【カメラはセンスじゃない。】センスが良いと言われる写真を撮る方法！（前編:構図編）
こんにちは！プロカメラマンのMonです。
本日のテーマは『センスが良いと言われる写真を撮る方法！』というテーマでお話しさせていただこうと思います。
このテーマを選んだ理由は、ちょっとしたコツを意識すれば写真が上手くなるということを知っていただきたいからです。
例えば、友人に『写真のセンスが良いね！』とポジティブな声をいただける方もいれば、逆に『自分にはセンスがないからカメラは買わなくていいかな。』とネガティブに考えている方もいると思います。
そこで、ずっと写真のセンスがないと思っていた私だからこそ、写真てセンスが全てじゃないんだよ！ということをお伝えしていきたいと思います。
そもそも、この『センス』ってなんなの？
パッと写真を見た時に「うまっ！」、と感じる一番大きな要素は『画角が綺麗』ということではないでしょうか🤔
例えば、インスタ女子ってよく聞くワードですよね。彼女たちは、インスタ映えするよう、オシャレに化粧品やカフェのケーキなどの写真を撮ってSNSに投稿しているイメージがあります。
そんなインスタ女子の彼女たちがアップしている写真は、俗にいうセンスが良いと言われている写真の一つだと思います。
これは私の主観ですが、彼女たちがあげるカフェのケーキや、化粧品をとるときの構図って、別のインスタ女子がアップしている投稿に似た写真のような気がします。
つまり、ここで言いたいことはセンスが良いと言われている写真達のほとんどが独自のセンスではないのです。
彼女達がしていることは、SNSで閲覧したオシャレな写真を自分の中でインプットして、それを再現できるように「このケーキはどこに置けばいいんだっけ？」「ドリンクとの距離感と配置は？」「どの角度から撮ればいいんだろう」というのを先駆者の成功写真を思い出しながら撮っているのです。
そのため、インスタ女子の写真は、写真を研究せずに投稿している人たちと比較するとインスタ映えしているのだと考えています。
前置きが長くなりましたが、
したがって、ここでお伝えしたいことは、誰にでも上手いと言われる構図を知っておけば、失敗写真＝センスの良くないと言われてしまう写真を撮る確率はグッと下がるのです。
⇒プロカメラマンの写真が安定している理由の一つとしては、センスではなく構図を意識して撮っているから。ということが挙げられます。
今日は、私がよく使う構図を紹介しながら、作例も併せてお見せしたいと思います！✊
◆よく使える構図紹介
■日の丸構図
こちらは最もスタンダードな構図になります。
効果としては、ど真ん中に被写体を配置することで、何を主題として強調したいかがわかりやすい！インパクトがある写真になる！ということです。
✔️活用シーン
・被写体がカメラ目線の時
・二人の被写体がお互い向き合っている時
■三分割構図
オシャレに写真を撮りたい時におすすめの構図となります。
様々な場面で使えるので、一番よく使います。
✔️活用シーン
・作例のように、目線の先を空けるとストーリー性のある、気持ちの良い構図になる
・主題を三分割で撮れるように、片側に前ボケを入れたりする手法も有効！
■対角線構図
対角線に配置することで、奥行きが出てオシャレに気持ちの良い構図です。
✔️活用シーン
・飲食店でケーキや・料理を撮る時によく使います。
■二分割構図
写真を上下、または左右に1:1（半分）に分けたときに景色が異なる構図。
効果としては、水平線や垂直線に合わせて撮ることでバランスの良い安定した写真を撮れます。
✔️活用シーン
・作例のようにお花畑と青空のように、○○×青空が多い気がしますが、池の反射を使ったリフレクションなどでも綺麗に二分割構図を使うことができます。
まとめ
以上、私がよく使う基本構図４選です！
最後に、構図を意識した写真を撮るために大切なことを二つお話しします。
一つ目は、写真を撮るときに構図を使える場所を探すことです。
撮りたいものを同じ画角から探し続けるのではなく、視点を変えて歩き回りながら探してみましょう！
二つ目は、構図は一つの写真に何個使っても良いのです。
例えば、二分割構図でご紹介した作例の菜の花×青空は、日の丸構図でもあるのです。
このように、構図は掛け合わすこともできるということも意識しながら写真を撮ってみると更に写真が楽しくスキルアップできると思います。
是非意識して写真を撮ってみてください！
また、こちらの構図をマスターする頃には、センスの良い写真が撮れるようになっていると思います！
他にも、構図はまだまだあるので、気になった方は他の構図も調べてみましょう。次回は、上手く人を撮る方法！（後編）です！
お楽しみにお待ちくださいです！
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