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僕はかつてモーヲタだった。

おじさんになって、描きたくなった事を書いてみた。自己紹介的なこの一記事しか書かないじゃなかな。慣れてないので読みにくいと思う。ごめんなさい。
僕はかつてモーヲタとして活動していた。今の奥さんと付き合い始めた20年くらい前にフェードアウトしていったんだけど、その彼女というのは当時札幌在住で彼氏持ち。僕は都内在住、別ジャンルでオフ会したりするくらいのただの知り合い(僕は一方的に片思いしていた)だった。モーニング娘。のコンサート札幌遠征の際、1日猶予があったので彼女を呼び出して初めて2人でご飯を食べた。この時に爪跡を残せたのかその数ヶ月後に結婚、今は高校生になる娘と3人絶賛幸せに暮らしいる。(と思う)

僕は今までアイドルだったりアニメ、声優さんだったりちょっと好きになるとがっつりハマる傾向があったけど、別の何かが見つかったり飽きたりするとあっさり断捨離する癖があり集めたグッズやCDを誰かにあげちゃったりする。それを今後悔してたりする。まあ家庭を持っている今、大量のグッズがあっても置き場に困るのだけど。
最近(数年前からかな)YouTubeなどでモーニング娘。OGさんのやっているチャンネルをよく見ているのだけど、懐かしさもあってあの頃の熱い思いが込み上げてくるよね。
ちなみにモーニング娘。で分かるのは6期までです(キッパリ) それ以降、現在に至るまでのハロプロを勉強しなおしたと思っています。
当時のモーヲタの方々が当時を語るコンテンツもあったりして羨ましい。吉田豪さんに近しい人達とか。あー、あったあったみたいなお話に参加したいと思いつつ僕は記憶力が弱いので無理だろな。

ここから僕のオタ遍歴を。
そもそもこれまでガチのオタクの方々に出会ってきたのでオタクの尊さを知っている。僕はオタクと言えるほどの器ではないと思っている。オタクの方々のハンパない知識量、行動力に尊敬し憧れた半生であったことは確か。
小学生の頃に見ていた夕やけニャンニャン、おニャン子クラブにハマったことがアイドルオタの原点。高井麻巳子さんが好きった。その当時ドラクエ3を勇者•まみこ(高井麻巳子)戦士•ゆきこ(岩井由紀子)僧侶•まりな(渡辺満里奈)魔法使い•みなよ(渡辺美奈代)でやっていた。この頃は小学生なのでまあテレビ等で見ていただけ。
夕ニャンが終了して1年半後に始まったTV番組パラダイスGo Go!!の時点で中学生。おニャン子クラブの時は何もできなかったのでパラGoによって作られた乙女塾、そこからデビューしたCoCoにがっつりハマる。高校生になるとCoCoの親衛隊に入る。
全日本親衛隊同盟関東総本部乙女塾一家瀬能隊(CoCo project association C.P.A) 
なんか物々しい名前がついていた。カメコや追っかけからアイドルを守るという名目の元ラジオ局等で出待ちをしていた。コンサートでは独特のコールを行いつつマナーを守らない他のファンを注意したりしていた(なんの権限があるんだか)また、日曜日に日比谷公園でコール練習をしていた(非常に恥ずかしかった)ミキティのロマンティック浮かれモードでファンが回ったりするようなモーションを、この場の練習でする事もあった。隊長がアリババと指示すると今のオタ芸でいうロマンス的な動きをしていた。親衛隊はこの頃既に風前の灯、今は消滅しているのかな。ちなみに数ヶ月で脱隊した。
その後も桜っ子さくら組やうらりんギャル、チェキッ娘等のファンになりかけたりする。

18歳くらいになってから突然セーラームーンにハマる。
何故か知らんけどめっちゃハマる。これまでアニメとか全く見てないし声優さんとか全然知らないけど、こっから声優さんに興味を持ち始める。そしてセーラームーンに出演している声優さん5人のイベントに参加する。そこで知り合った1人の知人と共にアフレコスタジオを探し、セーラームーンを収録する曜日時間を把握する事に成功。声優さんからサインを貰ったり写真を撮らせて頂いたりする。他のアニメにも興味は広がり、今までアイドルばかりみていた僕の中に一大アニメブームが訪れる。と同時に出待ち生活となる。当時もまだ学生であったが学校終わったらすぐ都内のどこかのスタジオ前にみたいな。今の時代ならアウトだよね。この出待ちを通じてアニオタ仲間が多くできた。僕みたいなニワカからしたら、みんな岡田斗司夫のように思えた。アニオタとしてめっちゃ色んな事に詳しい事に憧れてた。自分もそうなろうと彼らの真似をしようとしたり、色んな作品を見たりしてみたものの付け焼き刃ではやはり無理だった。みんなが深い話で爆笑しているのを分かったふりしてニコニコしている僕だったな。この頃声優養成所に通ってみたりもする。
余談だがこの時期にマクロス7を見る。マクロスシリーズに触れたのはこれが初めてだった。ふと僕の奥さんとマクロスの話になった。奥さんはマクロス7が大好きだった。最初の超時空要塞マクロスもめっちゃ好きとのことなので勧められて通して見た。今では夫婦でマクロスシリーズファンとなりシリーズ全作品を見ている。中島愛さんが初お披露目された日本青年館やワルキューレのライブなどマクロス関連のイベントに夫婦で度々参戦していた。新婚旅行(?)的なものが、名古屋のFireBomberのライブだったな。サイン会で福山芳樹さんに新婚おめでとうって書いてもらったのは良い記念。

で、20代前半だか半ばだかモーヲタとなる。アニオタ、声優オタは一時の気の迷いでやはり自分はアイドルが本職ってこの時思う(今となっては、はぁ?っ感じだけど)
ASAYANは見ていたが実際現場に足を運んだのは明日香卒業後。矢口推し("推し"という言葉はモーヲタ発祥)
モーヲタとなってからとにかく全国飛び回った。海外までも行った。18切符とムーンライトながら、徹夜で並んだうえ座席指定の無い野外特設会場では開場から開演まで2時間立ちっ放なし、スマホのない時代の地方の公民館へ行く苦労とか色んな思い出が蘇る。石黒彩さん(当時からのファンは彩っぺと愛称で呼ぶがこの年齢になって照れがある)のモーニング娘。卒業間際、岩手安比高原のゲレンデ近くでのコンサート、ゾロゾロ歩くモーヲタ達をスキーウェアに身を包んだスキーヤーの方々から不思議目で見られていたのは印象的だったな。
モーヲタとしては当初は会場で人と知り合ったりして仲間とったりチケット売買会場受け渡しで友達なったりすることもあったが、徐々にネットで知り合い現地でエンカする、そういう時代の走りだった気がする。2ちゃんねるで晒されて有名人になった人も多かったな。僕は超地味だったけどね。モーヲタ期の思い出は尽きずキリがないのでまた別の機会があれば。

そんなこんなで現在は家庭に収まり推し活とは無縁の生活をしている。若いっていいよね。

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