AvacusSportsでかわる、新しい応援のカタチ
暗号通貨の価値を手に入れるCtoC型マッチングサービス、Avacus(アバカス)で、暗号通貨をつかった「新しい応援のカタチ」AvacusSportsが始動しました。
その第一弾には、元ラグビー日本代表選手で現在もプロラグビー選手として活躍する長江有祐さんが参加を表明。
暗号通貨を活用したラグビー普及活動および選手育成、引退した選手のセカンドキャリアサポートといったこれまでになかった新しい取り組みはスポーツ選手の間でも話題となり、現ラグビー日本代表選手らもTwitterで拡散、1500を超えるいいねがつくなど、暗号通貨にふれたことのない一般層からも広く注目されはじめています。
AvacusSportsとは
①Avacusが提供するQR決済アプリ「AvacusPay」でスポーツ選手がみずからのQRコードを作成し、TwitterやInstagram等の投稿に貼り付けて公開する
②ファンは応援したい選手のQRコードを読み込んでビットコインやVACUSなどの暗号通貨を投げ銭する。その際、AvacusPayのSNS機能を使って選手へ応援メッセージを添えることも可能(もしかしたら選手本人から直接お礼のメッセージを受け取れるかも??)
③選手はファンから受け取った暗号通貨をAvacus内のサービスで活用。
Amazonでのお買い物(AvacusShopping)やクラウドソーシング(AvacusAsk)フリーマーケット(AvacusBazaar)で競技や自身の活動に必要な物資の調達、制作の依頼などができる
④ファンは選手のお買い物や頼まれ事などのオファーを受けることでも支援することができる。さらに支援する(=オファーを受ける)対価として暗号通貨が手に入る
暗号通貨が送金の常識を変えた
暗号通貨は投げ銭のような少額の支援と非常に相性が良く、寄付などにも適しています。
これまでお金を送金するには銀行を仲介する必要がありましたので、高い手数料や時間などがハードルとなり、特に海外送金では手数料だけで数千円かかるため少額の送金は難しく、手続きも煩雑で数日かかり、いつまで待っても着金しないなどのトラブルも珍しくありませんでした。
そこに登場したのがビットコインをはじめとする暗号通貨です。暗号通貨は手数料は高くても数百円程度、ごく少額から送金でき、24時間365日、世界中のどこにいても、一般的には10分~1時間程度で着金します※
※AvacusPayで送金した場合は約1秒で着金、送金手数料もわずか1%と格安
Avacusを活用することで生まれる理想的なサイクルとシナジー
■現金化に頭を悩ませる必要がない
先述のように暗号通貨は投げ銭に向いていますが、致命的な欠点もあります。それは「結局法定通貨に換金するしか使い道がない」ということです。暗号通貨決済を提供する企業はまだまだ少なく、投げ銭をもらったはいいけれど使える場所がないという問題です。そのためもらった暗号通貨を使おうと思えば、これまでは現金化するしかありませんでした。
その致命的な欠点を解決するのがAvacusというわけです。Avacusのプラットフォームを活用することで、暗号通貨を暗号通貨のまま使うことができます。
■選手が本当に必要なモノを支援できる・支援される
Avacusを活用するメリットは他にもあります。AvacusShoppingでお買い物をする際には、Amazonのほしい物リストを公開しファンに代理購入してもらう形となります。つまり、選手はファンからもらうプレゼントを指定できるのです。ファンからのプレゼントは物が何であれ心が込められたものではありますが、選手にとっては実用性のないプレゼントより「本当に今ほしい物や必要な物」を贈ってもらったほうがありがたいし、ファンとしても自分が贈った物を喜んで愛用してくれたほうが嬉しいですよね。
■応援する選手のヒストリーにより密にかかわることができる
「選手が本当にほしい物や必要な物を贈ることができる」
この場合の「贈る」という行為は、プレゼントというより支援の意味合いが強く、ファンというよりは、よりパトロンに近いと言えます。パトロンとはファンよりも選手に近く、経済的な支援をし後ろ盾となる人・金銭面の面倒を見てくれる人という意味で、スポーツや芸術といった分野の才能がある人が夢を追いかけるための経済的な後援をしてくれる人を指します。
