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take_kuroki
エッセイを読んでみよう
エッセイを読んだことがありますか?
エッセイストのエッセイもいいですが、
自分がよく知っている作家や芸術家のエッセイはとても面白いです。
その人たちの本職の仕事には、彼らの「よそゆき」の顔が表れています。
それに対して、エッセイには素顔が垣間見え、
作品からは想像できない姿を発見することができます。
私は昔から安野光雅さんのエッセイが大好きでした。
あらゆることに造詣が深く、非常に頭がいい方なのに、
とてもカワイイ面もありました。
翻訳家のエッセイも、とても興味深いものです。
岸本佐和子氏、斎藤 真理子氏の場合、
翻訳作品(よそゆき)とエッセイ(素顔)の落差が大きいです。
洗練された日本語と、驚きの日常生活のギャップがとても面白いです。
優れた作品の裏側には、ごくごく普通の日常生活があります。
天賦の才能に恵まれていた部分もあるかもしれませんが、
努力と苦労の量も半端ないことがわかります。
ひたすら階段を登り続けた結果、今の地位に到達しているのです。
小説家や翻訳家は、エッセイも書いていることが多いので、
探してみましょう。
それ以外の分野の場合は、ブログを探してみましょう。
優れた人たちの素顔や日常を垣間見ることで、
一足飛びに光の当たる場所に行ったわけではないことがわかりますし、
優れた人ほど、地道な努力重ねていることがわかります。
往々にして、スポットライトが当たっている部分に
目がいってしまいがちですが、
その裏には、努力を重ねる普通の日常があります。
優れた人のエッセイやブログをぜひ読んでみてください。