
今は距離を置く。無駄に嫌いにならないために
お疲れ様です、もんぬです。
2025年の自分に課した『毎日noteチャレンジ』Day9の今日は、以前Instagramのストーリーズで不定期開催しているQAの中の回答内容をもっと詳しく!というご要望がございましたので、友人との関係について「無駄に嫌いにならないために距離を置く」というテーマで書きました。

【文章でもコピペしておきます】
コメント主さん:長年仲良い友達の前なのに気を遣ってしまう自分がいます。楽しい時間のはずなのにもやっとします。
私:全然ありますこういうこと!よくある!
長い付き合いなら、各々様々な環境の変化に伴って相手も自分も少しずつ変化しているはずなので、その時々に適した人間関係ってある気がしていて、相手との最適な距離感ってその時々で変化する気もしていて。
選択としては、楽しく会えるときだけ会う、でも良いし、なぜもやっとするのか解像度上げてみても良いし。
何が言いたいかというと、長い付き合いだから気を遣うのは変だ!とか、楽しい時間のはずなのにもやっとしてるのは変だ!とか思わなくていいんじゃないかなと思います。(コメ主さんがそう思ってるとして)
気を遣ってしまう理由があるはずで、もやっとする原因があるはずで、ただそのサインを受け取っただけの話というか、それを見つめるか流すかは自分次第ですが。
そもそも、長い付き合い=気を遣わない、とは限らないですしね。
私は「今は距離を置こう、無駄に嫌いにならないために」と決めている人が何人かいます。
いただいたメッセージから離れたところから話を始めさせてください。
学生時代、クラスに嫌いな人っていませんでしたか?
職場で毎日顔を合わせないといけない人の中で、嫌いで仕方がない人っていませんか?
これらの多くは『相手との距離感を自分で調整できない環境だから "嫌い" にまで発展してしまった』現象なんだと思ってます。
※芸能人やインフルエンサーのように直接関わることがない相手のことは今回は除外します。
人間、よほどやべーやつ以外は、ちょっと関わっただけで "嫌い" にまで発展することってあまりないんじゃないでしょうか。
関わりが浅ければ、"嫌い" っていうより "どうでもいい" から。
人を嫌うのって結構エネルギー消耗するしね。(もし、ちょっと関わっただけで "嫌い" にまで発展する人がたくさんいるよ!という場合は、あなた自身にコンプレックスや歪みがある証拠なのでまず己を顧みてください。笑)
ある一定の距離感だった時はむしろ「好き」だったのに、近づきすぎて「嫌い」になってしまった、みたいな経験がある人もいると思います。
いつも立派な発信をしていて本当に素敵な人だと思っていたら、直下の部下にはパワハラしていたとか。
職場では優しい人として名を馳せていたのに、実はモラハラ野郎だったとか。
友達として会う分にはいつも明るくてカラッとした楽しい人だけど、付き合ってみたらとんでもないメンヘラだったとか。
上に挙げたのはちょっと極端な例ですが、人間ってそんな単純なものじゃないし、裏表がある!と責められるような話でもないし、シーンや誰といるかによって在り方がちょっとずつ変わるのが普通だし、何パターンも何層も顔なんてあるものだと思っています。(これに関連して「分人」という考え方が面白いなと思ったので本を紹介します↓)
『関係性』と『距離感』と『タイミング』によって、見えてくるその人の顔って違うよね、という話です。その上で「どの顔が好きか嫌いか」はこちらの好みの話。
(ちなみに、ちょっと知った時は嫌いだったけど、よくよく知ったら好きになった!というパターンももちろんたくさんありますよね)
なので「どういう関係性で、どんな距離感でいるのが "今の" 私とその人とのベストな在り方なのか?」という思考は持っていると便利だよな〜と思っています。
好きでいられる距離を保つ。
わざわざ嫌いになってしまうゾーンに身を置かない。
関係性は自分では変えられないこともあると思うので、「タイミングごとに距離感を調整する」っていうのは自分にできるアイデアとして持っておくのが良さげです。
つくづく、人間関係って、それぞれに適切な距離感があると思います。
Aさんとはこのくらい。
Bさんとはこのくらい。
Cさんとはこのくらい。
A〜Cさんと4人グループで仲良くしていたとしても。
しかも、同じAさんとの距離感でもタイミングによって適切な距離感って変わると思っていて。
人生、皆、他者には見えない色々があるものなので、少しずつ少しずつ性格や考え方や価値観も変わっていくだろうし、タイミングによってもコンディション・人当たり・言葉選び・敏感な話題・興味関心等は変化しますよね。お互いに。
長年の付き合いの友達だからこのくらいの距離感で、とパッケージ的に決めてしまわずに、「その時のその人」との距離感を考えてみると過ごしやすくなる気がします。
私は過去、とある友人に対して「あっ今この人とこの距離感で関わるのまずいかも」と直感的に感じて意識的に距離感を調整し、無事数年後にぬるっとまた近い距離で楽しくいられる関係になったことがありました。
あの時に距離感調整をしなかったら、無駄に「嫌いだ!」まで発展し、今はもう友人関係が終わっていたかもしれません。
人生は長いし、学生時代からの友人は貴重なので、距離感を調整できてよかったなと思います。
逆に「今ちょっとしんどい時期だから、またそのうち連絡するわ」と別の友人に言われたこともあります。しんどい時期に会えない存在であることにちょっとしょんぼりしつつも、私もそういう時期あるから気持ちはわかるんだよなぁと、期待せずに待ちました。(1年後にまた会えました。嬉しかったです)
じゃあ「距離感」って何なのか。
連絡頻度、連絡手段、会う頻度、過ごす時間、話す内容、目に触れる機会なんかが具体かなと思います。
私の場合、「あぁなんか今の私とこの人はもう少し距離を取った方が良さそうだな」ということで距離感を調整しようと思ったら、まずこちらからの連絡頻度を落とします。
もっとがっつりやるなら、連絡が来た時の返答頻度を落とす、会う頻度を減らす(誘われても角の立たない理由で断る)、相手のSNSをミュートする、などもできますね。
人を嫌いになってしまうと自分にものすごくストレスがかかることを私は嫌というほど学習してきたので、自分のために人を嫌いたくないです。相手にとっても無駄に嫌われるよりはずっと良いんじゃないか、と勝手に思っています。
好きでいられる距離を保つ。
わざわざ嫌いになってしまうゾーンに身を置かない。
これができるようになって私は人間関係のストレスが激減したので、ぜひ意識したことがない方は試してみてください。
取り止めもない感じになってしまいましたが、今日はこのへんで。
2025年は毎日noteを書いています!
読んだよ!の「いいね」いただけると励みになります。
もし感想をいただける場合は、Xで記事のポストを引用していただけると見に行きやすいです。
今日もここまで読んでくださり、ありがとうございました。
また明日もよかったら!