■「選手を支援すること」に価値が生まれる
一般にファンが応援する選手に贈り物をしても対価(報酬)をもらえることはありませんでした。しかしAvacusであれば、選手に贈った商品と同額分の暗号通貨を対価として受け取ることができます。
これまで価値がつなかったものに価値を付与できる、これも「トークンエコノミー=暗号通貨を介した小さな経済圏」の可能性のひとつです。
そして対価として受け取った暗号通貨が値上がりすれば、さらにハッピー。選手を応援したければAvacusPayで投げ銭するとよいでしょう。
このようにAvacusを活用し暗号通貨が循環することで理想的なサイクルが生まれます。
参考記事:スポーツ選手とファンの関わり方は仮想通貨(暗号資産)で変わる。
https://note.com/matsukabu/n/n1df14a2ba94f
新しい応援のカタチ、その先に
インタビューの中で長江さんはこのように語っています。
まずはラグビー界からスポーツ界にどんどん広めていきたいです。必要とされれば様々な競技のチームなどをまわってセミナーを開いたりしてAvacus Sportsを説明し、選手とファンの新しい繋がり、新しい応援の形を広めていきたいです。(中略)自分の夢を叶えたいと思って海外に挑戦するけれど、全ての選手にスポンサーがついているわけではなく、ほとんどの選手が資金に不安を感じているのではないかと思っています。(中略)若い世代の成長をAvacusファミリーで応援し、若い世代の成長が日本スポーツ界を成長させる。
長江さんの魅力的な人柄が表れている良い内容だと感じました。
プレスリリース全文はこちら
暗号通貨を活用して若い世代の支援や引退後のセカンドキャリア支援を行う実例づくりはスポーツ界にとって素晴らしい貢献だと思います。ひいては暗号通貨の発展にとっても大きな実績となり普及の促進となることでしょう。
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暗号通貨やブロックチェーン技術がどれほどに革新的で優れた技術であったとしても、技術は使う人がいなければ意味がなく、その先の進化や発展もありません。そして人々が使うには、その素晴らしさを語る人と、語られる物語が必要です。
「語られる物語」とはどういうものなのでしょうか。
暗号通貨やブロックチェーン技術の素晴らしさや利点について詳しく説明しようとすると技術的な部分を避けられず、往々にしてテクニカルに偏りがちになります。しかし、用語が散りばめられた熱弁を並べられるだけで暗号通貨をつかってみよう!と思う人は少なく、それではかえって難しく近寄りがたい印象を与え、普通の人からは嫌煙されてしまいます。
もちろんイノベーションの起爆剤となるのは技術にほかなりませんが、一般の生活や文化に根づいていくという過程において「語られる物語」は、極端にいうと技術的な素晴らしさではなく、それが目に見える形で世界をどう変える(変えた)のか、だと思います。
長江さんのような暗号通貨に理解のあるスポーツ選手がイノベーターとなり、物語を体現しありのままに発信・拡散していくことは非常に効果的で、かつ重要な役割であると言えます。がんばれ!長江さん!
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また、AvacusSportsのモデルが成功するなら、この仕組みはスポーツ以外にも広く応用ができそうであり、今後が楽しみでもあります。
Avacusはブロックチェーン技術を熟知した優れたスタートアップのひとつで、彼らが創るエコシステムはその利点を活かした社会実験の舞台であり、AvacusSportsもそのうちのイノベーションの種のひとつです。
暗号通貨は「あたらしい文化」や「あたらしい価値」を生み出せるのでしょうか?まつかぶ氏の記事にもありましたが、お祭りのような感覚で、Avacusに参加するのも黎明期ならではの楽しみ方であると思っています。
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