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人間関係は育むもの

聖路加国際病院名誉医院長の日野原重明先生の言葉に、
「家族とは、あるものではなく、手をかけ育むものです」
というものがあります。
これは、家族に限らず、すべての人間関係に
当てはまるのではないでしょうか。

どんな関係も、そのままにしておいたら進展することはなく、
疎遠になっていく傾向があります。
仲良くなりたい相手がいれば、自分から仲良くする努力が必要です。
「この人との関係はどうでもいい」と思えば、
相手から同じように扱われる可能性が高くなります。

「こういう人間関係を作りたい」と思ったら、
日野原先生の言葉の通り、自分から手をかけて
育んでいかなければなりません。
特に家族など、近い関係にある人ほど、気を使わなくなりがちです。

人類は古来より、誰かと助け合いながら生きてきました。
自分が元気な時は「一人でも大丈夫」と思えますが、
その状態が永遠に続くわけではありません。
テクノロジーがどんなに進歩しても、
今のところ人との関わりなしには生きていけません。
「自分は一人で生きている」と思っていたとしても、
実際はそうではありません。
社会基盤を支えてくれる多くの人々がいなければ
生活そのものが成り立ちません。

良い人生には、良い人間関係が欠かせません。
それは自然にできあがるものではなく、自分で育てていく必要があります。
まずは家族など、身近な人たちとの関係から見直してみましょう
その関係は良好でしょうか?
仮に良好であったとしても、放っておくのはNGです。
ちょっとした気遣いなど、その時にできることをして、
毎日少しずつ、良い人間関係を育んでいきましょう。

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