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「ニューヨークバンドライブ in JAPAN 2024」に行ってきた🌙

2024年10月20日(日)
ニューヨークバンドライブ in JAPAN 2024に行ってきました。

コロナ後の2020年くらいから(ライブハウスに出るような)バンドのライブにあまり行っていなかった。好きなバンドへの熱も前ほどではなくなったり、ギュウギュウの中ずっと立っていなきゃいけない状況にも疲れを感じ始めたりして…。

だから今回、ライブハウスに行くこと自体が久しぶりで懐かしさがあった。ドリンク代を支払い、開演するまでじっと立って待ち、公演中は人と人の間から必死になって首を伸ばして観るあの感じ。他にも、演者との距離感の近さからくるアツさや、ヒューとかフーが頻繁に飛び交うテンションの高い空間とか。全てが相まって、めちゃくちゃ楽しいライブだった。(寒い中開場待ちしたり、長時間立ちっぱなしはやっぱり大変だけど)

普段は1人でYouTubeを観て楽しんでいたニューヨークバンドというコンテンツに対し、同じ気持ちの人たちと集まって、溜まっていた想いを発散できたことも想像以上に楽しかった要因である。

私は入場した瞬間、屋敷さん側の位置にスッと向かった(YouTubeで購入したギターがあるのを発見)。そもそもニューヨークバンドは、屋敷さんありきのバンドだと思うからだ。まず、屋敷さんがギターをやりたいという思いが軸にあって、メンバーもそこに寄り添っている印象があった(実際のところはわからないけど)。だからこそ、屋敷さんのギター演奏を目に焼き付けたかったし、始まる前も「今日のライブだって屋敷さんがいなければ有り得ない空間だったのだ!」とかいうアツすぎる激ヤバ想いを1人で抱えていた。

いざ始まってみたら、嶋佐さんの歌声が良すぎることにグッときてしまった。しかも一発目が奥田民生の『さすらい』という、個人的に嶋佐さんの声に合っていると感じていた曲だっため、より引き込まれた。

かつ、嶋佐さんがYouTubeのニューヨークバンドの時よりノリノリだったのが意外だった!もうちょっと、“屋敷に付き合わされてますわ感”というか、バンドに意欲的な屋敷さんを引きで見ている感じだったけど、ライブでは嶋佐さんの方が積極的に「文化祭的ダサいノリ」をして熱く盛り上げていた。

そんな時、逆に冷静になる屋敷さんというのもまたニューヨークのバランス。一緒になって同じノリをする時もあれば、片方が熱くなれば片方は冷静に、といった絶妙な息の合わせ方がニューヨークな感じがする(芸人ってそういうものかもしれないけど)。

メンバー皆さんの演奏もYouTubeで聴いた時とまた違って、めちゃくちゃ良かった! あと、ライブ前にYouTubeでニューヨークバンドの演奏を全部おさらいしてきたからこそ、前に苦戦していたGLAYの『BELOVED』では頑張れ!と応援目線で見てしまった。屋敷さんが時々ミスった時に(私は楽器の知識が皆無なので間違えてるかどうかもあんまわからなかったけど)、笑っちゃう感じとかもよかったなー。YouTubeでも見てきたあの表情だった。

レアだったのは、屋敷さんのギターソロを優しげな眼差し?で見守る嶋佐さん。大丈夫か?どうよ?みたいな。そして出来たらヨシっみたいな顔をしてた気がする。ニューヨークに対してこんなこと言うのもあれだけど…やっぱり2人の関係性の側面からグッときてしまうことや、格好良い部分もあるよね…と思う。(嶋佐さんがギター弾く時、屋敷さんがストラップ調節してあげてたの良い)

ガチカラの『白い雲のように』も良かった(最初『青春アミーゴ』くると思った)。ニューヨークが並んで歌う姿、かっけーと思った。それで言うと『キスしてほしい』も激アツ選曲だったし。

屋敷さんが歌う『忘却の空』まで聴かせてくれるとはニューヨーカー大歓喜。途中、屋敷さんが間奏部分?で嶋佐さんのギター演奏を見すぎて、歌い出しを忘れてた部分ありませんでした?

くるりの『東京』はセトリ入りすると思っていなかったのでぶち上がった。嶋佐さん、前に楽器屋で試奏した時に『東京』のフレーズちょこっと弾いてた気が。よほど嶋佐さんの中心にある曲なのだろう。岸田さんみもあって、グッときた。

『ロビンソン』でドラム演奏に徹する嶋佐さんカッコ良すぎた。体幹しっかりしてた。

今改めて振り返っても、あの盛り上がりは凄かったなぁと思う。小虎りょう『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』のサンボマスター並みの盛り上がりや、あとむ&狩野『浅草キッド』で歌の上手さに爆笑する瞬間や、みやばらくん・青木マッチョ・OWV本田くんというお馴染み安定メンバーの演奏も最高だった。

小学生の時、ロケットライブに出てた西村ヒロチョが面白くて好きだったことを思い出した。

そんなめちゃくちゃ楽しかった浅草の夜。


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