土星と冥王星が動き出す時、新しい世界観が動き出す⭐️星読みnote

こんにちは。

2023年11月4日、16時2分（東京）
土星が順行に切り替わりました。

・土星が順行へ

逆行から順行に切り替わる時、一旦ストップしたように見える「留」という時期を経て、緩やかに前を向いて動き出します。

二日経って、やっと、１分、土星が動きました。
なかなか緩やかですが、前を向いて進み始めたのは事実です。

なんだかすごく嬉しい、軽い感覚が戻ってきたような気がします。

・土星順行始まりのチャート

こちらが、11月4日16時過ぎ、土星が順行に切り替わった時のチャートです。

2023年11月4日　土星順行開始

天王星、金星、冥王星を結ぶ「地のグランドトライン」
青いラインで結ばれた正三角形です。
オーブという誤差があるので、青のラインが細くなっています。
そこに、赤のラインがバシバシ、入っている様子。
中でも、月と冥王星のオポジション（180度）に対して、スクエア（90度）を作るアセンダント、牡羊座28度が、「T スクエア」という厳しいストレスを感じさせる複合アスペクトを作っています。

T スクエアの逆境的な環境を突破するのは、直角三角形の頂点になるアセンダントです。
アセンダントは、自分自身を表します。現状打破の突破口となるのは、自分自身ということです。

土星逆行から、順行に転じる時、一瞬、ストップしたかのように思える緊張の瞬間。という感じですね。

・土星順行、2日後のチャート

そして、土星順行になって2日目、
今日のチャートがこちらです。

2023年11月6日　土星順行2日目

赤いラインは、残っていますが、アスペクトを作る天体同士のぴったりの度数が減り、逆に、トライン（120度）を示すブルーのラインが色濃く浮かび上がってきました。
ほっとするこの感覚は、現在の天体同士がもたらす緊張感よりも、ソフトアスペクトがもたらす開放感や安心感の方が、大きく影響しているからだと思います。

そして、土星がやっと動き出したということが、何よりの変化。
わずかに「１分」ですが、冥王星も同じく、この２日で、わずか「１分」の動きです。
少しずつ加速していくと思われますが、土星と冥王星の順行は、私たちの生活にも前向きな影響を与えていくことと思います。

・冥王星は山羊座28度

現在、冥王星は、山羊座28度3分です。しばらく、冥王星は、山羊座28度。
12月21日に、山羊座29度へ。
2024年1月21日、やっと水瓶座0度に入ります。

しばらく、冥王星が山羊座28度に滞在するので、サビアンシンボルを見てみましょう。（サビアンシンボルは、プラス１度で見ます。）

サビアンシンボル　山羊座29度
お茶の葉占いをしている女

進行天体がこの位置にある時
個人に対しては鋭いセンスを発揮することは少ないのですが、集団に対しては評価能力が備わり、例えば社会や企業などにアドバイスできる人も出てきます。政治、経済などに関しての比較的正確な判断力がつくようになりますが、立場的に深入りできません。・・・・

サビアン占星術　　松村潔著

何とも意味深なサビアンシンボルですね。
死と変容を表す冥王星の今を暗示するようです。

冥王星が山羊座の28度に入ったのは、初めてのことではなく、3月の水瓶座入りの時に、すでに経験済みのこと。
しかし、現在、逆行することにより、また土の時代へと舞い戻った冥王星。
もう一度、逆行、順行を繰り返すとはいえ、
次に冥王星が水瓶座へ入る2024年10月以降、二度と山羊座へ戻りません。
少なくとも、私たちが生きている間には。

土の時代の名残を惜しみ、その良き時代に覇権を手にした人たちは、そこにしがみつきたい思いが手放せず・・という今、それでも、時は進み、天体は刻々と先へと動いていきます。
自然の流れには逆らえず・・。

一方で、一度、新しい別の価値観を手にした人々は、もう戻ることができません。
どんな未来がやってくるのでしょうか。

お茶の葉で占い・・。
ではないけれど、どんな未来がやってくるのか、想いを馳せる人々が、前を向いて、新しい世界を見つめている姿がイメージできます。
もう元には戻れません。

政治や経済の世界に踏み込むことはできなくても、個人ひとりひとりが、静かに目覚めていく。
そして、新しい時代の到来に、希望をもって歩んでいくことができる、
豊かな社会構造へと変わりゆく原動力になるのではないかと思います。

穏やかに、平和な時代の変革が行われることを願って。

空を見上げると、その先には、果てしない宇宙が広がります。

今日も楽しい一日をお過ごしください。
最後まで、お読みくださいまして、ありがとうございました。

Merci beaucoup !

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