皆既日食がアメリカを縦断する❗️その時、何が・・⭐️星読みnote
2024年、4月9日 3時20分(東京)
牡羊座新月
皆既日食が起こります。
・牡羊座新月&皆既日食
こちらが、牡羊座新月のチャートです。
牡羊座19度24分で、太陽と月がコンジャンクション。
そして、カイロンも同じ度数です。
1ハウス、2ハウス、3ハウスに9天体、
プラス、カイロン、ドラゴンヘッドが密集しています。
水瓶座の冥王星だけが、12ハウスで孤立状態。
太陽、月、カイロンが
牡羊座19度24分。
かなり異例な出来事ではないかと思います。
2ハウスは、マンディーン的に読むと
日本においては、2ハウス的な事象において、何らかの影響があると予測されます。
・日食の影響
日食は、太陽と地球の間に月が入って、一直線に並ぶ現象です。ほぼ1年に2回起こります。
今回は、皆既日食です。
伝統的な解釈では、日食や月食の起こるサインに相当する国家やリーダーなどに影響があるとされています。
政治など、社会的に重要なできごとが起こったり、あるいは、引き金になる可能性があり、主に、日食が起こるサインと共に、
日食帯(日食が観測できる所)に影響が現れやすいということになります。
ちょうど、今回は、牡羊座サインで起こり、まさに、リーダーシップ。
何らかの変化が見られるのでしょうか。
・皆既日食が観測できる国
それでは、今回の皆既日食は、世界のどこで観測できるのでしょうか。
これは、NASAのEclipseのページより。
今回の皆既日食を観測できるのは、今、注目のアメリカです。
メキシコから始まり、北東の方向へ移動し、ニューヨーク、ボストンあたりへ。
まさに、この皆既日食の影響を受ける可能性が高い地域です。
・日食には背番号があります!
日食、月食には、サロス周期を示す番号があります。
今回の日食は、139番です。
周期は、18年10日あるいは11日と8時間とされています。
このサロス139の日食が発生したのは、
1501年5月。
今回は、71回分の30回目。
ひとつの区切りになりそうな回数ですね。
18年 x 29回=522年
10日8時間 x 29回=約1年
合計すると、 523年
1501年+523年=2024年
ということになります。
全71回のサロス139の日食の中で、ピークに差し掛かる記念すべき30回目の日食とも言えるでしょう。
・サロス周期とアメリカ大陸の発見
今回のサロス周期番号139は、1501年5月にスタートしました。
この1501年5月。
なんと、偶然の一致なのか・・・
アメリゴ・ベスプッチが、第3回目の航海に出た日が、
1501年5月のある日と記録されているのです。
その名前にちなんで、
「アメリカ」と命名されたという、アメリゴ・ベスプッチ。
アメリカ大陸が発見された頃に生まれた日食が、30回目を迎える今、
現代の北アメリカを縦断していくという歴史的な日となることでしょう。
・アストロマップを作ってみると・・・
日食(東京図)のホロスコープで、密集していた9天体とカイロン、ノース・ノードは、アストロマップにすると北アメリカ大陸を南北に走っています。
それを斜めに突き切るように、冥王星のディセンダントが、中央アメリカから、北アメリカの中央を通り、アラスカの方へと抜けています。
この冥王星のディセンダントラインが、新たなアメリカを切り拓くべく、
全てのラインを横切っている姿は、死と変容の星、
冥王星のメッセージがアメリカ全土を貫いていく・・そんな気がします。
・アメリカでの皆既日食図
同時に、アメリカでの皆既日食のチャートを作ってみると、このようになります。
アメリカ、ニューヨークにおいて、日食図を作ると、上記のようになり、太陽、月、カイロンのコンジャンクションは、9ハウス
マンディーン的には、
を表します。アメリカにおいては、9ハウスの表す事象に関して、何か大きな影響、あるいは、隠れた問題が明るみに出るような場面が起きるかもしれません。
ホロスコープは、時を同じくしても、緯度、経度が異なると、その中の天体の配置は移動し、アスペクトも変わってきます。
しかし、アストロマップは、上記のものと同じです。
本当にベストなタイミング。
星の導きには、驚くようなメッセージが、たくさん込められていると思います。
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今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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