スナネコの魅力
5回連続の2回目は「スナネコ」です♪
展示についてはこちらを見てください。
砂漠の天使と呼ばれて「カワイイ!」というイメージのスナネコですが、実は獰猛なんです。
小さい体で骨についた肉にかぶりつく姿は見た目とのギャップが大きいです。
水はほとんど飲まず、水分はエサ(肉)からしか摂りません。
同じネコ科でもイエネコとは全然違う動物です。子どもの頃のコロコロとした姿を見るとカワイイと思いますが、数ヶ月で肉食動物になります。
最近はカワイイから飼いたいと思う人が増えていますが、上に書いた通りイエネコとは違う動物なので一般の人が買うのは無理です。そのような人が増えると密猟などが増え、コツメカワウソのようにあっという間に絶滅危惧種になってしまうでしょう。
スナネコとの出会いですが、マヌルネコと同様にスナネコの子どもです。
親のスナネコを見たかったのですが、ちょうどその頃はコロナの始めでなかなか出かけらず、そのうちにスナネコの子ども誕生とのことで那須どうぶつ王国に行きました。並んで見たその姿は小さくて手の上に乗りそうな感じでした。1分の見学時間はあっという間で何回も並び直して見に行きました。大きな目で大きな耳、その姿でこちらに迫って来てたまらなかったです。
子どもはカワイイですが、親でオスのシャリフとメスのジャミールも魅力的です。
おっとりとしたシャリフは顔が四角で憎めない表情で、ジャミールは小顔でいかにもスナネコといった姿です。
お肉をあげる時もシャリフは遠慮がちでジャミールに取られる様子が微笑ましいです。
那須どうぶつ王国では今年の2月には新たな子どもが増え(3つ子)またにぎやかに遊び回っています。
大きな耳に大きな目、ちょっと小さめなネコ科の動物のスナネコですがカワイイだけじゃないところも見てほしいですね。
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