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文系大学院進学①

ここからは進学を決定したところから、受験など、大学院にまつわる話をしていこうと思います。

まずは第一弾として、私が進学しようと思ったきっかけと、進学先を決めたところをお話させていただきます。


進学のきっかけ

私が進学しようと思ったきっかけは、おおよそ2つくらいあります。
2つってなんだよって思いますよね、私も思ってます。

1つは私が大学入学した瞬間コロナ禍になったという点です。
入学式は中止(2年生のタイミングで開催できました)、全面オンライン、留学もすべて中止、大学4年間が真っ暗になってしまった感覚でした。受験勉強死にそうになりながら頑張ってこれか、と。
満足に勉強・研究ができないのではないか、そう思った時に進学が浮かびました。
これが1つ目のきっかけです。

もう1つはその当時の将来の夢に関わるからという点です。
将来に悩んでいた大学2年生の頃、国家公務員、特に宮内庁で働きたいという夢がありました。
まっすぐ宮内庁を目指すべきか、それとも進学してから目指すべきかわからず、大学3年生のタイミングで開始したゼミで相談しました。
ゼミの先生から、昭和天皇記念館の副館長さんを紹介していただき、お話をしていただく時間を設けてくださいました。
副館長さんは元宮内庁の職員だったこともあり、仕事内容や進学についても丁寧に相談にのってくださりました。
そこでのお話で、宮内庁への就職は大学院進学が普通であり、むしろ進学しないと厳しいということを知りました。
これが2つ目のきっかけです。

結局現在は公務員を目指してはいませんが、大学で研究をしている時が一番楽しいと実感していたので自分の進路に後悔はありません。


以上がきっかけでしたが、ここからは私が進学先を決めたお話をします。

進学先決定について

基本的には自分のゼミor研究室の先生の先へ進学するのが通例だとは思います。ですが私はそれができなかったんです。
私のゼミの先生は、私が進学した場合修士2年生のタイミングで定年を迎えてしまうため、研究室を閉じてしまうとのことでした。
ここで残された道は
1. 学内進学だけど違う先生
2. 学外進学
の2つでした。

結論から言うと、私は1を選びました。
決め手は学費と先生です。

大学院進学は自費で行くと親と約束していたので、学費をどれだけ抑えられるかは私の中の課題でした。
学内進学だと入学金は学外の人よりも半額で済み、授業料も他大学よりも半額~1/3と、かなり安かったです。完全自費の私にとってはかなり魅力的でした。

学費だけで決めていけないのはその通りで、じゃあ学内の大学院で私が勉強したい学問について精通している先生が研究室を開いているのか、次はここを調べ始めました。
私は文学部で歴史学を専攻しており、大学院の進学先は史学専攻しか見えていませんでした。
ですがなかなか見つからず。頼むから定年退職しないでくれとこんなに願った瞬間はないと思います。

見方を変えれば道はある、言葉の通り道が拓けた瞬間がありました。
私が1年生の頃履修した授業を担当していて、とてもよくしてくださった先生がいました。その先生が、私が研究している時代とぴったり当てはまっているところをご専門とされていました。
しかも近代日本の思想家とか。私がやりたいことにめっちゃ近くてドキドキしたのを今でも新鮮に覚えています。

以上の流れで私は専攻を変えて内部進学に決定しました。

少しでも院進学に興味ある方の参考になればうれしいです。

次回は受験勉強についてお話ししようと思います。

読んでいただきありがとうございました。

もなか


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