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漫才
髙比良くるま『漫才過剰考察』を読んで。
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今年のM-1も面白かったな、最高だった
10330組もいるのに2連覇しちゃう令和ロマンすごすぎて、
くるまさんの頭の中が気になり過ぎて読みました
だって、優勝したらもう出たくなくない?
普通は
みんなからの期待とかプレッシャーすごいだろうし
なんでまたM-1出るの??って思ってたけど、
この本を読むとちょっと分かった気がする。
くるまさんはM-1で優勝したい、爪痕残したいなんて思ってなくて、
M-1に人生を救われたから、恩返ししたい気持ちがあって、
大会自体を良いものにしたいっていう想いがあったからこそ、
2023のM-1では納得いってない感じがあって、、
2023のM-1は令和ロマンがトップバッターで高得点を出して
そこからコント漫才、しゃべくり漫才とかいうような漫才のタイプが固まってしまったこともあって点数が伸びず、
私も見てて感じたけど、大会の盛り上がりが右肩上がりになってしまった感じがあった。
だから、優勝したけどくるまさん的には
目標を達成した!やりきった!っていう気持ちではなく、もやもやした気持ちが残ってて、本人も「優勝すると思ってなかった」って何回も言ってた。
2連覇したいって気持ちももちろんあったと思うけど、自分たちがもう一回出てM-1を盛り上げたい!っていう想いで2024に臨んだのか〜!と。常人ではない!
その点に関しては、2024は大成功では!?
トップバッターで出た時、
このあと大丈夫か??
って思ったけど、令和ロマンがトップバッターだったことで会場全体のボルテージが上がって、盛り上がったように感じた
M-1の漫才ってたった4分だけど、そこにみんな人生賭けてて、
果てしない努力があって、
なんか生半可な気持ちで見るのが申し訳ない気持ちになった。
練習のしすぎで流暢に話しすぎてもなんか冷めちゃうし、普通の「会話」っぽく話すのって大切だと思うけど、M-1ってなると緊張とかでそうもいかなかったりするし、
ほんとに漫才って難しいな〜と思う。
くるまさんはこの本のなかで
「西」の漫才と「東」の漫才だけじゃなくて、
「北」と「南」の漫才の違いについても話しててそこが面白かった。
実際にネタを見てるときには
いったん忘れたい知識かもしれないけど、
今後漫才を見るのが楽しくなりそう
私的には「男性」と「女性」の面白さのツボの違いもあるだろうな〜と思う
(こんなジェンダーレスな時代にすみませんが)
男性脳、女性脳とか言うもんね!??
くるまさんと一緒に漫才やM-1を
過剰に考察できて楽しかった^^
お笑いのことになるとガチすぎて
長文になってしまいました。
「終わらせよう」