見出し画像

自分の人生を生きるために大切なこと

先日、インスタで質問回答をしたら、こんな嬉しいDMをいただきました。

「自分の人生が生きていけそうな気がする」

フォロワーさんからのこの言葉にグッときてしまったのだけど、その理由はまさに書籍を執筆する前の1年間が私にとって”自分の人生を生きるために向き合った1年間だったから”でした。

美容本ではあるものの、そんな人生観が詰まった一冊になったので、伝わっていることがわかってとても嬉しかった…。

このフォロワーさんがどうかはわからないのだけれど、

  • 親や周りの目が気になって「〜すべき」という思考に囚われてしまっている

  • 結果にこだわるあまり日頃の自分の気持ちを蔑ろにしがち

  • ダサい・かっこ悪い・恥ずかしい思いをしたくないと感じて素直になれない

  • 人生が停滞していると感じたり、人を羨ましく思ってしまう

そんな風に思う方が割と多いのでは?と思います。

「もっとちゃんと自分の人生について考えたいけど、毎日忙しくて気づいたらもう12月…!?」

みたいな方にとって、今回の記事が少しでも立ち止まるきっかけになるようになれば嬉しいです。

最近読んだ本

最近SNSでこんな本を見かけて興味本位で読んでみました。

滋賀で実際に起きた母親殺害事件の犯人となった娘への取材から、なぜ娘が母親を殺(あや)めたのか、その経緯を描いたノンフィクション。

本の内容は調べてもらうとすぐにわかるのですが、犯人である娘は母から「将来は絶対に医者になれ」と9年間の浪人生活を強制されていました。日常的な暴言や虐待、半分監禁のような生活を強いられ、最後には我慢の限界を超え、実の母をバラバラ死体にしてしまいます。

なぜそうなったのか、家庭内がどんな実態だったのか、その時の感情など、本当に読んでいて胸が苦しくなる内容でしたが、私はこれこそまさに「自分の人生を生きられていない2人」に起こった悲劇のように感じました。

「娘の医大合格」という結果にこだわるあまり半狂乱を起こし今を幸せに生きられていない母親と、親の期待に応えなければならず本心を押し殺しひたすら耐えてその場をやり過ごす娘…

<私か母のどちらかが死ななければ終わらなかったと現在でも確信している>

そんな風に書籍には綴られていました。

この二人に必要だった視点はどんなものだったなのか、「自分の人生を生きる」ってどういうことなのかを改めて私なりに考えるきっかけになったので書いてみます。

ここから先は

1,795字 / 1画像

¥ 1,500

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?