ワイの友達(カエル🐸)のはなし
わたしの友達を紹介します🐸
カエルのまもる君(まーくん) 4歳♂
イエアメガエルという種類で、
歳をとってくると段々皮膚が垂れ下がって妖怪のような見た目になることが特徴です🐸
まーくんは、うちに来たばかりの生後まもない頃、餌食いに失敗して傷つき、拒食になってしまいました。(赤ちゃんカエルにはよくあることで、ここで躓いて星になってしまう子は沢山いるそうです)
赤ちゃんの頃は脂肪が少ないので、日に日に衰退してゆき...
拒食を続けて2週間足らずで骨と皮だけの状態で動かなくなってしまいました。
両生類仲間に相談しても、
病院へ連れて行っても、
もうこの子は残念だけどダメだね。と言われる始末。絶望。。。
それでも私は諦めたくなかったので
強行手段にでました。
強制給餌です。
固く結んだまーくんの口を下敷きでこじ開けて
コオロギの粉末を練り固めた小さいお団子を無理やり押し込みました。
苦しくて苦しくて何度も吐き出そうとするまーくんの口を、
わたしは泣きながら塞いで、
むりやり飲み込ませました。
ごめんねまーくん😭😭😭生きてくれ...頼む...
ものすごくしんどくて不機嫌そうな表情をしながらもなんとか強制給餌を完了し、
あとは天に祈るだけ。まーくんの生命力をしんじるだけ。
そうして数日間様子をみていると...
なんとみるみる体調が回復してゆき、
脂肪もついて
1週間後には元気にゲージ内を遊び回るようになりました。
いまでは、すっかり大親友で
頭の上にまーくんをのせてギターを引いたり酒をのんだり...(*´³`*)
あのとき強制給餌を実行していなければ
彼は確実に星になっていたでしょう。
そのときの選択しだいで
まったく違う世界線が広がっていたのだなと思うと、考え深いものがあります。
愛は不可能を可能にする力があるのだなと。
誰に否定されようが不可能と言われようが、心が動くならやってみるんだ。
とにかく、やれるだけやってみるんだ。