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NAC IEOをコミュニティマネージャーが振り返る

NOT A HOTEL Web3の”もん(岡本 @izmokmt)”です。
12/7(土)にて、NOT A HOTEL COIN(NAC)のIEO申込が終了しました。お陰様で、調達目標である20億円を超える「総額 20.7 億」の申込をいただき、満額調達を完了することができました。
ご興味をお寄せいただいた方、NAC IEOにお申込みいただいた方、本当にありがとうございました。

本noteでは、NOT A HOTEL Web3プロジェクトの担当者として、どのような意識を持っているのか、NAC IEO / NOT A HOTEL DAOサービスリリースを通じた自身の振り返りと合わせてを記載いたします。
Web3事業を検討している方にとって少しでもお役にたつ情報になっていれば幸いです。ご不明点やご質問がございましたらお気軽にご連絡ください。

なぜ、NOT A HOTELは"Web3"を活用するのか

NOT A HOTELのMission実現に向けて

NOT A HOTELは別荘という高額商品を、年10泊から使いたい分だけ購入(シェア購入)できます。さらに「すべての人にNOT A HOTELを」というミッションを実現するためにWeb3を活用してさらに手に取りやすいサービスに変化させています。

現実資産(RWA)の持ち方と利用方法をアップデート

2022年にNFT、2024年は暗号資産を販売。

NOT A HOTEL は、年10日分から使う分だけ保有し、さらには使わない時はホテルとして貸し出せる商品として、NOT A HOTEL(現実資産・RWA)の保有と利用の仕方を提案してきました。

2022年に販売したNOT A HOTEL NFTではさらに、1日単位から保有・利用できるようになりました。ただしNFTサービスの設計上、NFT供給数と物件数のバランスが重要なため、現在は販売を停止している状況です。

NACを活用したNOT A HOTEL DAOでは、NOT A HOTELを利用しやすい経済合理性、日付も場所も1日単位で自由に選べる利便性を最大限に考え抜いたサービスになっていると思います。またNOT A HOTEL代表濵渦さんが「NOT A HOTELはつくる過程が一番楽しい」とおっしゃるようにを、DAOメンバーがNOT A HOTELが出来上がっていくプロセスを楽しんでいただける多種多様なコンテンツを実施していきたいと考えています。

2022年9月|開業前のNOT A HOTEL AOSHIMA見学会

Web3プロジェクト運営で意識していること

NOT A HOTELという体験

NOT A HOTELのWeb3プロジェクトは、前述のとおり「すべての人にNOT A HOTELを」というMission実現を目指し運営しております。言い換えると、「NOT A HOTELの入口」であり、多くの方が初めてNOT A HOTELを体験するサービスです。

比べるとWeb3らしさよりも、NOT A HOTELらしさを優先しており、NOT A HOTEL DAOのサービスUIも「NOT A HOTEL(物件)を持っている」体験に近い設計を意識しています。

※上記は宿泊権受取型レンディングのデモ動画で必要NAC数はイメージです。

Web3プロジェクトとしての信頼性について

私たちが意識している"信頼性"とは、『NOT A HOTELだったらこうする(だろう)』というプロジェクト側の考えとお客様からのご期待を合わせていくことだと考えています。『NOT A HOTELというブランド』とも言い換えることができますが、この1年、NOT A HOTEL全社として特に重要視していた考えだと感じています。

私は"信頼"という言葉は、結果ではなく"物事の過程・段階”を指していると認識しており、「誠実にお客様へ向きあうことができているか」だと考えています。この"誠実"という言葉を第一に、私たちはNOT A HOTEL Web3プロジェクトを運営しています。

Coinpostさんにインタビューしていただいたこちらの記事も合わせてご参照ください。

NOT A HOTEL DAO始動、Web3戦略の信念と展望を語る
事業責任者&コミュニティマネージャーインタビュー

サービスの公平性について

NAC IEOは、関係者の持分を極力少なくし、ユーザーファーストな設計にすることにも強くこだわりました。暗号資産をグローバルに見ると「フェアローンチ」という概念が一般化しており、私たちもこの概念に基づいたプロジェクト運営を意識しています。

ホワイトペーパー P.31より

NACにご興味をお持ちいただいた方との対話の中で、「NACレンディングの期間が1年間だと長すぎる(価格変動リスクに対してヘッジできない)」というご要望をいただき、180日間のレンディングもリリースすることができました。今後もNOT A HOTEL DAOにご興味をお持ちの方、NAC保有者の皆様からのお声に鑑みサービス改善を進めていきます。

https://dao.notahotel.com/ より抜粋

コミュニティマネージャーとしてやり切れたこと

NOT A HOTELというホスピタリティの体現

NACを購入いただいた方の多くは「NOT A HOTELに泊まりたい」という思いをお持ちです。NOT A HOTELに泊まるために購入いただくNACの体験をがっかりさせてはいけない、という使命感を持ち日々のサポートやイベント運営をやり切れたと自負しています。
全国イベントでは、NOT A HOTELでない会場での開催が大半でしたが、「お客様が触れる・目に映る部分」には徹底してこだわれたと思います。

例|イベント後に配布したショッパーは必ず綺麗に整列!

「顔が見える運営」というコンセプト

暗号資産を売買した経験がある方はこの2~3年で大幅に増加しました。しかし「暗号資産を使ったことはない」という実態において、NACを活用したサービスであるNOT A HOTEL DAOは、まだほとんどの方が体験したことのない”未知"のサービスです。

24年8月末のタイミングで公開したnoteに記した「顔が見える運営」というコンセプトを、全国17拠点での現地説明会(Meet Up含む)、また20回近く開催したオンライン説明会(AMA含む)で、しっかりと実現できたと思います。

NOT A HOTEL DAOイベント運営チーム

お陰様でたくさんの参加者様と直接会話をすることができ、イベント参加者様には「運営としての姿勢」をご評価いただくことができました。

感謝と2025年の抱負

NOT A HOTEL DAOプロジェクトが発足から、NAC IEO / NOT A HOTEL DAOサービスリリースまでの20ヶ月間(2023年4月~2024年12月)、NOT A HOTEL Web3プロジェクトのチームメンバー、GMOコイン様、NOT A HOTEL物件オーナー様、NFTメンバー様、その他関係者の皆様には大変お世話になりました。本当にありがとうございました!

常識を超え続ける

NAC IEOを終えて、NOT A HOTEL DAOはここからが本当のスタートになります。まずはリリースを予定している新機能(WalletやNAC保有リワードなど)を実装すること、Web3コミュニティ運営の活発化に注力していきます。

2024年12月3日に開催したDAO Meet Upの資料より

2025年も、常識を超えたチャレンジに挑みたいと思います!
本年は大変お世話になりました、来年もどうぞよろしくお願いいたします!

CTOはかせ(大久保さん)とDAOイベントで恒例となったじゃんけん大会

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もん(岡本伊津美)|NOT A HOTEL Web3 コミュニティマネージャー
数多の案件組成に携わり、独自に観点から安全な案件の見極め方を構築。これから新たなビジネスを選定する方々に向けて、情報を発信していきます。