労を募らせている場合があります。
それがHSPという性質を持った人々です。
2.社交的なHSP、HSE
HSPの人達と言えばその性質上、敢えてステレオタイプな表現にすれば「大人しい子」に当てはまる人が多いです。
派手な事や大人数が苦手で、相手を配慮しすぎて引っ込み思案になる、というイメージです。
ただHSPと言っても幾つか種類があり、俺はHSEと呼ばれる社交的なHSPに該当します。
自分の場合は人と接するのが好きです。
傍にいる人を楽しませたいと、くだらない事で笑いたいと本心から思い、考え、行動します。
頭の回転も悪くは無いので、くだらない冗談を飛ばしたりします。
人の機微を感じ取れる方なので色々気を回したりします。
所謂コミュ力は決して低い方ではないでしょう。
ただし人といるとドンドン疲れが溜まります。
だからと言って大人数でのパーティーが好きなわけじゃないんです。
俺は場合によっては人の集まりを主催したり、幹事をしたりします。
初対面の時は人懐っこい笑顔を作って親しみやすい自分を演出します。
これらは勿論自分の一側面であり仮面ですが、演技ではない、紛れもない自分自身だと言い張れます。
ただその代わり消耗し、反動で一人になりたくなってしまうのです。
3.極端な二面性
前述のHSPの性質を持っている関係で、俺の場合は内外のオンオフが激しい人間となっています。(HSPが皆そうというわけでは決してありません)
特にオフになってしまうと全てのやらなければならないことを投げ出し、ダラダラし続けてしまうのです。
例えるなら除湿器でしょうか?
オンにすると非常に高性能でグングン水気を吸い込みます。
ただその排水タンクの容量は少なく、且つ小さな排水溝からチョロチョロ排水するしかないのが俺です。
当然吸水する速度の方が排水速度より早くなり小さなタンクはすぐ満杯になります。
だから家では除湿器のスイッチを切り排水に専念せざるを得ない。
ただこの除湿器のスイッチは、あらゆる能動的な行動をする意思とも連動している。
全てのHSPが俺と同じというわけではないでしょうが、俺はこういう仕組みになってしまっています。
前記事の半生編はお読みいただいたでしょうか?
表ではしっかり普通の人を装っているのに、本当はダメ人間。
端的に言ってしまうと外ではスイッチが入っていてまともな人間。
ただ疲れて一度家に帰ってしまうとスイッチが切れ、ダメ人間。
そして解消しきれなかったストレスが溜まっていくと、本来スイッチを入れなければならないタイミングでスイッチが入らず、外に出れなくなっていうのです。
そういったオンオフの二面性以外にも、冷静さと温かさの切り替わりも極端です。
普段は基本笑っている俺ですが、真面目な議論になると急に真顔になって容赦ない言葉も吐くような感じです。
これは「そんな俺かっこいい」というよりかは真面目な話をするときに感情を残していると、相手の気持ちとかを想像してしまい非常に辛くなるが故の防衛本能に近い現象でしょうか。
感情を慮る性質と、感情を排除して論理的に考える性質、両方が同居しているのも俺です。
4.言語化能力は高い(と自分では思っている)
HSPが関係あるのかは分かりませんが、なんというか、俺は様々な物事を感覚的には濃淡で捉えています。
相手の感情とか、場の流れとか、仕事の量とか、色々。
最近5Gだ、IoTだ、ビッグデータだという話も出てきていますよね。
イメージとしては日々、その「ビッグデータ」を受信している感じです。
そのビッグデータには「相手の仕草」「出てきた単語」「細かい抑揚」など、普通はわざわざ取り上げて考えない要素が沢山含まれています。
そのビッグデータを「直感」或いは「直観」と呼ばれるブラックボックスによって、なんとなくそのビッグデータの分析結果を導きだしています。
それが感覚的には統合されて、濃淡に思える感じです。
そうやって一度はブラックボックスによって導き出された答えを、今度は言葉という言語を使って、数学で証明問題を解くように、言語化して論理的に説明しなおしたりします。
そういった本当かよく分からない厨二的、抽象的な話は置いておいても、
何が言いたいかというと、普段からそういうややこしい考え方をしているのもあり、曖昧な考えを言語化したり、相手に伝わりやすい説明をするのが得意(なつもり)ということです。
ただ長らく磨かなかった多少の得意分野なんて、日々磨き続けている人たちに比べればお子様レベルですし、そもそも使われず劣化している可能性すらあります。
この「特徴」が「特長」といえるかは、このサイトを見た皆さんの判断にお任せします。
5.頭でっかち
そんな風に色々考えてはいますが、結局考えた末に行動しないのも俺です。
しかも色々考えていても、それらの思考はあくまで自分の肌感覚が元になっていて、情報収集による確かな証拠なんてありません。
「思いて学ばざれば則ち殆うし」です。
そして「感情を排除して論理的に考える」とか言っていた割に、自分のことになると不安に押しつぶされて冷静さを保てません。
挙句の果てに冷静さをと通り越して「こいつ終わってるな」とばかりに他人事のように自虐に入ります。
これを頭でっかちと評さずに、なんと評しましょうや。
自分の今の酷い状況を思い返して、それを改善しようと一歩ずつ進むことも出来ず、自分の人生なのに必死に生きる事も出来ず、それらを改善するための情報収集をするわけでもなく、不安と自虐を自ら加速しています。
6.それでも良い人間でありたいと理想ばかり高い
そんなダメ人間ですが、なまじ頭でっかちな分こうなりたいという理想像は高いです。
・和を以て貴しとなす
・しょうもないことで笑えることが一番幸せ
・人生の目標は誰かの人生という物語で名を残すこと
こんな考えを持っています。
そしてその理想像とは裏腹に、まともな人間ですらない自分を許せなくて、でも理想像が遠すぎて一歩一歩進むことすら出来ず途方に暮れて。
7.理想と現実のギャップにうずくまる
社交的な自分 と 一人布団に引きこもる自分
真面目そうな自分 と 色んなことから逃げる自分
優し気な自分 と 突き放した考え方をする自分
目指す理想像の自分 と 引きこもりニートの自分
そのギャップを埋めていくのが人生なのに、成功体験より逃げてきた経験が多すぎて。
真っ当に前に進むことも、非行等道を逸れる事も、正気を手放して後退することも、自殺して退場することも出来ずただその場で蹲っている。
俺はそういった人間です。
次回は自己紹介編の最後、趣味編です。
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