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ロッキン2024で星野源を見た!👀

2024年 8月11日(日) 『ROCK IN JAPAN FES 2024』に行ってきた。この日のお目当ては、LOTUS STAGEのトリを飾る星野源さん!

セットリスト

  1. 地獄でなぜ悪い

  2. SUN

  3. ドラえもん

  4. Pop Virus

  5. 喜劇

  6. 仲間はずれ

  7. Crazy Crazy

  8. Week End

  9. Hello Song

私は、源さんのことが昔から大好きだ。開催地が私の地元・千葉だったこともあり、出演アーティストが発表された瞬間から絶対に行く!と思い、チケットを応募した。

今も好きだけど、今よりももっともっと源さんしか見えていなかった中学生時代に戻って、「星野源が蘇我に来てくれる未来があるよ」と中学生の私に言ってあげたい。他人からすれば単に開催地が千葉、というそれだけの話である。ただ私からすれば、自分の生まれ育った身近な場所に源さんが存在するという事実がとても新鮮で嬉しく、中学生の頃と今の私の気持ちが繋がったようで、特別な事なのだ。

ちなみに会場として使用された千葉市蘇我スポーツ公園は、高校時代にマラソン大会で走った場所であり、「ここで星野源がライブ!?」と何度も感情がバグを起こしていた。

開演時間は18時40分、18時にはLOTUS STAGEに入場。今回はなんとステージ前方入れ替えエリアに当選できたので、まずステージとの距離が近いことに驚いた! 1人参加なので、無言でずーっと体育座りして、電波悪くて繋がらないスマホの画面を見つめながら時間が経つのを待つ。

開演時間が近づき、リハーサルが始まり、見慣れたバンドメンバーが出てきて、静かに興奮が高まる。お客さんがメンバーに手を振ると、ベースの三浦さんがニコッと笑いながら手を振り返していた。心の中で、「源さんはリハーサル出ないのかしら?」と思いながら、淡々とマイクや楽器のチェックは進んでゆく。

すると『Down Town』の演奏が始まり皆が自然と体を揺らす中、「ななな~」と歌う星野源さまの歌声が会場に響いたのです・・・!姿は見えずとも、客席は一気に大盛り上がり。チラ見せ状態でドキドキしたままリハーサルは終了し、ついに本番開始。

一曲目は、『地獄でなぜ悪い』でテンション爆上がり。最後までとにかくずっとずっと楽しかった。源さんのライブは2019年の『POP VIRUS』以来だったからこそ、改めて様々な瞬間で星野源らしさを感じるとともに、懐かしさが込み上げてきた。

まず前編通して、テンポがゆったりな感じ、というか踊らせてくるテンポ感な気がした。良い悪いではなく、私が最近観に行ったMrs.GREEN APPLEやカネコアヤノのライブとはやはりまた違うし、自分の乗り方も自然と変わってくる。

あと、トークが本当にお上手。こちらも思わず笑ってしまうような発言だったり、間をつなげるちょっとしたトークが程よい。いつだって会場があっという間に星野源らしいゆるっとした空気感に染まるのだ。
 
『Crazy Crazy』で「心踊れー!」って叫ぶのめちゃくちゃ好きなので、待ってましたとばかりに最高にブチ上がった。

私がこんなにも「心踊れー!」が好きなのは、2014年に行った『ツービート』(弾き語りDay)の影響が大きい。前編通してシンプルだった演出がラストの『Crazy Crazy』で覆される瞬間が堪らなかったし、あの時に聴いた「心踊れー!」ほど素敵な瞬間はないからだ。

あと「谷を渡れ」でガチョーン、「等しいものは」でスーダラ節の振り、などもやっぱり嬉しかった。間奏でヘドバンするやつもちょこっとやっていて懐かしみ。思わず真似をした。

「アンコールあります」と予告したり、座っても手拍子しても踊っても何しなくても(※意訳)と自由なスタイルを提示したりするところが変わっていなくて良かった。

特に、お好きにと言ってくれるのはとても安心する。ライブという場はどうしても他人の動きに影響されてしまうし、自分もこうしなきゃかなと思ってしまいがちだからだ。同じ動きが出来ないと居心地悪い気がしてしまう。

もちろん源さんが「踊って」「歌って」と言ったり、みんなで手を振ったりする瞬間もあるけれど、基本的に“この場は自由で居ていいのだ”と思わせてくれる安心感はかなり大きい。

手前、奥、など客席の場所を言ってくれるのも変わらず良かった。認識してくれている、一緒に楽しんでいる、この場の一部になれていると思える言葉だ。「残りあと一曲です」で客に「えーっ」と言わせて、源さんが「満足ッ」っていうやつも最高。「満足ッ」ってよく言っているイメージ。

ライブ中、ステージの端っこまで来て歌ってくれたりと、かなり動き回っていたのも印象的!おかげでとても近くで見れたし、最高に盛り上がれた。源さんは汗ダクダクで、かなり暑そうだった。

あと、千葉民として「川崎町~!」は笑った。千葉民は「蘇我」と呼ぶことが一般的だろうし、「川崎町」は聞き慣れなさすぎて、そのぎこちなさに笑ってしまったが、いつもきちんと地名を呼ぶ源さんの丁寧さが見れて良かった。

ラストの『Hello Song』では「嫌なことばっかり」「また笑顔で会いましょう」(※意訳)の言葉を聴けてとても嬉しかった。「うずくまることばかりだけど」という歌詞で、ほんとそうよ・・・といつも同意しまくっているので。やはり『Hello Song』はエナジーをもらえる曲だ!

そんなこんなで、懐かしさと嬉しさで感無量のロッキン2024星野源でした………


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