
ラムを求めて池袋へ
お疲れ様です、もんぬです。
2025年の自分に課した『毎日noteチャレンジ』Day35の今日は、ラム専門店に行ってひどく感動した日の話を書きます。
私には酒好きの友達が何人かいる。
私が酒好きを公言しているおかげだと思うが、ビール好きの友人、日本酒好きの友人、ワイン好きの友人(大量)、テキーラに詳しい友人、ラム専門店にあしげく通う友人、アルコール全般好き!詳しい!な友人などなど酒を楽しむには全く困らない「酒カス人材データベース」が充実している。(失礼すぎる)
その中で、今回はラムの話。
秋ごろ、仕事で絡んだことがあるともないとも言えない絶妙な距離感のお姉様に、私認識されてるかな…?と半分恐る恐るながらFacebookの友達申請をしたら、爽やかな流れで飲みに誘っていただけたのだ。
1回目はワインのお店だった。
そこでお互いまぁまぁ酒を飲むことがわかり「次は私のお気に入りのラム専門店に連れてってあげる」とのこと!
もうさ、こういうお姉さんになりたくって仕方がないのよ、あたしゃ。
お気に入りのお店があること、ラム専門店というチョイス、損得度外視で人生の後輩を楽しませてあげようじゃないかという心意気。
は〜なんて素敵。
待ちに待った2回目。
池袋で待ち合わせた私たちはまず1軒目でうんまい焼肉屋でたらふく肉を喰らい(そこもお姉様の行きつけ)、いよいよ2軒目、本命のラム専門店へ。
1軒目が終わったタイミングで「まだ飲めそう?」と一応確認してくださるのもイケメン…
「もちろんいけます!」と鼻息荒く返したら「じゃ、いこっか」とこれまたスマートにいざなわれたのは、普通に歩いていたら素通りしてしまいそうなこじんまりした扉と「BAR KING RUM」の看板の奥。
奥に長い店内では、陽気なメキシコ音楽と、ところ狭しと並ぶラムのボトルが!!!圧巻!
カウンターに座ったはいいものの、カウンターにもラムのボトルが並びすぎていて正直客側のテーブルスペースが鬼狭い。笑
メニューは当然ラムだらけ。
思えばラムってモヒートで飲むことが多かったなぁと思いながらページを捲る。ラムをそのまま飲む章、モヒートの章、カクテルの章とそれぞれえげつないページ数。
パッと目についた、アールグレイ漬けのラムをロックで注文した。(アールグレイが大好き、というだけの理由)
お姉様はモヒートを注文していた。
「モヒートは時間がかかります」と言われ、はーいと答えながら、モヒートってそんな時間かかるっけ?とぼやぼや考えていた。
それから、モヒート1杯で1,500円(もっと?)というお値段につい、どんなモヒ様がお出ましに!?とちょっとワクワクした。
まず出てきたのはアールグレイ漬けのラム。
手渡される少し前から、香りえぐ!!!!!!と目がキラキラしてしまった。
飲んだらもう。
一瞬で虜になってしまった。
「もっと飲みたい!」「毎日飲みたい!」とボタンを押すたびに繰り返す鳥のおもちゃに成り下がった。
もうこれはね、アールグレイが好きでお酒が飲める人には全員必飲酒(必修科目的な)にしたいくらい。飲まずに死ぬのは損です。えぇ。
私があまりに感動して小さく大騒ぎするので、店主さんが「バカルディのシンプルなラムに、マリアージュフレールのアールグレイ茶葉をしこたま漬けておいて、ほんの少しシロップを足すだけですよ。家でも作れます」と教えてくれた。
でもその茶葉の量を見たら「ラムに茶葉を漬ける」というよりは「茶葉にラムを吸わせる」の方が適切な表現では?ってくらい、異常な茶葉の量だった。あれは自宅でできるものなのか…?
でもやってみたい。(存外うまくできちゃったら酒カスレベルがまた上がってしまうなぁ)
しばらくして、お姉様のモヒートが到着した。
パフェ?!とツッコみたくなるグラスのデカさと、何層?と数えたくなる中身の彩り。トッピングされたフルーツも大カット。
そういえば目の前でずっとミントを潰して潰して、フルーツを絞って絞って、やっとできたこれがモヒートだったのね…
もはやこれは私が知ってるモヒートではないわ。私が知ってるのはドリンク部門のモヒート。今目の前にあるのは、アート部門のモヒート。
モヒートにしては高いなとか時間かかるなとか思ってすみませんでした。こりゃ完全に別物です。
お姉様、物欲しそうな私に気づいて一口くださった。優しい!
そして案の定、むちゃうま!!!何を飲んでるのかよくわからない贅沢な気持ちで満たされた。とにかく爽やかにとてつもなく美味い。
(ちなみにラムに合うめちゃくちゃ美味しいショコラ?がメニューにあるんだそうだが、その日はなくて、次回の楽しみとなった。)
それだけ大量のメニューがあるなら2杯目は違うものを頼めば良いものを、アールグレイのラムに魂を持って行かれていた私は軽率に2杯目も同じものを注文した。
どれだけ飲んでも美味しい。何口目になっても毎回「ぅう〜///」。
こんなイケてるお店を教えてくださったお姉様、本当に大感謝です。
絶対またすぐ行きましょう。
そして、私もいい店発掘して、大事な友人の鼻と舌と胃から心を満たせる女になりたいものです。
いい女の話が2夜連続になってしまいましたが、ご愛嬌ということで。
今日も読んでくださりありがとうございました!
2025年は毎日noteを書いています!
読んだよ!の「いいね」いただけると励みになります。
もし感想をいただける場合は、Xで記事のポストを引用していただけると見に行きやすいです。
今日もここまで読んでくださり、ありがとうございました。
また明日もよかったら!