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忘れるのではなく覚えない〜脳の外注話〜

お疲れ様です、もんぬです。

2025年の自分に課した『毎日noteチャレンジ』Day7の今日は、自他ともに認める多忙人である私がどのようにタスクや予定のやりくりをしているのかについて語ります。

このポストをもっと詳しくしたような感じになります↓


元々私は記憶力がポンコツすぎる。
学生時代も暗記科目は軒並み苦手だった。古文漢文・社会科系科目全て。だから(消去法的に)理系に進んだと言っても過言ではないレベル。
おそらく海馬になんらかの障害があるのだろう。と思うしかないくらい本当に暗記というものが苦手だった。

そして大人になった今、私が忘れてしまった元彼の名前を友達が覚えていたりする始末。恐ろしい忘却力である。
元彼の名前だけではなく、あの時誰とどこに行った、何をした、どんなことを話したかなど、思い出話をするときに私は必ず記憶量がぶっちぎりの最下位である。「よく覚えてるねぇ!」と感心する私を、皆が「逆になんで覚えてないの?」とちょっと引いてる、みたいなことはよくよく、よくよくある。

そんな私は今、スマートラウンドの社員として、glassout社の代表として、一応発信者である「もんぬ」として、という社会的な3つの顔に加えてプライベートの私がいるので、頭に入れておかねばならないことがあまりにも多い。

誰にいつ会う、オンラインで話す、といった他者が絡むアポイントの予定。
締め切りのあるタスク。
すぐじゃないけど今のうちに手をつけておきたいこと。
これ発信したい!とか、これやってみたらいいんでは?!などのアイデア。
あれ買わなきゃ、みたいな小さい生活のToDo。
溜まる通知の赤バッジ。
なのにSNSを見て、ニュースや本を読んで、これでもかと流れ込んでくる濁流の如し新情報たち。大小様々な砂利のようなノイズも同じ勢いで飛んでくるので感情も持っていかれてまぁ大変、大変。

ぼーっとしてると勢いよく両手の隙間からたくさんのものがこぼれ落ちていく。そして誰かに迷惑をかけることになる。自分に失望することになる。

でも、こんなの到底、私の頭が全て覚えておけるはずもない。
私の頭を信用しない方がいい。「後でやろう〜」と思ったことを後でやれたためしがない。ろくなことにならない。「これをつぶやくぞ」とXを開いて、書き始める頃には「何を書こうとしたんだっけ」になるポンコツ脳は、何よりも信用に値しない。

そもそもこの生成AIが発達した現代では特に、脳みそは「覚える」よりも「考える」に使うべきだろう。(覚えたことを使って考えるんでしょ、という話はあるけども)
もはや「考える」も生成AIがやってくれるわけだけど…じゃあ私たちがやるべきなのは「感じる」なのかしら…なんて…

とにかく私のキャパの小さい脳みそを極力「考える」「感じる」に使えるよう、外付けハードディスクよろしく、頭に入れておかねばならぬことは全てGoogleカレンダー・Slackに書き出している。

予定は全て決まった瞬間に(なんなら"仮"の段階で)Googleカレンダーに入れ、誰との予定か、場所を入力し、Zoomのリンクや使用する資料のURLなども全て概要欄に記載する。定例の予定は議事録なども概要欄に貼る。

予定の重複が起きないように、スマホでGoogleカレンダーを開くと全てのアカウントの予定が一度に見れるように設定している。何由来の予定かはアカウントごとに色分けしているのですぐわかるようになっている。

誰かとの予定ではなく、タスクをこなす予定もGoogleカレンダーに入れる。「8:00-9:00 note書く」みたいに。

これからやらなければいけないタスクはSlackに書き出しておく。スマートラウンドのタスクはスマートラウンドのSlackに、glassoutのタスクはglassoutのSlackに(もんぬのタスクも一応glassoutの活動の一環として入れている)。

長期で取り組みたいことはSlackのcanvas機能を使い、短期のタスクはチャンネルに流して、完了したら「済」スタンプを押す。

資料や読んでおきたい記事などは、資料や記事の短い概要・タイトルを書いてリンクを貼る。こうすると検索で後から見つけやすい。(URLを貼ってリンク先の概要が表示されている場合はその概要に含まれているワードは検索できる)
ちなみにSlackは基本フロー型のツールなので、マニュアルや資料集などがっつりストックしたいコンテンツはNotionにある。必要なときに検索でNotionページを呼び出す。そんでそのNotionの該当ページリンクを関連するSlackに貼る。

大きいテーマがあってそれに関連するURLをいくつも貼りたい時は、スレッドを立てて返信に色々をぶら下げまくる。

スレッドの例

ということで、私の脳みそは完全にGoogleカレンダーとSlack(とNotion)に外注されている。
全て書いているので、常に覚えておかなければいけないことはない。
覚えてから忘れるのではなく、はなから覚えない。
脳みそをスッキリ〜な状態に保つことを最優先にしている。

このスタイルにしてから、予定のブッキングや「忘れてた!」などはほとんどなくなった。
他のタスク管理ツールなども試したが、ツールの数は少ない方が良いのでGoogleカレンダーとSlackに落ち着いた。あれはどこにあるんだっけ、ツール間をうろうろする時間がもったいないしストレスだから。


ちなみに、「あれやらなきゃ」と頭の片隅に未完了のタスクを置いておくことは、誰にとっても脳にストレスがかかることらしい。
コーチングの授業では「未完了の完了」ワークと言ったりもしたが、未完了になっていることをひたすら紙に書き出していき、「もうこれはやらない」「これはいつやる」と分別していくワークだ。
脳がスッキリする、お気に入りのワーク。
ちなみに人は基本的に「未完了のタスク」を100個以上抱えているものらしい。恐ろしいね。そんなことに脳をアイドリングさせて無駄に消耗させたくないよね。

以上、ポンコツ脳でも複数の顔をなんとか回している私からの、誰の役に立つかわからぬタスク管理Tipsでした!


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今日もここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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