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救い

この世には、必ず、必ず、救いはある。
あれだけもがき苦しんだ自分の時には訪れなくても、今の誰かの時に。
その「必ず」を目の当たりにした時、「ああ、良かった。この人は救い出される」と、あの時の自分と、今の自分に、何とも言えない歓喜が生まれる。

そして、私にはできたのかもしれない、と静かに自分を、労うというか、許せるというか、肩の荷を下ろしていいんだという想いが生まれる。

もう1つ、最後に生まれたものは、もっと優しくなろう、という決心。

人生の歓喜は、そんなところに潜んでいるのかもしれない。

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