五月雨よ

MVとか、今回のTFTといい、櫻坂関連のものがリリースされる時って
自分が出てたり、関係してる訳でもないのに緊張しがちです。

そんな話はまあ置いておいて、
勢いのままに感想を。



いやあ、、、、、、良すぎた。

もともと櫻坂の中でも特に好きな曲でして。

天ちゃんの歌って、
真っ直ぐストレートに来るというか
毎度のこと上手く言葉にはできないんですが

TomoLowさんの神アレンジも相まって
私の心にぶっ刺さりでした。



五月雨よは2番からの歌詞が特に好きで
それが天ちゃんの歌でダイレクトに響きました。

苦しいよ 君を想うと

のところの感情込めまくりの歌い方たまらんでした。

2番入ってからの楽器隊のアレンジも
バイオリンの白玉だったり
ピアノがシンコペーション打ってたり

〜今このドアを〜
からのリズムのキメはもちろん

F♯m⇒F♯/A♯ の動きでピアノのベース音が階段で上がるのも

等々、私個人的な好きが詰まりに詰まっております。

ただでさえ好きなのにもっと好きになりますよこんなの。



2サビあとのブリッジ
ここは原曲にないフレーズ。
前半は少し悲し目なストリングスのメロディから
後半からラスサビの転調に向けて、ピアノがリズムを出して高まっていく感じ


前半の雨が降ってる空模様からだんだん後半に向けて雲が晴れていくというか、なんと言うか。
雲の隙間から太陽の光すら見えそうな。

細かいことは書くとキリがないので自制しますが、コードの流れもかなり計算されてそうな気もしてます。

小雨になった 止むかな

歌詞に合わせたのかと思わせるアレンジで痺れました。

そしてトドメのFmajorへ転調。
個人的にFmajorへの転調ってすごく明るくなるイメージで。それこそ太陽の光で包まれそうな。

Emajorの調号(♯4つ)からFmajor(♭1つ)
要するに黒鍵を使う機会がグンと減るわけでして、
響きがすごくクリアになるんですよね。

等々、細かい話は置いておいて。

にしても全編通して天ちゃんの歌が良い。良すぎる。
随所に天ちゃんらしいクセも出ながら、何度も言うけどストレートに届いてくる歌詞と、伝わってくる感情の動き。ずっと鳥肌が立ってました。
一発録りという形もひとつアシストしてるかもしれないですね。

一発録りとなると
ところどころ歌のリズムが突っ込んだり、
ピアノのミスタッチがあったり
人間なので、なにかしらの狂いが生じてしまう瞬間が発生してしまうこともありますが、
こういったところも音楽の醍醐味だと私は思っています。

プロだから完璧が当たり前
そういう声かあるのもわかるし、間違ってないと思う。

完璧を求めることもとても大事。
でも時にそこを求めすぎて、音楽をやること自体が苦しくなることがある。
音楽は小さな狂いが生じることが付きものである生き物である、と割り切って捉えると、そこでひとつ、なにかから解き放たれたようにいい音楽ができる瞬間ってあるんですよね。

今回のも、歌ってる天ちゃん、楽器隊のみなさん、めちゃめちゃ気持ちよく音楽をやってるのが伝わって来ます。そして聞いてる私もとても楽しいわけです。

聞く側や演じる側問わず、こうした音楽の魅力、楽しさが多くの人に伝わって欲しいなというのが個人的な願い。


すこし個人的なお話に逸れてしまいましたが。


とにかく、こんな素晴らしい作品を届けてくれたみなさんに感謝ということですね。

前回の夏鈴ちゃんのStart over! に続いて音楽の素晴らしさを改めて実感した瞬間でした☺︎︎︎︎




というわけで長々と書きましたが。
ここまで見ていただいた方、ありがとうございます。

私の好きなTFTの動画でも貼り付けて終わりにしましょう。


それではこの辺で。



もん

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