魚座満月は美しくも強烈に、天と地をつなぐ⭐️星読みnote
・2024年魚座満月
2024年9月18日、11時34分、魚座満月となります。
こちらが、満月のチャートです。
魚座の月、魚座満月は、ICと同じ度数、魚座25度40分で起こります。
ICが表すのは、基礎や土台。家、家庭、ルーツなどを表します。
その位置にぴったりコンジャンクションしています。
太陽は、180度反対、MCにコンジャンクションしています。
MCが表すのは、可能性を活かし、自分自身をどのように表現するか。
社会での役割や仕事を表し、天職を表現し、社会的な成功を遂げるために必要な行いを示唆してくれるポイントでもあります。
今回の満月は、乙女座の太陽がMCと、魚座の月はICに、ぴったりコンジャンクションしています。天と地を表すMCとIC。
マンディーン占星術では、太陽は国家元首や政権を。
月は国民、世論、農作物を象徴します。
MCは、10ハウスのカスプなので、こちらも国家元首や政府、有力なリーダーを表し、ICは、4ハウスのカスプなので、国土や農業生産や自然災害なども象徴します。
180度で向き合う国家元首、政権と国民、あるいは国土に、大きなストレスがかかり、変化の時を迎えていることを物語るような配置となっています。
・美しいグランドトラインとカイト
太陽、冥王星、天王星を結ぶブルーのラインは、それぞれがトライン(120度)となり、「地のグランドトライン」を作っています。
「地のグランドトライン」は、物質的な生活の面で、幸運に恵まれること。
「カイト」は、グランドトラインという完全無欠な正三角形の1つの頂点に、180度で向き合う天体が作る複合アスペクトです。
カイトは、恵まれたグランドトラインの幸運な状況の下に、大きな目的を持って、突き動かされるような志を持って臨むと、そこで初めて有効になるというアスペクト。
この満月図では、地のグランドトラインの頂点、太陽に、満月となる月が180度で向き合い、地のグランドトラインを水のサイン、魚座の月が貫いています。
満月のアスペクトが正三角形を貫く構図。
地と水のエネルギー。
受動的で女性的なエネルギーですが、MCとICのすぐ近くにある太陽と月のエネルギーは、通常の満月よりも大きなエネルギーが感じられます。
個人においては、自分の奥深い内面やルーツに想いを馳せ、社会とどのように向き合うのか、どうしたら人々のお役に立てるのか、そこに照準を合わせて見つめていくと、新しい境地が開かれる・・
そんな満月の解放感が感じられる日となるかもしれません。
・部分月蝕
今回の魚座満月は、ドラゴンヘッドの近くで起きるので、月蝕が起こります。
観測できるのは、アメリカ、アフリカ、ヨーロッパで、日本では見ることはできません。
この月蝕のサロスNo.は118
サロスNo.の解釈として、このような記述があります。
月蝕は、満月に関連しているので、新月に始まったものごとが絶頂を迎え、良いことでも悪いことでも満開の状態。これからエネルギーが衰えていく。
あるいは、何かが白日の下にさらされ、結果が収穫されていく。
満月の緊張状態によって、感情が揺さぶられたり、ストレスがかかるような状態になりやすいかもしれません。
日蝕や月蝕そのものが、古来、王族や為政者にとっては権力の転覆や政変など、忌み嫌われていたこともありますが、現代でも何らかの社会的な変化を避けては通れないことを暗示しているようです。
特に影響が大きのは、蝕が観測できる場所。
今回は、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカで、影響が現れやすいということになるでしょう。
・サビアンシンボルは?
・月:魚座25度
魚座という12サインの最後の満月。次の牡羊座へ、新たに向かうためのステップとして、じっと自分自身を見つめ直す時期となるのかもしれません。
満月のチャートが美しいグランドトライン、カイトを作っていますが、
ドラゴンヘッドとドラゴンテイルのオポジションには、蟹座の火星が90度で、「Tスクエア」を作るという、人間関係の厳しさのようなものを表しているようです。
しかし、同時に双子座の木星が同じ7ハウスに入り、穏やかな人間関係を促すような配置となっています。
・希望をもって前進
どんな時も希望を持って、変化を受け入れながら、少しずつ前進を。
天体は刻々と動き、状況も変化します。
一時的な影響は大なり小なりあるとしても、天体が動けば状況はガラリと変わり、あれは何だったんだろう・・という時もありますよね。
物事が思うように動かない時には、ホロスコープを読んだり、未来予測をしてみると希望の光が見えてきます。
今の状況を解説してくれたり、未来に希望をつなげたり。と、その時々の新たな発見や気づきがあって、本当に面白いホロスコープです。
ぜひ、この機会に、ご自分のホロスコープを紐解いてみられると新しい発見や気づきが生まれてくることでしょう。
今日も最後までお読みくださって、ありがとうございました。
お時間があれば、こちらもご覧になってください。
よろしくお願いします。
今日も楽しい一日をお過ごしください。
Merci beaucoup !