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自分らしく生きるために大切な「価値観」とその見つけ方
よく知人友人からもキャリアの相談をされることが多く、特に多いのが
「私も好きなことを仕事にしたいけど、何が好きなのかがわからない…」
「会社を辞めてもっと自由に沢山お金を稼ぎたい…何から頑張ればいい?やっぱりSNSなの?」
という質問。
その都度思い当たる回答を答えていたのですが、そのアドバイスがきっかけで上手くいった!というケースはあまりなく、かといって本人の行動力がないわけでもなさそう…
なぜだろう…?よく考えてみると、そもそも私は「好きなことを仕事にしよう!」とだけ思って今の仕事を選んだわけではないし、「会社を辞めて自由にお金を稼ぎたい!」と目論んでSNSを始めたわけでもないんですよね。
あることに従って生きるために必要だったのが「好きなことを仕事にすること」であり、「SNSで発信すること」だっただけで。
その「あること」というのが、そもそも根底にある「価値観」です。
好きなことや得意なこと・会社で働くこと・独立することなどなどは、全て「手段」であり、何のためにその手段を使うかが大事です。
その「何のために」の部分が価値観。
いわゆる人生を通して大切にしたいことや、やりたいこと。
誰にも関与されない自分のコアな部分です。
そして一般的には「価値観に沿って生きられていること=幸せ」な状態だと言われています。
(ちなみに「お金」は価値観にはなりません。その理由は後半でお伝えしますね。)
「価値観」と「好きなこと」は違うこともある
例えば私は「絵を描くこと」が好きであり得意です。
高校時代時代は美術部より絵の成績が良く、努力ゼロで学年で1位でした。
じゃあ絵を描く仕事をしていれば幸せか?と言われるとそんなことはないんです。
実は私の小学生の頃の将来の夢は「漫画家」でした。
なので漫画を一生懸命描いて作ったりネットに公開してみたりしていたのですが、ある程度やった結果「絵を描くのは好きだが、もし漫画家になって大金を稼いでも全然楽しくない(=幸せじゃない)」と感じ始めたのです。
え?絵を描くのが好きなのに???
と思いますよね。
「好きなこと(得意なこと)を仕事にしている=幸せ」じゃないの?と。
当時はそこまで深掘りできていなかったのですが、今ならなぜ自分が漫画家になるのが嫌だと感じたのかよくわかります。
それは自分の価値観とズレていたからです。
ではその「価値観」って何?
どうやって見つけるの?ということについて説明していきますね。
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